見出し画像

kaoる風

2016 桜 in 奈良 2日目

朝、荷造りをして出かける用意をしていたら

中庭に鹿の親子が、遊びに来てくれました

奈良公園へは行かないので、鹿さんには会えないと思っていたのに…

鹿の方から来てくれたなんて、とても嬉しかったです!朝からラッキー

  

  

 

8時に出発なので、いつもより早めの朝食

昨日の夕食と同じ「三笠」で茶粥セットを頂きました

 

窓際に案内されたら、そこから興福寺の五重塔が観えて…感動!

塔を眺めながらの優雅なひと時でした

 

ロビーをパチリ

 

8:00  ホテルを出発、吉野山へ向かいます

途中、国内唯一の宗教都市「天理市」の街中を通って…

天理教の病院や宿坊(まるで千と千尋の神隠しに出てくる様な建物)、市役所の建物も変わっていました

天理教と書かれた黒の半被を着て歩いている人たちもいて …

大きな本部の建物もちらっと見えて、独特の雰囲気を醸し出していました

 

明日香村へ入ってくると、あたりはのどかな景色が広がります

古墳の丸い丘がいくつも点在していて

明日香では最も大きな前方後円墳の「欽明天皇陵」

 車窓からだと難しい!

 

写真には撮れなかったのですが、「天武・持統天皇陵」

 

3世紀半ば過ぎの大型の前方後円墳の「箸墓古墳」

この古墳を「魏志」倭人伝が伝える倭国の女王「卑弥呼」の墓とする説も有力になっているという…古代のロマンを感じます

 

 

大神神社(おおみわじんじゃ)

ご祭神の大物主神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社だそうです

 

大和三山…「天香久山」「畝傍山」「耳成山」を眺め

ガイドさんから古墳にまつわる話しを聞いて

遠く万葉の時代に想いを馳せながら、明日香村を後に

道の駅でトイレタイムを取ったのですが…吉野山へ向かう人達でトイレも長蛇の列でした

吉野大橋を渡って、吉野山観光車道を登ります

今日は、行楽日和で桜もピークという事で、観光客がたくさん!

バス操車場で降りて、集合場所の「竹林院」の前で解散

約1時間50分のフリータイム

結構急な坂道を帰りが大変そうと心配しながら下っていくと

景色の良い駐車場へ

中千本の桜で、薄ピンク色に染まる山肌をパチリ

  

 

今から1300年前、役行者(えんのぎょうじゃ)が金峰山寺を開くとき、感得した蔵王権現を桜の木に刻んだことより、吉野では桜の木を御神木として保護

吉野山は山岳宗教と密教に結びつき、役行者の神秘的な伝承と修験道が盛行し御神木の献木によって桜の木は植え続けられました

現在ではシロヤマザクラを中心に200種・3万本の桜が吉野山全体を覆っています

吉野山の麓から山頂へかけて、下千本・中千本・上千本・奥千本といい、四月上旬より山腹の気温が上昇するのにあわせて、順番に山桜が咲き上がって行くので、春先の長い期間に桜を楽しめるのが吉野山の桜の特徴だそうです

 

吉水神社の境内から、「一目千本」の名称どおり、中千本・上千本の山桜を一望する事ができました

 

金峰山寺蔵王堂に向かう途中、桜の花の向こうには蔵王堂

 

金峰山寺は吉野山のシンボルであり、修験道の総本山

蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、桧皮葺(ひわだぶき)の東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。

蔵王権現像(重文)3体がまつられ、本尊は高さ7mにもおよびます

修理勧進のため、向こう10年間、一年に一ヶ月程度の秘仏ご本尊の特別ご開帳が行われています

5年前の9月に訪れたことがあったので、これで2回目

混んでいたので、蔵王権現像を拝観して足早に退散しました

蔵王堂の正面にある「四本桜」は、元弘3年(1333年)、鎌倉方に攻められた護良親王(後醍醐天皇の第3皇子)が、吉野城落城寸前に最後の酒宴をした場所と伝えられています

ここから集合場所へゆっくり戻ります

脇道に少し入ると中千本の絶景が見渡せました

 

参道には、土産店が連なっており賑わっています

くず餅とお抹茶のセットを頼んで一休み

出来たてのくず餅にきな粉がかかっていて、美味でした

吉野手漉き和紙も有名ということで、ひとふみ箋を購入

店先で作っていた「ちりめん山椒」も柔らかくて美味しかったので購入…山盛りいっぱいにおまけしてくれました

心配していた急な上り坂も、お店を見ながらだったので、あっという間に登りきっていました

集合時間までまだ少しあったので、近くの小高い丘に登ってみたのですが、思ったほどいい景色ではなかったです…

でも折角なので写真をパチリ

 

集合場所の「竹林院」へ

 

竹林院の庭園「群芳園」は、豊臣秀吉(豊太閤)が吉野山の桜の花見に際して、千利休が作庭

一説には細川幽斎が改修したといわれています

時間まで庭を散策…桜は見頃を少し過ぎてしまった感じ…

  

  

 

高台へ登ると遠く蔵王堂が望めて、清々しい気持ちになりました

  八汐の花も咲いて

 上千本?奥千本?もかろうじて見えているかな

 

素敵な庭園を観て、ここで昼食を頂いて、バスの時間まで休憩

路線バス、観光バス、自家用車…とにかく混雑

時間通りにバスが到着するか…心配していましたが、ピッタリに来てくれたので一安心

14:00 近鉄特急に乗るため「大和八木駅」へ出発

来た道を戻りながら車窓から桜の景色をパチリ

  

 

あまり混むこともなく余裕を持って「大和八木駅」に到着

ここでお世話になったバスガイドさんとお別れして

16:02 発 近鉄特急で名古屋駅へ  17:52着

夕飯のお弁当を購入して

18:27発 新幹線ひかりで東京駅へ  20:10着

皆さんそれぞれに家路につきました

奈良の寺院も、宿も、吉野の千本桜も満喫して

また素敵な思い出ができました

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る