命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

ブレーメンへ 行こう




つちびととさえ呼んでいなかった頃 作った作品がある

もうひとつのブレーメン


技術的には 拙く

画像も あらい


でも、この中に 今も変わらず伝えたいことがある・・・


荷物を運べなくなった ロバ

卵の産めなくなった ニワトリ

鼠の取れなくなった ネコ

番犬にならなくなった イヌ


役に立たなくなったものを処分しようとしている人間たちから

彼等は 逃げ出す


『ブレーメンに行こう』を 合言葉に・・・


ほんとうの『ブレーメンの音楽隊』は ハッピーエンドだけど

多くの事を示唆してる



いらなくなったら捨て去る人間の傲慢

年をとることは無用のものになる事?という問い

ならば、自分が捨てられる事だって起こりうる


ホームレスさんや派遣切りの事聞くたび

ブレーメンのこと思い出してた。



私の作った『もうひとつのブレーメン』

少し哀しい・・・


終の棲家を 求めて求めて

歩きつかれて 眠ってしまった

ハッピーエンドの童話の結末・・・は

眠った彼等が見ていた夢

そんなふうにしか 思えなかった






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コメント一覧

可南
http://happy.ap.teacup.com/kanan/
>さくら様

初めてブレーメンの音楽隊を読んだ子供の頃、たとえ泥棒のものとはいえ 乗っ取って幸せになるという結末に違和感を覚えました。
そして、姿はおばさんになった私が 描いた世界はこうでした。
たとえ彼等がブレーメンの音楽隊になれずとも、同じ夢を見る信頼できる仲間と共に居れることは幸せなのではと思います。

さくらさんの仔達は 幸せですね。いとおしいと思ってくれる人の腕の中で あちらの世界にいけるのだから・・・

さくら
http://toushihomes.livedoor.biz/
哀しい結末ですが、私もそんな気がします。
「いらなくなったら捨てる…」

私は愛猫達に何もしてあげれないけど
ボロ家だけど、安心して眠れる家と
空腹を満たす食事だけは与えてあげたい。
終の棲家として最期の時一緒にいたい…
愛猫の最期はいつも私の腕の中で
虹の橋へ送っています。


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