本日もブログへ訪問有難うございます。今日は、「沖縄平和祈念堂」のご紹介です。
“美と平和の殿堂”沖縄平和祈念堂
沖縄平和祈念堂は、沖縄県民はじめ全国民の平和願望、戦没者追悼の象徴として建設されました。堂内には、沖縄県下の各市町村及び学童による募金活動の支援を受けて、沖縄が生んだ傑出した芸術家山田真山氏が18年余の歳月をかけて原型を制作した沖縄平和祈念像が安置されています。
このほかにも西村計雄画伯が平和への思いを込めて制作された絵画「戦争と平和」(20点連作、各300号)が堂内の壁面を飾り、敷地内には彫刻家佐藤忠良氏制作によるブロンズ製の「少年」の像をはじめ祈念堂の理念に賛同された日本画壇の第一線で活躍する画家から贈られた大作を展示する美術館などを設置しています。沖縄平和祈念堂は“美と平和の殿堂”として沖縄県が建設した“平和の礎”と一体となって摩文仁の地から世界に向けて平和の尊さを訴えています。
それでは、その美術館に入って見ましょうね。中は撮影OKです。
沖縄平和祈念堂美術館は、沖縄平和祈念堂の理念に賛同された日本洋画壇の第一線で活躍される画家から寄贈された大作を展示しています。
昭和56(1981)年に沖縄県内初の美術館として開館しました。 “美と平和の殿堂”としての一翼を担うと共に、沖縄県の芸術文化の振興に貢献しています。
平成20年1月から、美術館を堂内に移設することによって美術展示室及び収蔵庫を良好な環境のもと、 沖縄平和祈念像と一体管理することが可能となりました。沖縄平和祈念堂美術館では、現在103点の絵画を所蔵しており、新美術館ではテーマを決めて 作品を入れ替え展示していく予定です。
所蔵絵画は、沖縄県立美術館をはじめ県内各地の美術館、 また各市町村などによる企画展等に貸し出し、有効に活用できるよう努めてまいります。
沖縄平和祈念堂に安置されている沖縄平和祈念像は,沖縄出身の偉大な芸術家山田真山画伯(1885~1977)が, 全戦没者の追悼と世界平和を希う沖縄県民の心を一身に担い,晩年の全生涯を捧げて制作されました。
高さが約12メートル,幅が約8メートルの人間の祈りの姿を象徴した座像です。
宗教や思想,政治や人種,あるいは国を超えてすべての人が戦没者の慰霊と 平和の一点に力を合わせていこうということを10本の指を合わせた合掌の形に表現されております。
特に,この像は沖縄の風土が生んだ世界に例のない独特の伝統的漆工芸技法でつくられております。
琉球漆器には漆に粉の絵具(顔料)を混ぜた堆錦(ついきん)という漆の餅を作り,その堆錦で漆器に装飾を施す独特の技術があります。
山田画伯は,本来平面的に使われてきたこの堆錦技法を立体的な彫刻に活かす技術を研究開発され, この平和祈念像を堆錦,すなわち漆そのものでつくりあげました。
堆錦は気候条件に極めて敏感であり,沖縄以外の土地でこのような像を作りあげることは殆ど不可能であると言われております。
使われた漆の量は 3.5トンで中国から輸入しました。
(以上、資料より抜粋)
祈念堂は、このような感じです。一度、足を運ばれて見て下さいね。
仏像の足元には、このように、たくさんの千羽鶴や、祈りを込めた、絵画や、様々な物が置かれておりました。
今日は、此処まで。
本日も訪問有難うございます。
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