合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

シェルター便り アンバーとパピーたち

2008-02-19 | アニマルレスキュー

elmさんからリクエスト頂いたので、久しぶりにシェルター便りなんか載せちゃいます。

今回の主役はEmberちゃんとその3パピーズ。

ボランティア室にはいつも、トレーナーDの手でその日の注意事項とか犬の体調とかが張り出されているのですが、今回掲示板には「Emberが育児ノイローゼ気味(The puppies drive her CRAZY! )なので、手が空いていたらしばらく子犬から離してリラックスさせてあげて!」と書かれていました。

今日はパピー写真満載ですよー



もともとお母さん犬が大好きな私なので、大喜びでアンバーちゃんを連れ出すことに!しかし、この作業自体が思ったよりも大変だったのでした。さすがに犬のお母さんを育児ノイローゼにするだけあって、この子たちすごいお母さん子なんです。お母さんを連れ出そうとしたら、我も我もとドアのすき間から外へ外へスルスルと…危うく廊下に出る直前で捕まえることができました。

一方お母さんのアンバーちゃんは、もうHappy全開。ああ、疲れてるのねぇ。気持ちはよーくわかるわあ。(全世界の乳幼児を持つお母さんたちはもっと深く頷いていることでしょう)

お外へ出ました~


池はスケート場状態!


ああ~、コドモ達から離れてスッキリしたわ~~!


・・・・・でもちょっと心配・・・・・

アンバーちゃんは、ボールにもおもちゃにもほとんど興味がなく、ひたすらベンチの上で私たちにくっついてのんびり自分の時間を楽しみたいようでした。

この日はとにかく地面のコンディションが最悪で、日の当たるところはぐちゃぐちゃのドロドロ、日陰はツルッツル~!というわけで、犬を連れてなくても単独で滑って転んでいる人もいました↓(受験生のみなさま、申し訳ございません)


なので、この子がリーシュを引っ張る子だったら大変なことになるところだったのですが、これがまあ、うちのシェルターで今まで見たこともないほどお利口さんで、きちんと前を見て、時々遠慮がちに匂いを嗅ぐくらい。全く引っ張りがなかったのです。

最近シェパード系が多く、あちらでもこちらでも犬に引っ張られて大変なボランティアさんたちを尻目にすっかり楽をさせてもらっちゃいました。



アプリコットちゃんにご挨拶~



そして、ベイリー! そうなんです。まだいるんですよ、この子!


あの時、「こころなしかうちのチンピラに似てる」なんて思ったものですが、やっぱりその通りで、普段はナイスでフレンドリーなのに、突然怯えてキレて、噛みついたりするらしい。もう半年になります。良い子なんだけどねぇ。もうひとりのうぃるちを見ているようです。タイミングがほんの少しずれていたらベイリーがうちに来ていたかもしれないので。

もいっちょ、居残り犬

ブログに書いたことはなかったかもしれませんが、この子、問題犬のHopeです。ええ、Hopeなんです(涙)。似ても似つかない同じ名前のHopeちゃん。名前に惹かれてなんどかおつきあいしてみたのですが…私の手には負えません。残ってます。ひたすら残ってます。早く良いお家を見つけるんだよ~!



ちなみに、私のお気に入りだったお母さん犬、Ann Maryちゃんや、問題犬のジャンピング・ルーカスも無事、引き取られていきましたのでご安心ください。


ええと、もちろん、Dさんを巡るクッキーのライバル、噛み犬の猛獣ジョージは相変わらずシェルターの主やってます。7年目です。ハハハ~
あ、そうだ、クッキー、Dさんが「私のクッキーによろしくねんsymbol4」って言ってたわよ。完全に手玉に取られてるわねー。


アンバーちゃんは、よその犬にも猫にも見向きもせず、できればもっとひとりの時間を楽しみたいようでした。パピールームへ直行はやめて、ちょっとボランティアルームに寄り道。そこへちょうど居合わせたトレーナーDにこの子達がシェルターに来た経緯を聞きました。あまりにお利口だから、捨てられたとは思えなくて。

