カンマネの安心したいブログ

ただ、君を愛してる

ただ、君を愛してるTSUTAYAで久々にDVDを購入。「ただ、君を愛してる」。これは半年くらい前でしょうか、ある年上男性好きの女性スタッフさんがパパ位年上のお友達(?)に借りた原作本(市川拓司の小説『恋愛寫眞 もうひとつの物語』)をこっそりまた借りさせてもらって読んだ小説の映画化作品。その原作を読んだときは映画化されていてDVDが発売になったら観てみようと思ってた作品です。レンタルが一杯だったので買ってしまいました。

本質的なインプレッションじゃないのですが静流(しずる・主人公・宮崎あおい)が使ってたカメラが印象的。キャノンAE-1。僕が高校生から大学生にかけて使ってた銀塩フィルムのカメラです。誠人(玉木宏)が使ってたのがキャノンF-1。懐かしい。これらのカメラがイントロで出てくるとこの物語の時代背景はそれこそ僕が高校生とか大学生の25年以上前なのかと思ってしまったわけです。ただ物語が進むにつれビーチサイドの記念撮影はデジカメだし、図書館?らしきところに出てくるノートPCのOSはウインドウズXPだし。最後まで携帯は出てきませんでしたがどうにもあやふやな時代設定はいただけない。もしかして写真を志している学生さんは今でもキャノンAE-1やF-1を使ってるということなのでしょうか?ちなみに誠人が就職した後の描写はキャノンEOSでした。それと大学の裏手にあんな森があるなんてそれこそ25年前の多摩動物公園ならありなのでしょうが現実的に今そんなとこあるのでしょうかね?

そんなひねくれた感想は置いておいて、この作品は原作の静流(しずる)の可愛さ感を宮崎あおいが十分に出してましたね。原作を読んで思い浮かんだ静流のイメージをほとんど崩さなかったのは彼女のキャストがはまったという事だと思います。特にメガネを取った時の可愛さの落差が良かった。「私はただ、好きな人が好きな人を好きになりたかっただけ」というせりふも印象に残る。最後の個展の写真を中心とした描写も泣かせにかかってるのを解っていながらもぐっとこらえましたよ。

前述の些細な矛盾を置いておけば映像美としてのファンタジー純愛作品としてみれば十分に綺麗で感動できる作品だと思います。公式サイトのメイキング映像の宮崎あおいちゃんのインタビューのコメントがこの映画の全てなんじゃないでしょうか。「一人の人だけを死ぬ気で愛して、その人の為だけに生きられるということを皆が出来たらすばらしいこと」。まあそういう事なんじゃないかと思いますよ。

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