KANTAROOO Blog

某てれび局のCGデザイナーを引退した かんたろの日々
心にわきおこる興味をお届けします。

2016年秋講座にて

2016-09-29 | 春・夏・秋・冬 特別講座
お天気に恵まれて、どこかの金木犀が風にのってふんわりと香りが届いた秋の二日間
読売文化センターで秋の特別公開講座でした。


今回作ったのは「満月とうさぎ」のカードです。
雲が晴れて 月が出てきます。
なんの変哲もないカードにみえますが、窓辺や光の射す方へ飾ると
月で遊んでいるうさぎがぼんやりと浮かび上がります。


ウサギのポーズは8種類、ベースの色は10色。
そこに雲のパーツやウサギのパーツなど自由に色選びをして組み立て自分だけのオリジナルカードをつくりました。


月の光や雲の表現に細かい透かし模様を入れるのが特徴なので「細かくて難しそう。」と思われがちですが、
小さく穴が開くパンチを使用していますので、作り方さえわかれば どなたでも簡単綺麗に作ることができます。


薄い紙を切るときはいつも以上に慎重に。
ちょっとカッターの刃でひっかけると切れてしまいますよ。

説明を聞きながら2時間の制作で、1つカードができあがりました。
原図の残りをお家でつくるときにはコツを思い出して、1時間ほどで1つのカードが作れると思います。

さぁ では皆さんの出来上がり作品をみてみましょうか^^b
八王子センターのみなさんの作品

今回初めてこの薄紙を使いました。
いつもと違う切り心地にびっくりでしたね。
色はこの二色が人気でした。


今回初めてが続きます、リピーターさんはすぐに気が付かれようですが いつも使う色と違う色が3つベースに使われています。
深いグレーと明るい茶をベースに使用しました。
秋の夜を表現するにはピッタリでしたね。^^

続いて 町屋センターのみなさんの作品

同じ深いグレーを選んでも月の色やウサギのポーズ、雲の色を変えるだけで全く雰囲気が変わるのがこのカードの面白さでした。


ちょっと面白い組み合わせは
紫と明るいオレンジの月や青緑に黄色の月の色合わせです。
一般的に考えると色同士が対照的なので色がぶつかりそうですが、ぼんやりとした光を通すとファンタジックになりました。


雲を二つとも同じ色にした例です。
シンプルな手法ですが飽きがきませんし、色合わせに失敗することがありません


町屋作品大集合
(一枚で全部入りきりませんでした!)


八王子作品大集合
たくさんの人で作って並べると、それぞれ違った配色で個性が出てうさぎも月で喜んでいるように見えました。^^


お月見をテーマにしたのは 2010年の秋講座の「お月見うさぎ」で、このデザインを覚えていらっしゃる方も多いようでした。
月とうさぎをテーマにするデザインは人気があるようで、今回の講座に初参加の方が3名もいらしてくださいました。
リピーターさんもお久しぶりの月とうさぎのモチーフに喜んでくださいましたね。
いつもご参加ありがとうございます。^^
(初参加の方が多めの講座でフォローも多くなり制作画像は少な目でした ごめんなさい。)

次回の特別講座は12月初旬

「立体クリスマスカード」です。
お楽しみに!^o^/




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