すると、この母子犬たち、なんと火事で焼け出されたのだそうです。10匹いたパピーのうち、残ったのは3匹だけ。あとの子たちは家と共に…。

パピーたちが分離不安なのはそういうトラウマもあるのかもしれません。生き残った強運の子たち、幸せになれますように。



褒め言葉しか並んでない、Emberのジャーナル


帰ってきましたよー

明らかに疲れているEmberちゃん




爪に悩殺・・・








とりあえず人の膝で休むアンバーちゃん




















私たちに「行っちゃうの~?」という視線を向けるアンバーちゃんにごめんねして、部屋を出ました。



一方こちらはまたイキの良いぴちぴちパピーたち


部屋に入ったフーはまるでピラニアの群れに襲われる羊のようでした。



食器やコングは綺麗に洗って乾かしてあります。この部屋には食器やフードの他、タオル類、犬のサイズやコンディションに合わせたおやつ…とあらゆるものが詰まってます。


もちろん人間のおやつもね!


animal5animal61クリックでフード0.6杯のサイトへはこちらからどうぞ!
紫色のボタンを押してくださいね。


symbol72月いっぱいをめどに犬ランキングからはお引っ越しの予定です。→どらどら!よろしくおねがいしまーす!

アニマルレスキュー2月初旬まで

2008-02-03 | アニマルレスキュー
2008年2月初旬までのアニマルレスキュー記事 過去LOG 現在とは状況が変わっています。最新の情報はブログトップからどうぞ。

里親募集SOS、犬の迷子のお知らせなどの掲示です。処分場や、ある捨てられた犬の物語[How Could You]にも、目を通していただけると幸いです。クリックでできるレスキューへのリンクも「続きを読む」からどうぞ。
北九州・多頭飼育現場崩壊のレスキューです。詳しくはこちらのブログにて
Precious-プレシャス-/尊い命
コリーやシェルティの姿も見られます。フードが足りず、痩せているようです。地元のスーパーやフードのメーカーがアニマルレスキューにフードを寄付するようなシステムができるといいのですが。(1/25/08)

愛知県1件・仙台1件の里親募集があります


里親募集・仙台

保健所から引き出され、手術の末命の危機を脱した子です。詳しくはこちらのブログから



長野県の保健所からレスキューされたシェルティーのシンシンです。詳しくはこちらの里親募集ページを! シンシン、フィラリア治療のために里親募集を一時停止しています。辛い2ヶ月間の治療期間が過ぎたら再開とのことです。


黒ラブ/ポインター Mixの女の子サチちゃん(仮名) 2歳くらい 新しい里親さんのもと、トライアルに入りました! 幸せになりますように。



サチちゃんの情報
*****************
黒ラブ・ポインターMIX 雌 2歳ぐらい
現在20キロ弱ぐらい

餓死寸前のところを保護した子です。
今年のGW直前に、いったん里子にでましたが、里親さんの家庭の事情(離婚)により、戻ってきました。里親さんご夫婦のどちらもが、飼育できる状態ではないため、再度新しい里親さんを探してほしいという依頼を受けたためです。

この子には問題はなく、明るく人懐っこい、元気な子です。
人も犬にもフレンドリーで、挨拶も上手にできます。

大型犬ですので、力があります。
散歩のとき、横について歩くということはできませんが、力いっぱい引っ張るというものでもありません。

走るのが大好きで、飛び跳ねて元気いっぱいです。

室内で飼育されていましたので、問題なく過ごせますが、トイレのしつけが完璧ではありません。時々失敗してしまいます。

バリケンの中では、我慢でき、庭に出したときに排泄できます。

フィラリア弱陽性ですが、来年1年投薬をすれば、完治の見込みなので
軽度のものです。避妊は、フィラリア完治後にお願いいたします。

それ以外に健康上の問題は、今のところありません。
*****************
サチちゃんの現在は、ゆかさんのブログ「犬と暮らせば」につづられています。連絡もそちらへお願いします。


クリックでアニマルレスキューのサイトhttp://www.theanimalrescuesite.com
上のサイトで紫色のボタンをクリックするだけで、6杯分のフードがレスキュー犬たちに支給されます。詳しくはこちらの記事をどうぞ!


★☆★mixi コリー・シェルティレスキューからの情報(Jan.,17,'08 update)★☆★
札幌市東区で保護されたシェルティと黒ラブの2頭
1日午後1時頃、札幌市東区北19東17付近で、二匹連れ立って道の真ん中を歩いていた黒系シェルティー(性別不明)と黒ラブ(オス)が、札幌市動物管理センターに保護されています。黒ラブは後ろ足をケガしています。それ程汚れていません。とのことです。飼い主さん、早く迎えに行ってあげてください!
飼い主さんは現れませんでしたが、それぞれ良い里親さんが見つかり、引き取られていったそうです。幸せに暮らせますように。


