フィオレンティーナ～正式には「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」と言うらしい。フィレンツェの名物料理。フィレンツェ風Ｔボーンステーキ。イタリアに初めて来た人はこの名物料理を完食しなくてはいけないらしい。まあいわば儀式のようなものです。画像のとおりの１キロは軽くありそうなＴボーンステーキ。前日も骨なしのフィオレンティーナを食したばかりなのに連日のステーキとは。そもそも飲むことがメインで焼肉屋に行っても数切れで満足な人間に１キロ以上の肉を食えってのはあまりに無理な話です。
塩コショウのみのシンプルな味。この肉がトスカーナ料理としての本来のキアーナ牛だったのかは最後まで分からなかったのですがとにかく美味い。肉の真ん中はほとんどレア状態。黙々と食べ進むも肉の前に前菜やパスタを少々食べてしまったので途中から大幅ペースダウン。最後のほうはなるべく肉を小さく切って飲み込む感じ。フードファイター小林の気持ちになって食べました。
ただ骨をしゃぶるまではお腹一杯で無理。Ｔボーンステーキって骨の近くの脂肪のところが本当に美味いんじゃなかろうか？ほぼ完食で儀式は終了したのですが、その後はグラッパ一気飲み。確かに食道の余分な油分を洗い流す気がしました。次の日のう○こが妙に臭かったのが忘れられません。
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