カンマネの安心したいブログ

ブラザー・ベア


ブラザー・ベア
なんでいきなりデイズニー映画なんだ。単にまいまいのDVDが巡回していてたまたま僕に回ってきただけです。借りたのはずいぶん前でなかなか見る時間もなくほったらかしにしていました。でもこれは侮れない・・・・

まずはコピペから(FROM NTT-X STORE)
母親とはぐれてしまった子グマのコーダは、"サケの川"と呼ばれる川辺を目指して、孤独な旅を続けていた。大勢のクマが集まるこの場所でなら、再び母親に巡り会えると信じるコーダは、心細さを必死に押し隠していた。そんなある日、コーダは人間の罠にかかった見知らぬクマ、キナイを見つける。『一緒に旅をする』という条件付きでキナイを助けたコーダは、キナイが子供でもないのに、クマの世界のことついて何も知らないことに驚く。実はキナイは、クマに姿を変えられてしまった人間だったのだが…。
クマに姿を変えられた青年と、寂しがり屋の子グマが繰り広げる、勇気と冒険のドラマ。兄弟愛をテーマに、人間とクマの間で結ばれていく温かな心の交流を描く。音楽を担当するのは、「ターザン」でもディズニー作品に参加したフィル・コリンズ。愛らしい子グマのコーダのほか、ディズニー伝統の動物もふんだんに登場し、家族揃って楽しむことができる。映像特典として、NG集や未公開シーン集、ミュージック・クリップなどが収録されている。

ディズニー?アニメ?ほとんど観た事ありません。もしかしたらアニメ映画なんて千と千尋以来かもしれません。子供達も学校から帰ってきたらどこかへ出かけてしまったので一人でPCで観ました。まったく何の期待も持たずに。

最初の20分位は前ふりと言う事で少々説明的なのですが、スクリーンサイズが広がってからはどんどん引き込まれた。ストーリー展開はいたってシンプル。そんな中でディズニー映画らしい(のか、ほか観てないんで分かりませんが)ミュージカル風のシーンの挿入も違和感ない。こういうのを3Dアニメと言うんですか?立体感ある風景描写、アニメだからできる登場人物の動きのダイナミックさ。背景の美しさと相まって神話的なストーリー展開は、B級邦画大好きの僕にとってはとても新鮮。いつも前頭前野が3割くらいしか活動しない状態で観ている自分が信じられないくらい引き込まれていきました。

言語を英語と日本語に切り替えながら観ていたのですが、日本語も十分に練られた脚本。掛け合い的なジョークは言語から日本語にすると違和感ある場合が多いのですが、この映画に限っては日本語吹き替えで観ても十分に言語のニュアンスが伝わって来ました。東山を配した吹き替えの方が日本人としては面白さが伝わるんじゃないかな。

この物語の根底にあるのは「愛」です。(だんだん原辰徳みたいになってきました・・・)復讐は無益。加害者になることも被害者になることもある。地球上の生きものたちがお互いに助け合って生きていけば、夢と愛情に満ち溢れた世界が創造できるよ、というメッセージなんじゃないかと思います(すみません。1回しか観てないので読み込み甘かったらごめんなさい。)

子供たちにも根底のメッセージが十分に理解できる(と思われる)ストーリーは、きっとディズニーだからなんでしょう。監督のマスターベーション的絵作りのB級邦画に浸ってた僕は目から鱗が落ちる思いでした。もう少し借りていて子供たちにもみせたいと思ってます。エンドロールの小技や特典映像のNG集も面白い。アニメなんだからNGもなにもないだろうと突っ込みを入れるのがヤボなくらい最後まで楽しめた作品でした。舞浜の混雑が苦手な僕も、今も昔も、大人も子供も愛され続ける「ディズニー」の偉大さを再認識した次第です。

だからと言って、ネズミーランドに行きたいっっ!!とまでは思いませんでしたけど。僕にはDVD鑑賞で十分。今度は、ファインディングニモでも観ようかな。


TDR
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