やり直し人生

過去は変えられない。変えるのはこれから。

思ってること

2020-07-04 18:49:36 | 日記
長い夜勤が終わり、帰宅。

今回の夜勤もいい感じでやれました。気分良く帰れるこの時間が一番好きだわ。


ここのところずっと気分が良い。

その理由は、親問題が解決したからだと感じてます。

両親が大好きな仲良し家族で育ってきた人は、その中で自然と育まれるマインドを持っているみたい。

私はこのマインドを持たないまま社会に出ました。

自分さえしっかりしていれば、そんなもの持ってなくたってやって行けると思ってました。

確かにやっては行けます。

けれど、自分は底辺だ、抜け出せない、こんな自分ではダメだ、という思いに飲み込まれ、ダメな方へ自ら行ってしまうおかしな現象に苛まれました。

低賃金のため低収入、なのでそれに見合う家賃のボロ屋、美容院には行けない、高い化粧品は買えない、何となく枯れた気分。

この頃出会った男も「なんでこんな目に遭うんだろう」と思っちゃうような人ばかり。

一生懸命働いてたし、子育てもやってたし、家事も何とか頑張って、自分が下に落ちないよう懸命にしてたのに、最下層でもがいてるような気分というか、なりたい自分になれない、こんな生活がしたい訳じゃないのにやるしかないという、気持ちと現実にズレがあるのを感じていました。

そう、ズレです。

このズレが今は無いんです。

ピタッとはまってる。だから毎日気分が良いのだと思います。

当時はこのズレが何なのか具体的に分かりませんでした。

ただもわっと嫌な中にいる感じ。

その中でも「お金が足りない」という状況は、早く何とかしなければエライ事になる!と、私を急かすものでした。

何度計算してもやって行けない未来しかないのなら、根本から変えなくてはならない。そう思って転職をしました。

仕事が嫌で、職場に行きたくなくてという理由では無く、お金が理由です。なので初めから今より良い給料のとこを狙ってやりました。

男とも別れました。

ここなら良いと思えるとこに引越しもして、環境が整ってきました。

この辺りからズレは劇的に小さくなりました。

でもまだ完全には消えていませんでした。

最後の砦、親との問題が残っていたのです。

そんなもの取り組まなくてもなんの支障もないと思ってましたが、色々心の話や心理的な物を調べて読んでみると、かなりこれに影響されている事が分かりました。

ただ、家庭環境は人それぞれなので、取り組み方も人それぞれ。自分の中で出来ることも人それぞれです。

私は過去の子供の頃のあの忌まわしい出来事の数々を忘れたことはありません。出来ることなら記憶を消してしまいたい、自分も消えてしまいたいと思ってました。

お父さんにこんなことをされた、お母さんにこんなことをされたという記憶は、こんなにも、何十年経っても子供の中に残り、その子の人生に影響を与えます。

どこの家庭にもある話もあれば、それは犯罪でしょ、という恐ろしいものまで幅広くあります。

私はずっと両親を避ける人生を選んで来ました。そうすることが自分を守る事に繋がると感じてたからです。

そのままの人生でも私がそーしたければそれで良かったのですが、私はちょっと迷いが出てきたのです。

親との関わりに過去を持ち出すのはやめようと思いました。その上で今の両親を見てみました。
後は思ったまま感じたまま行動しました。

私が折れた訳ではなく、気持ちを押し込めて何かしたわけでもありません。

私は今は、自分は両親から大切にされてる存在なんだなと感じています。

ここに来るまで一体何十年かかったのだろう。育っていく過程で自然とそう思えたらよかったのに、なんとまあ長い寄り道だったこと。

そんなことを思った日でした。