レスキューのお知らせ

千葉県・ブリーダー崩壊でコリー他、多数ワンコの里親募集中。(2007年10月10日再掲)
詳しくは千葉WANさんのサイトから。シェルティ、キャバリア、シーズー、コリー…ブリーダーの崩壊です。情報を追いかけていたコリー数頭が無事旅立ったようで、安心してしまっていましたが、まだまだ全然問題は解決されていないことを知りました。。


埼玉県毛呂山町にて小型犬ペットブリーダー崩壊広島ドッグパーク並みにひどい状態です。ボランティアさんたちの努力で状況はかなり落ち着いたようではあります。
詳しくはペット里親通信さんのブログにて。

いつものようにももの幸せ日記さんで知りました。本当に後から後から…ペットブームに乗って、可愛いから、とオモチャ感覚で命を買う人たちにも責任の一端があります。でも、お金のためにこういうことができる人間が次から次に現れる現状をどう理解したらいいのでしょう。
この子達をこういう目に遭わせるのも人間、助けるのも人間。



緊急にレスキューが必要な猫たち


「cat plase 70匹の猫達」

近況報告ブログはこちらです。
無責任な飼い主の怠慢により5匹の猫が70匹(一時はそれ以上)にも。そして、その猫たちが今、助けを求めています。1匹でも多く助かりますように。




動物を飼う人たちに
知っておいて欲しいこと
目を背けてはいけないと私が思うこと。「不要」とされた動物たちの最後の姿です。左のメニューにもリンクしてあります
ももの幸せ日記より
「家族を待てない犬たち1」
「家族を待てない犬たち2」

お近くの処分場には今日も苦しみながら消えていく命があります。そのどこかに、あなたと縁のある子がじっと待っているかもしれません。ショップでペットを買う前に一度考えてみていただけませんか?



何度も書いていますが、もう一度紹介させてください。
捨てられた犬の物語
How Could You?
英語ですが、難しくはないので是非読んでみてほしいです。せめて真ん中あたりの第8段落からでも。
どうしても日本語で、という方は下のバナーからどうぞ。



本にもなっているようです。
「どうして? ~犬を愛するすべての人へ~」




迷子のお知らせです。

2006年3月頃
埼玉県川口市近辺で迷子になったシェパードミックスの太郎君を探しています。左のメニューからもリンクしていますが、詳しくはももママさんのサイト「ももの幸せ日記へ!


2006年2月末
北海道旭川でいなくなったコリー、サンダー君がまだ見つかっていないようです。お心当たりの方はwhitefairyのつぶやきさん、へご連絡ください。



クリック1回、ドッグフード6杯

2008-01-27 | アニマルレスキュー

アメリカのアニマルレスキューって、どうなんでしょうか。本当に進んでる?

少なくとも、アメリカの殺処分は日本のようにガスで窒息死はさせません。

ボランティアに関わるのもうんと敷居が低く、気軽に多くの人たちが参加しています。

ペットショップに可愛い子犬たちが商品として並べられている姿はほとんど見ません。多くの人はブリーダーから譲ってもらったり、シェルターからアダプトします。


それでも。


やっぱり捨てられたり、虐待されたり、放置されたりする動物たちは後を絶たず。


人間ってやつは。



それでも、こんなサイトがあって、毎日多くの人が訪れて、誰でも虐待からレスキューされた犬たちを救う小さなお手伝いができる、その環境は恵まれています。


あなたのクリックで虐待犬たちに寄付がされます。


クリックでアニマルレスキューのサイト(英語)
http://www.theanimalrescuesite.com


↑のサイトで1日1回(しかカウントされない)紫色のボタン (Click Here to Give - It's Free!と書かれたところ)をクリックすると、協賛スポンサー各社の広告バナーが現れます。それだけ!そのスポンサーから、1クリックあたりドッグフード6杯分の寄付がされます。そのお金は、虐待やネグレクト(放置)からレスキューされて、第二の人生を歩き出す動物たちのために使われます。そのページの下の方にカウントがグラフで表示されるのですが、このクリックをする人が一日あたり約20万人。捨てたモンじゃないですよね。


登録もいらない、もちろんログインもいらない、アンケートも何もない、たったの数秒で、誰もが出来るアニマルレスキューのお手伝いです。クリックの後、バナーを開いて買い物をすれば、それももちろんレスキューへの援助になるそうです。


「もしかしてわたしもこんなくりっくのおせわになっていたのかしら?」
そう。ほぷちゃんも虐待からのレスキュー犬だったんだよね。半年も待っててくれたんだよねー。きっと誰かのクリックでもらったごはん食べてたんだね。


