ときおり・・私は逝ってしまった命たちと対話を交わす
私の一方的な思い込みかもしれないけれど
そんなときだけ・・彼らは私の傍に居て
何と表現したらいいのだろう・・厚みのある塊として存在しているような気がする
彼らの塊が、今の私のある部分を作ってくれているのではないか
生きていた時は・・別箇だった命が
旅立ったから・・私の中にみんな入り込んで・・私の一部になってくれているのではないか
じゃあ・・今度私が旅立った時・・私は・・誰の一部になるのか
なれるのか・・・そんなことをふと思う
今日、娘たちと回転ずしに向かう途中の車の中で・・虹のカケラを見た
その時・・3人で・・たまたま私がツイッターで知った
朝虹は雨、夕虹は晴れという言葉について語り合った
そして・・「死ぬ間際・・もし可能なら、今行くところでいいからお寿司を食べたい」なんて
重くならず笑いながら言ってみた
すかさず娘も、「一流のお寿司屋さんでなく回転寿司でいいの?」と笑いながら返した
そんな会話と共に・・いつか私の形が存在しなくなったとき
虹のカケラを見かけたら・・娘が、私と交わしたそんな会話や笑い声を思い出してくれたらいいな
私は・・今、私の命を生きているけど
でも・・それだけではなくて
いつか誰かの思い出になるためにも生きているのだと・・最近思う
そして・・そんな遺す思い出が、
いつか遺されたものが、心細くなったとき
現実に傍で寄り添うことは、もう叶わなくなっていても
大丈夫だよの信号となれたらいいな
娘のように、直に思い出を遺せる人は限られているから
遺したつちびと達から・・同じようなことを
私はできたらと願っているのだろうな
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★ 秋の個展のお知らせ ★
可南つちびと展 「祈りにも似て」(仮題)
会期:2019年11月12日(火)〜11月23日(土祝)
開場時間 11時〜19時
*(11月17日日曜日・と最終日11月23日(土祝)は11時〜17時
11月18日月曜日は休み)
今回は最終日が11月23日土曜日となっておりますので、ご注意ください
場所:ワイアートギャラリー 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380 info@yart-gallery.co.jp
前回のつちびと展の会場風景は
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