いろんなピンチが 訪れるけれど
時々、それに混じって
思いもかけないチャンスがやってくる
私は、自分の作品を とびこみで自ら売り込むということが出来ない
販売で生計を立てようとしているくせに、営業部門のない会社のようだ
天から 気まぐれに降ってくる チャンスという奴を
ただ、ただ、待っている
落っことさないように 手だけはずっと掲げているんだけれどね・・・
それでも・・・そんな チャンスという奴・・・
忘れた頃に降ってきてくれるから・・・不思議だよね
３年ちかく前の話です
一人身になって、作ることでのみ生きていくと決めたものの
不安な想いを抱えたまま ３度目になる有馬の『ガレリア・レティーロ・デ・オーロ』で個展を開いていた時です
お子様二人と一緒に入ってこられた女性がいました
親子３人で熱心に見ていただき、質問までして頂き
私も、嬉しくなって一生懸命答えていました
何より、娘さんたちのお行儀のよさに感心していたのですが・・・
なんと、その女性は大丸神戸店の『暮らしのギャラリー』の方で
どういう経緯からか、私のホームページを見てくださったらしく
でも、その当時の私のページは ある事情から メールなどに対応できない状況にあるとのお断りを載せていました
｢だから直接・・・現地にきました」と 彼女は言って下さいました
天にも昇る気持ちでした
過酷な状況であっただけに なおさら・・・
拾ってくれる神様もあるのだと 思えました
そして ２年前の２００８年１０月
娘も引っ張り込んで 大丸神戸店『くらしのギャラリー』にて
親子展『イノチタチ』を 開く事ができ・・・その後まもなく、このブログが始まった
もとをただせば 『くらしのギャラリー』の方との出会いがあったから・・・
ホームページで連絡が取れないとわかっても、諦めず現地に来て下さったその出会いがあったから
なんとか 希望を捨てずに この３年間を生き抜けたのかも・・・
その『くらしのギャラリー』での展示会が
またこの秋１０月に、あります
私も娘も、満身創痍ではありますが
希望は捨てていません
今だから・・・出来るかたちが・・・きっと、ある
一番相応しいかたちが きっと あるのだと
できないことを数えるより
できることのある幸せを数えようよと
この３年間で、おぼえた
いろんな人や自然に 教えてもらったよ
迷子になって
泣きべそかいて
それでも
歩いてく
光に向かって
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