「くりっく、おねがいしまーすなのよ~。」


symbol7今日は、いつものランキングどらどらの代わりに、是非、コチラから紫色のボタンへのクリックをお願いします。できれば、お気に入りやブックマークに登録して、毎日気が向いた時にクリックしてもらえると嬉しいです。

アニマルレスキュー12月20日まで

2007-12-20 | アニマルレスキュー
12月20日(2007年)までの過去LOGを流します。
里親募集SOS、犬の迷子のお知らせなどの掲示です。処分場や、ある捨てられた犬の物語[How Could You]にも、目を通していただけると幸いです。


長野県・長野保健所からシェルティの迷子です。

須坂市で保護。12月13日が処分期限でしたが、コリーレスキューのメンバーに引き出され、現在一時預かり宅にいます。


岐阜県大垣市
コリーが収容されています
里親さんが見つかり、命がつながりました。

動物情報より。木曜日(12月13日)が処分期限です。詳しくは「続きを読む」から
岐阜県のコリー情報続き

dogoo.comからの情報です。
緊急里親様募集。岐阜県大垣市より
岡田さん (岐阜県)   Mail [返信]
2007年12月10日 Mon 22:06 [wbcc3s04.ezweb.ne.jp]

木曜日に処分期限のラフコリー♂が岐阜県大垣市に保護されています。保健所までお迎えに来ていただける方、限定にて里親様を緊急募集致します。発送などは一切いたしませんので、必ず岐阜県大垣市保健所までお迎え可能な方でお願い致します。お問い合わせ時には御名前、ご住所、連絡先(電話番号)を明記にてnon.sorahime@docomo.ne.jpまで御連絡下さい。折り返しお電話させていただきます。
12月10日

今度こそ、幸せにおなり!



福島県の迷子シェルティちゃん、保護されてから男の子だったとわかり、ボブと名付けられました。命はつながりましたが、全身の状態が悪く、里親さんのもとで腫瘍の切除を始め病気の治療を受けています。援助を募集中。詳しくはメールで。(左のメニューから)





レスキューのお知らせ

千葉県・ブリーダー崩壊でコリー他、多数ワンコの里親募集中。(2007年10月10日再掲)
詳しくは千葉WANさんのサイトから。シェルティ、キャバリア、シーズー、コリー…ブリーダーの崩壊です。情報を追いかけていたコリー数頭が無事旅立ったようで、安心してしまっていましたが、まだまだ全然問題は解決されていないことを知りました。。


埼玉県毛呂山町にて小型犬ペットブリーダー崩壊広島ドッグパーク並みにひどい状態です。ボランティアさんたちの努力で状況はかなり落ち着いたようではあります。
詳しくはペット里親通信さんのブログにて。

いつものようにももの幸せ日記さんで知りました。本当に後から後から…ペットブームに乗って、可愛いから、とオモチャ感覚で命を買う人たちにも責任の一端があります。でも、お金のためにこういうことができる人間が次から次に現れる現状をどう理解したらいいのでしょう。
この子達をこういう目に遭わせるのも人間、助けるのも人間。



緊急にレスキューが必要な猫たち


「cat plase 70匹の猫達」

近況報告ブログはこちらです。
無責任な飼い主の怠慢により5匹の猫が70匹(一時はそれ以上)にも。そして、その猫たちが今、助けを求めています。1匹でも多く助かりますように。




動物を飼う人たちに
知っておいて欲しいこと
目を背けてはいけないと私が思うこと。「不要」とされた動物たちの最後の姿です。左のメニューにもリンクしてあります
ももの幸せ日記より
「家族を待てない犬たち1」
「家族を待てない犬たち2」

お近くの処分場には今日も苦しみながら消えていく命があります。そのどこかに、あなたと縁のある子がじっと待っているかもしれません。ショップでペットを買う前に一度考えてみていただけませんか?



何度も書いていますが、もう一度紹介させてください。
捨てられた犬の物語
How Could You?
英語ですが、難しくはないので是非読んでみてほしいです。せめて真ん中あたりの第8段落からでも。
どうしても日本語で、という方は下のバナーからどうぞ。



本にもなっているようです。
「どうして? ~犬を愛するすべての人へ~」




迷子のお知らせです。

2006年3月頃
埼玉県川口市近辺で迷子になったシェパードミックスの太郎君を探しています。左のメニューからもリンクしていますが、詳しくはももママさんのサイト「ももの幸せ日記へ!


