これは大変! 今日(28日)までだ!
7月6日から始まった日展岡山展が今日が最終日。
すっかり忘れていたんです、よく思い出したことだ、と
会場の県立美術館へ、タイミング良く地下駐車場に入れた。
これが岡山県立美術館。昭和63年竣工のこの建物。まだまだ古びてないですね。
あの岡田新一氏の設計による素晴らしい建物です。
前庭の案内板には大きな真っ赤な「日展」ポスターが
入り口付近にも
中山忠彦氏の作品「繍衣立像」の大きな作品が描かれた特大(笑)
ポスターがガラス一面を飾っていました。
****************************************************************
昼食まだだったので館内のCoff&Waffle CHIMEでcafe Waffle Setをいただきます。
観覧料大人1000円とのこと、1000円札出すと200円おつりが・・・ウン?
「何年生まれですか?」と言いながら受付嬢が示したのはシニアは800円。
「あっ、そうでしたね」なんて照れ笑いしながら会場へ。
彫刻はあまり興味がないので「洋画」会場へ。
今回は岡山県関係の地元会員作品88点と全国巡回作品
246点(日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書)が展示されていました。
************************************************
主催者から「どれか一点、お好きな作品を差し上げますよ」と
言われて来たので・・・さてどれにしようかな~
と、思いながら先ずは会場内をちらちらしながら一巡。
目を引いた5~6作品を頭の中にチェック。
もう一度戻ってその6点をしっかり観賞します。
風景画と人物画から一点ずつ選んだ作品がこれでした。
(展覧会場ではこんな気持ちで作品を見なさい。と昔に言われた
ことを以来実行しています。)
************************************************
先ずは今回のお気に入り一番。
三重県の山本浩之さんの作品「春近し」(F100)。川岸・渡し板・小舟の中の
残雪そして川面の薄氷の様子が近づいて来た「春」をしっかり感じることの
できるまたちょっぴり侘しさが漂う素敵な作品だった。
*******************************************************
そして二作目は人物画で茨城県の町田博文さんの「新雪の河畔」(F130)。
ひと目見て「ドキッ!」とした! なんと昔よく行ったクラブの
ママさんそっくり(不謹慎ですみません)。
目がステキですね、そして人物とバックの新雪風景が意外な組み合わせで
愉しませてもらえますね。これ以上は控えます。。。
********************************************************
偶々ですが前作は「特選」。二作目は「文部科学大臣賞」の受賞作だった。
この全国巡回日展は当地岡山で本年最終だそうです。
(作品写真は何れも図録「日展の洋画」から転写したものです)
******************************************************
久しぶりの絵画展、楽しいひと時でした。美術館も時には散策したいな。
□ この日の徒歩歩数6705歩