有馬記念の強烈な思い出と言えば、オグリキャップの感動のラストランでも単勝万馬券のダイユウサクでも涙のトウカイテイオーでもなく、やはり2008年と2009年に連続3着だったエアシェイディだなぁ。。とここまで書いてきっと昨年も書いていたんだろうと思っていたら、やはり昨年も一昨年も3年前も書いていました。2009年の予想は→ここで、回顧記事は→ここ。まぁ最後のレースなんだから(ホープフルSも東京大賞典もありますが)思い入れだーってことが言いたいらしい。
週中からいろいろ検討していたけれど、見れば見るほどこのレースは4強の戦いなんじゃないかと思えてくる。ただ何が起こるのかがわからない、意外な馬が突っ込んでくることも多いのがこのレース。
◎ステラヴェローチェ
朝日杯FS2着、皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞はハナ差で4着とクラシックを皆勤しそれぞれのレースで常に上位を走り続けてきた。近3走を見直してみると、ダービー(3着)、神戸新聞杯(1着)、菊花賞(4着)とも上がり最速を発揮しながらも差し届かないというレース。究極の上がり勝負よりも、どちらかと言えば消耗戦に強い印象。という事は、今回は逃げ馬が速めのペースで引っ張って、上りがかかるまさにこの馬にとってはおあつらえ向きの展開になるのではないか。と書いてみたもののサウジアラビアRCからずっと追い続けている馬が最後に勝つという願望?でもある。
〇タイトルホルダー
大外になって若干人気を落としているが、パンサラッサが行き脚が速いので早めに縦長展開になるはず。最初の3角まで上手に斜めに走って番手を取る。爆走気味に飛ばすパンサラッサがいれば実質ペースを作るのはこの馬。昨年のテーマは菊花賞馬が強いだったが、今年も同じ。◎の逆転も秘める。
▲エフフォーリア
コントレイル、グランアレグリアを負かした天皇賞は確かに強かった。ただ逆に言えば広いコースの2000がベストパフォーマンスを発揮できるコースであって、事実ダービーもシャフルヤールに最後交わされた。あっさり勝たれても不思議ないが、消耗戦の非根幹距離は最適の場とは思えず単穴評価。
△クロノジェネシス
グランプリ4連覇がかかる昨年の勝ち馬。実績もコース適正もナンバーワンなのは認めるものの、これは変な固定観念かもしれないが、凱旋門賞直行というのがどうしても気になる。確かにオルフェーヴルは凱旋門賞からの直行で当レースを勝った。この馬にあっさり勝たれて4連覇もありだとは思いながらも4頭に順位付けをするとなるとこうなった。
×シャドウディーヴァ
昨年のサラキアのイメージ。道中は後方で静かにしていて直線大外から突っ込むならこの馬か。
◎の1頭軸3連単マルチ中心で印どおりに強弱付けて。
昨日のように買う直前で弱気になっていろいろ手を広げないようにしたいと思っています。