
長野県奈川村と高山市との境あたりにある清水牧場チーズ工房
人里離れたところに お店がありました。 夏空が大きく青く懐かしく広がっていました。
久しぶりのドライブです。 松本サービスエリアでは、大勢の子供連れの家族で賑わっていました。
下手な一首
夏休み はしゃいぐ声響く サービスエリア 久しぶりの 自由があった
目的地は 奈川村奥にある 清水牧場のチーズ工房です。
やっとのことでたどり着いたのですが、チーズは既に全て売り切れ。 お店の人に聞くと、全てネット販売で売り切れて、ここには無いとのことでした。 購入できたのは、しぼりたて牛乳とヨーグルトかな。
けれど 本当に丁寧に作られているのが、よく分かります。 少々値段が高いのも頷けます。
さて、元来た道を戻るのですが、妻が昔息子の友人だったA君が、松本市内でお店を開いているのでそこに寄ってみたいというので行ってみました。 実は我が息子は、小学校、中学校と不登校でした。(今は大町市のNPO職員と、演劇関係、並びにアート作家) A君はその時にフリースクールに一緒に通っていた仲間だったそうだ。今年齢は25歳。実家から離れて、市内でゲストハウスと喫茶を開いている。今の時期、経営が大変だったようだが、手作りのワイングラスを作っており、それが評判良くまぁまぁ売れて、何とかしのげているとのこと。どこで知り合ったのか、パートナーは ペルー人のやや年上の女性。 このA君、不登校といってもいやいやながら学校にというのではなく、自ら僕は学校にはゆかないと宣言し自由にすごしてきた。 喫茶のマスター姿も立派なもんである。 更に 将来はスペインで暮らしたいと。 まぁ、なんと自立していること。
そういえば、昨年末同じ仲間で助産師をしているK子も息子や彼の仲間だったそうだ。 彼女も学校には行かないといって、通信で高校を卒業し助産師になったようだ。彼女は、今まで大学病院に勤務していたけれど、配置転換になり、ここは私のやりたい部署ではないといって 退職してしまった。
この二人を見て、今の不登校は昔の不登校のいやいやながら通わそうとしていた時代ではなくなってきたのだな、親の理解もできてきたのだなと、 そして子供たちも自分気持ちに正直であり行動力があるなと感心しました。
久しぶりに楽しい人との出会いを味わった! 充実した一日だった。