○はい上がる Climbing up
埼玉の春日部で50代の男が60代の女性の持ち物をひったくろうとして周りにいた人達に引っ捕らえられた。警察の取り調べに対して「生活が苦しくてやった」と答えている…というニュースを先日ヤフーで見ました。
この男がどのくらい生活に困っていたかはわかりませんが、どんな言い訳をしようとも他人様の物を奪っていい理由などありません。
とは言え、人生、何が起きるかわかりません。ちょっとした油断や失敗、時には巻き添えで歯車が狂いだし、もがけばもがくほどズルズルとすべっていって、最悪、何もかも失って丸裸でどん底まで落ちている…なんて事もまったく無いとは言えません。
助けてくれる誰かがいれば良いですが、そんな余裕のある知人や身内がそうそういるわけでなく、自分で何とかしなければなりません。
手っ取り早く解決する道…例えばひったくり男のように苦しいからって犯罪に手を染めてしまえば再起はますます遠くなり、疲れ果てて自ら命を断ってしまえば人生お終いになってしまいます。
そうならずに再起をはかるとなると、一歩一歩落ちた底から壁をはい上がる事になります。
仮に行政や福祉、社会の支援を受けるにしても自分が中心に動かなければなりません。
そうなると体力です。
どんなに頭の中に知恵を貯め込んでも、それを使いこなすには体力が必要です。
皆さんは、自分で自分自身を持ち上げて壁をはい上がる体力をお持ちでしょうか?
体力はいきなり付きません。
何かあった時のために普段から少しづつつけておかないと、それが起きた時きついです。
私も体力が弱いので、少しづつつけたい…つくかな?
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