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kaoる風

お伊勢参り 二日目

相変わらず早く目が覚めてしまいました

再びパール風呂で、キラキラパールに包まれて気分は

伊勢湾の曙の風景 いいですねぇ

朝食は、昨夜とは違った場所で、日本庭園を眺めながら頂きました

ロビーで伊賀焼のしぶいマグカップで頂いた珈琲も美味しかったです

 テーブルの花器も可愛い

友禅や浴衣の染める際に用いる伊勢の伝統工芸品「伊勢型紙」

美濃和紙を柿渋で張り合わせ、精緻な柄を小刀で丹念に彫りぬいた型紙で、千年以上の歴史を持つそうです。

 

もう少しゆっくりしていたかったのですが…

チェックアウトして、シャトルバスが出るまで売店でお土産を購入して

8:30分頃、宿をあとにしました。

 

鳥羽駅 8:40発  伊勢市 8:56着

ガイドさんとの待ち合わせ場所は、外宮表参道火除橋前

初めてのお伊勢さん、迷ってしまうことを考えて少し早めに とは思っていたのですが…広い外宮参道を真っすぐ歩き、突き当りの横断歩道を渡ると外宮に到着

待ち合わせの橋もすぐに分かり、一安心はしましたが…時間が余ってしまったので、通り過ぎてきた赤福のお店で調整

10時10分前位に待ち合わせ場所に着くと、まだ担当のガイドさんはいない様で…少し心配になりましたが、時間ぴったりに現われました

 

豊受大神宮(外宮)御祭神である豊受大御神はお米をはじめ衣食住の恵みをお与えくださる産業の守護神である等の説明を受け、手水舎でお清めをしたらいよいよ中へ

伊勢神宮の鳥居は、最上部の笠木は二層ではなく、島木を使わないで一つの柱で作られていて、額束もないことから「神明鳥居」に分類されシンプル

鳥居の両側に「榊の枝」が上向きに紐で据え付けてあり 「神域への境界」「神域を守る」「神域と俗世を隔てる結界」などの意味合いがあると思われているという話を聞きながら、鳥居をくぐると空気が澄んでいて、厳かな気持ちになりました

 

「一の鳥居」、「二の鳥居」を抜けて「神楽殿」へ

玉砂利の敷かれた参道を歩く…今日は、昨日の雨上がりという事で砂埃もたつこともなく気持ちよく歩くことができました

が、乾燥しているときは、砂埃がたってしまって大変だとガイドさんが話してました

御朱印帳に外宮の御朱印を頂いたり、勾玉の形のお守りを購入

「このお守りは、ずーと持っていて下さい」とガイドさん

伊勢神宮のお守は、効果に期限がないので、返納せずいつまでも大切に手元に置いておきます

 

「古殿地」 正宮と同じ広さの敷地を持ち、前回の遷宮まで御殿が建っていた場所。中央には「心御柱」シンノハシラを納めお守りするための覆屋があり、次の遷宮まで静かにその時を待っています。

 

 

「正宮」 天照大御神の食事を司る豊受大神宮が鎮座。正殿は神宮だけの建築様式「唯一神明造」 正殿・西宝殿・東宝殿の3つからなるが、幾重に板垣が巡らされており、拝所からは直接見ることができない。ガイドさんが、ここから正殿が見られると教えてくれました

 

「三ツ石」 御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)や奉仕員を清める式年遷宮の川原大祓いが行われる場所。

 

「風宮」 御祭神は級長津彦命(つなつひこのみこと)と級長戸辺命(つなとべのみこと)で、内宮別宮の風日祈宮(かざひのみのみや)のご祭神と同じです。

雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮では古より正宮に準じて丁重にお祀りしています。

 

「土宮」 地主の神である大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祀りしています。別宮で唯一、東を向いています。

 

ここでガイドさん、神事に使用する水が湧いている場所へ連れて行ってくれました

その近くに生えている杉の大木には、パワーがあるということで、両手を当ててみると不思議と心が清められていく感じがしました

「多賀宮」 外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。ご祭神は、豊受大御神の荒御魂。

神様の御魂のおだやかな働きを「和御魂」ニギミタマと申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを「荒御魂」とたたえているそうです。

 

多賀宮に参拝して、風宮の石垣の方へ回るとガイドさんから「ここにハートの石がありますよ」と教えてもらいました

 

「亀石」 池に架けられた大きな石、見た目が亀に似ています

 

