京都出張の旅路の途中で ふっとこのことばを思い出しました。
ゲニウス・ロキ (地霊と訳されます)
学生時代によくバイクでツーリングにでかけました。
そのとき、風景のなかで峠とかを境にした、ある境界を感じることがありました。
文化の違いとか土地の持っている力で建物も変わってきます。
植生も変わってきます。
大きな自然には逆らうことなく、素直に表現した建物はなんともいえません。
ひるがえって、いわゆる、分譲地などに代表される建物群はしっくりきません。
時間がたてばこれも日本の文化なのでしょうが、
複雑な気分です。
写真は、欧州のとある街ですが、時代背景が表現され風景に溶け込むことを
美しいと感じるのでしょう。
奇をてらうことは、いかがなものでしょう。
日本の都会の風景を見ていてそんなことを考えていました。