唯一できるスポーツ

かのんは顔的に「スポーツやってそう」とか「走るの速そう」とか言われてきたけど、そんなことない。全くない。ただのハッタリw

走るのは幼稚園時代から遅かったし、いつもビリでよく泣いていた。部活も吹奏楽部だったし、とにかくスポーツというものに縁がない。

そんなかのんでも唯一自慢できるスポーツがあった。それは、、、水泳！！

水泳だけは得意で小学４年生で50メートル泳げていたし、タイムも50メートルを１分かからずに泳ぎきっていた。これは自分の中でもちょっと自慢だ。へへん！

それから20うん年。ダイエットのために夫と「プール行こうぜ」という話になった。

プール＝泳ぎ　楽勝っしょw

かのんは頭の中で浮かれていた。「わーいプール！プール！」

そして、水着に着替え、、、水の中に入り、、、壁を蹴って進むっ！

 

………

溺れた。

 

全く前に進まなかった。自分でびっくりした。「えーっ！」って思わず声に出た。

しかし、かのんがいたそこは『泳ぐ人ゾーン』。何がなんでも泳ぐしかなかった。仕方なく一掻きで数ミリしか進まない平泳ぎを披露することとなった。恥ずかしかった。と同時に情けなくなった。ちくしょー！唯一できるスポーツがああああああ！

 

そんなこんなでかのんはスポーツができない人と覚えてください。