外宮をあとにして、内宮へ向かう直通バスに乗り込んで、約20分位で到着

「皇大神宮」(内宮) ご祭神は、天照大神 皇室の御祖神であり、歴代天皇が厚くご崇敬になられています。また私たちの総氏神でもあります等の説明を受け

五十鈴川にかかる宇治橋(日常から神聖な世界への架け橋)を渡ります

床板や欄干は、檜で作られていますが、橋脚の部分は水に強い欅をつかっていて、遷宮の4年前に架け替えられているそうです

内側の鳥居は、内宮の旧正殿の「棟持柱」ムナモチバシラが、外側の鳥居は外宮の「棟持柱」が用いられています

大山祇神社・子安神社(おおやまつみじんじゃ・こやすじんじゃ)は、昨年造り替えたばかりなので、遷宮の終わった感じをあじわえるのでは…とガイドさん一番に連れて行ってくれました

神路山の入り口の守護神である大山祇神をお祀りし、古くは山神社と呼ばれていた。子安神社は、大山祇神の娘神である木華咲耶姫神(このはなさくやひめのかみ)をお祀りし、地元の方から安産、子授けの神として崇敬されています。

共に内宮の所管社です

幸運にもこの真新しい白木の感じをみる事ができ、鳥居の檜の柱を直にさわって…そのなめらかな事 宮大工さんの技術…魂を感じることができました

 

サミットの際に植樹された「神宝スギ」等、景観を楽しみながら歩きます

 

「神苑」 美しく刈られた芝生と松の木が広がり、春と秋の神楽祭公開舞楽も行われる

三重県産の清酒が奉納されていて、ゴールドの「半蔵」はサミットで使われたお酒だそうです

「行在所」(あんざいしょ) 皇室の宿泊所

一の鳥居、二の鳥居をくぐって(内宮は右側で、外宮は左側を歩く)

 

 

「内宮神楽殿」 古代より神事に用いられてきた神楽。神楽殿では御神楽、御饌などの御祈祷の奉仕と、お守りなどを授与します

内宮の御朱印を頂いて

五十鈴川の上流の清浄な土を用いて作られた干支の土鈴を購入

 

今年は、本厄にあたるのでここでお祓いを受けることに

受付で「御饌」の申し込みをして待合室で、待つこと約30分位

「御饌」のお祓いの後、ご神前に神饌をお供えし、祝詞ノリトの奏上をもって皆様の真心とお願い事を大御神にお届けします

約15分位でしたが、とても厳かで貴重な時間でした

お付き合いいただいたガイドさんに感謝です

至る所に杉の大木があり、とても清々しい空気が流れています

「正殿」 内宮の中心となるお宮。正式には皇大神宮と言い天照大神をお祀りしています…撮影は、石段下のみでした

別宮に続く道に入ってすぐのところに大きな杉の木があって、パワーツリーとして有名。参拝者の皆さんが触っているので、手垢で黒光りしていました

 

「御稲御倉」(みしねのみくら)内宮の所管社のひとつ。神宮神田で収穫した御稲が奉納され、三節祭でお供えされます。建物は正宮同様に神明造で、規模は小さいものの特徴をうかがうことができます

 

「外幣殿」 神明造の高床式の建物。内宮は正宮御垣の外にありますが、外宮は御垣の内にあります

「荒祭宮」(あらまつりのみや) 内宮に所属する十別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も正宮に次ぐ大きさです。御祭神は、天照大神の荒御魂。

「四至神」(みやのめぐりのかみ)内宮神域の守り神、四至とは神域の四方を意味。社殿や御垣はなく、石畳の上に祀られています

撮影禁止で、写真はありませんが、最後にそのパワーを頂いて内宮を後にしました

「観光案内人と伊勢神宮拝&ランチ」のプランを申し込んでおいたので、「神宮杉の木札」のおまけ付きをいただいて、ガイドさんの案内で勢乃国屋へ

ここでお世話になったガイドさんとお別れです。85歳とは思えないしっかりとした方でした

定年後、ガイドを初めて20年以上…お伊勢さんのご利益があってこうして元気でいられますとおっしゃられてました。脱帽です

"伊勢うどん"と"手こね寿司"のお伊勢さん名物テッパンセット

やわらかくて太い麺のおうどんは、くせになりそうでした

 

伊勢内宮前の「おかげ横丁」を散策

伊勢神宮へのおかげ参りブームが起こった江戸から明治期の伊勢路の建築物を移築などで再現。三重県や伊勢地方の魅力を凝縮しています

宿泊した旅館の軒先にもありましたが、伊勢市では一年中軒先にしめ縄を飾る風習があるようです

ガイドさんに教えてもらった「神宮会館前」から路線バスに乗って、「外宮前」で下車。朝入った赤福のお店で、おしる粉をたのんで一休みしました

伊勢市駅に戻って

伊勢市駅 15:16発 特急伊勢志摩ライナー 名古屋駅 16:37 着

お土産や夕飯のお弁当を買って

名古屋駅 17:07発 のぞみ386号 品川駅 18:43着

19時30分ごろ無事帰ってきました

初めてのお伊勢参り、とても神聖な空間をあじわえて再び訪れたいと思いました

宿泊した旅館もお気に入り 是非また行きたいです

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