『ロッテ涌井2年ぶり無四球完投 開幕連勝で復活予感』
昨年の前半は直球のシュート回転が直らなかった。体が横振りとなって他の球種の変化にも影響が出た。その反省から、2月のキャンプのブルペンではシュートとチェンジアップを封印した。1カ月かけて、直球の質を高めてきた。開幕のソフトバンク戦も、この日の楽天戦も、左打者の内角にきれいな回転の直球を投げ込んだ。本人が物足りなさを感じる出来でも、打者と勝負できる球質だった。
投球105球は、9回完投試合では11年6月1日巨人戦の102球に次いで自身2番目の少なさだった。
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『ロッテ涌井 2年ぶり完投授業 3年目・田村を“逆リード” 』
エースの自覚も芽生えた。正捕手の育成だ。イニング間にはベンチで配球をやりとり。7回2死走者なしの場面では0ボール2ストライクから田村のリード通り直球を投じ中前打された。「調子に乗っちゃいました」とマウンドに謝りに来た3年目の捕手に「おお」とだけ応じた。田村は「ワクさんは(打たれると)分かっていたんだと思います」と証言した。痛みで教えることもある。
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『【ロッテ】涌井、移籍後初完投勝利!無四球1失点、久々2年ぶり』
昨年9月28日。お立ち台で「すいません」と頭を下げた。移籍1年目は最終登板で勝つまで本拠地6連敗。「来年はここで全部勝つ」と誓った。今季初のQVC登板を移籍後初完投勝利で飾り、「まず一つ勝てて良かった」と本音をこぼした。
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『黒木以来5人目!ロッテ・涌井、開幕投手から2戦2勝』
ドラフト制後(1966年以降)、開幕投手の開幕2戦2勝以上は、木樽正明(70年2戦2勝)、村田兆治(81年7戦7勝など5度)、小宮山悟(93年6戦6勝)、黒木知宏(01年3戦3勝)に次ぐ14年ぶり5人目(9度目)。他球団から移籍してきた投手が開幕投手を務めて開幕戦から2戦2勝したのは小山正明(65年2戦2勝、64年に阪神から移籍)以来50年ぶり。
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『ロッテ涌井105球で移籍後初完投勝利』
6安打1失点、わずか105球で楽天打線を手玉に取った。それでも「向こうの早打ちに助けられた部分もあった」と冷静だった。
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TV『すぽると』でのコメント「まだ2試合終わったばっかりで(エース)そう呼ばれるのはどうかと思うけど、チーム全体にもっともっと信頼されるように頑張っていきたいと思います」
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