今日、近くのスーパーの鮮魚売り場で イサキの刺身を見つけた
ほろ苦いような・・なつかしいような
なんともいえない感情が溢れてくる
慢性腎炎の末期と言われ、ほとんど何も食べてくれなかったちゃーが
食べてくれた魚
季節の限られる魚だったから・・祈るような気持ちで毎日、鮮魚売り場を覗いた
ちゃー、キミの好きだったイサキ・・みつけたよ
当時、毎日刺身を私が噛み砕いて・・手で君の口元に差し出していたから
口も手も・・いつも魚臭かった私
なんだか・・遠い昔のような気がするよ
まだ、キミの姿が見えなくなってから・・半年も経っていないんだよね
・・最後まで・・少しでも私に出来ることを残してくれたキミ
だから・・キミとの思い出は・・せつないけど
少し暖かい
『死者の贈り物』と言う長田弘さんの詩集の中にある
「三匹の死んだ猫」という詩の一節に
「生けるものがこの世に遺せる
最後のものは、いまわの際まで生き切るという
そのプライドなのではないか。」
というのがある
生きた長さも、最後の時間の長さも・・ちゃーとフウは違うけど
いや・・ショコラもミュウも犬のリュウも・・それぞれの旅立ち方をしたけど
キミ達は・・いまわの際まで・・生き切ったよね
長田さんの詩の最後は・・こう結ばれる
「雨を聴きながら、夜、この詩を認めて、
今日、ひとが、プライドを失わずに、
死んでゆくことの難しさについて考えている。」・・・と
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気の早い告知です。秋のご予定に加えていただけたら、嬉しいです。
9月3日(火)より12日間
個展開催予定
場所 ワイアートギャラリー
... 〒530-0027 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380 FAX 06-6311-5388