○目(Eyes)
何十年も生きていると、いろんな顔を見ます。いろんな目を見ます。
身内はもとより付き合いのあった人達、たまたま出会っただけの人達、すれちがっただけの人達、テレビや写真で見た人達、数えきれないくらいものすごい人数の顔を見て目を見ます。
興味深げに真っ直ぐこちらを見てくる目、目が合うことを避けるように視線をそらす目、汚い物でも見るように見下すような目、何の感情も感じさせない西洋人形のような目、どこを見たいのかわからないようなキョロキョロと視線の定まらない目、怒りと疑いと敵意に満ちて睨みつけてくる目、おだやかさに満ちて初めて会ったのに親しく感じてしまう目、その他いろいろな目がありました。
人の顔や目つきの事はいろいろ感じるのですが、同時に自分の顔つき目つきはどうなのだろう…人は自分を見てどんな印象を持つだろうとも思うわけです。
だって、誰だって印象の悪い人とは付き合いたくないし、早く離れたいと思います。
人づてにやってくる様々なきっかけやチャンス、儲け話に出会う可能性がぐんと減ってしまいます。
鏡で自分を見る時は、意識して見るので、まあ多少マシに見えるでしょう。
問題は普段の無意識状態での顔つき目つきです。人と合う時の顔つき目つきです。
これの印象が悪いとまずいです。かと言え無意識状態なのでなかなか気がつけません。
けっきょく鏡で印象の良さそうな顔を作って、その顔を普段でも維持するよう心がけるしかありませんが、普段の顔つき目つきと離れ過ぎていると無理がたたってますます変な顔になってしまいます。困ったものです。
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