毎日の生活研究所日記

生活提案・料理・環境など幅広い毎日の暮らしについて情報発信していきいます。

ふつうでちょうどいい モノ

2007-12-08 09:34:14 | Weblog


桜製作所 桜ショップに建築家中村好文氏のコーヒーテーブルがありました。

尊敬する建築家のおひとりです。

手軽に使えて空間に美しく映える 折り畳み式ミニテーブルです。

中村氏は、依頼者との最初の打ち合わせで、希望する間取りや部屋の広さなど、

家についての具体的な要望は、ほとんど尋ねない。なぜなら依頼者が本当に求めて

いる家は、依頼者自身には分からないと考えているからです。

心地よさは人によって千差万別、狭い部屋を心地よいと思う人もあれば、息苦しく

て落ち着かない人もいる。

 ゆえに中村氏は、打ち合わせの席で、生活についての雑談を重ねていく。

その中から、依頼者にとってどんな家が心地よいのか、探っていく。

そんな中村氏の考え方に共感しています。


中村好文氏
建築家、家具デザイナーとして活躍。「ジーンズのような流行に左右されない、普段着の定番みたいな住宅や家具が理想」といった居心地のいい住まいを提唱。
設計事務所「レミングハウス」を主宰。
1993年「一連の住宅作品」で第18回吉田五十八賞特別賞を受賞、また『普段着の住宅術』、『意中の建築(上・下巻)』(新潮社)など、数多くの著書もあり幅広く活躍中。