2006年2月末
北海道旭川でいなくなったコリー、サンダー君がまだ見つかっていないようです。お心当たりの方はwhitefairyのつぶやきさん、へご連絡ください。



迷子の太郎君、飼い主さんの決断

2007-11-21 | アニマルレスキュー
先日の記事でお伝えした迷子の太郎君について。

この子は東京のセンターからレスキューされ、一時預かりさんの元にいるときに飼い主さんと情報がつながりました。都道府県をまたいで、行政区が変わってしまったので、また、飼い主さんがネット環境になかったので見つけるのが遅れたようです。飼い主さん側は預かり親さん、団体さんへ、太郎君を見つけて、命を救ってくれたことを大変感謝され、返してもらおうとしましたが…叶いませんでした。

昨日、飼い主さんと直接お話された方からのメッセージを転載します。


太郎君の飼い主さんは、太郎君の第二の犬生を幸せに暮らしてくれることを願って自ら身を引くことを決心されたそうです。

いつものように庭と家の中を自由に出入りしていた太郎君はちょっと目を離した隙に外に出てしまったのが発端です。

健康管理もきちんとしていて病院での治療記録もあるそうです。
飼育管理の問題については、ご自分の非について十分反省しています。

今後の太郎君の幸せを考えて自分が身を引くという考えと、ほんの少しだけ「できれば帰ってきて欲しい」との気持ちの間で揺れていました。

自分で取り返しのつかない事態になり、悔やみきれない状況だそうです。

飼い主さんは、

「殺処分から救い出してくれた団体さんや一時預かりさん、これからお世話になる里親さんには、心からお礼を言いたい。
また、太郎を帰そうと、私の願いをかなえようと奔走してくださった皆さんにもお礼を言いたい。
太郎に関わった善意を持って行動してくれたすべての人に対して感謝しています。」との事。

「ほんとうにありがとうございました。そして今回の事では大変ご迷惑をお掛けいたしました。」




以上です。


庭に張り巡らせたサークルの下を掘って出てしまったそうです。
私が残念でならないのは、最後まで飼い主さん側とレスキュー側(団体・預かり両者)の話し合いがなされなかったこと。飼い主さんには申し開きのチャンスも与えられなかったこと。

そして、飼い主さんにとってあまりにも過酷な中傷や悪意の推測が跋扈し、更に又聞きに影響されて情報が錯綜、結果的に「ネット弱者」であった飼い主さんにとって、そして今までの3年間を「なかったこと」にしなくてはならなかった太郎君にとって、残酷であったと私は感じました。


私の聞き及ぶ範囲で、飼い主さんにさほどの過失や飼育環境の悪さがあったとはとても思えないのです。

・まず、フィラリア陰性であったこと 予防にはお金がかかります。きちんと毎月高価なお薬を飲んでいたわけです。

・毛玉が数個の状態で発見されたこと 数日間さまよって、県境を越えるほどの旅をし、2週間檻の中に入れられても毛玉が数個しかなかった。コリー飼いなら、わかるはずです。それまできちんと手入れをされていたはずだということが。

・軽い栄養不良 コリーは神経質です。放浪の末、保健所の檻の中に入れられていたら痩せて当たり前。丸々と健康だったらむしろ不自然です。うちのクッキーなんて、コリーの標準から激しくはみ出るほどの体高がありながら、体重はへろへろ~です。(最近橋本病のせいで体重が増えてまともになった)フードだって、工夫してご機嫌を取らないと食べたがりません。適正体重なんて曖昧なものです。

・外耳のよごれ 普通に獣医さんへ連れてこられる犬でも、外耳の汚れがない犬って少ないらしいですよ。うちなんかいつも「パーフェクトだっ!」って珍しがられるくらいです。いろんな犬に会いますが、耳、キタナイのが結構普通です。お手入れした方がいいのはもちろんですけど。ネット上でずいぶんひどい飼い主さんへの決めつけを目にしました。それらのひとつひとつを私が訂正してまわるわけにもいきませんが、どんな情報も「バイアスがかかっているかもしれない」と(私のブログも含めてですよ)と疑いながら見る必要があるのかもしれません。



近いうちに、この事件の経過をまとめたサイトが立ち上がる予定と聞いています。(アドレスがわかったらここでアナウンスします)今後、太郎君と飼い主さんのような悲劇が起こらないよう、考えていきたいです。

本当のことを言うと私はまだ、信じられないし「何故?」という気持ちでいっぱいです。飼い主さん、太郎君にどれほど会いたいでしょう。太郎君も絶対飼い主さんのことを忘れてはいないはず。「太郎」という名前を忘れることもないでしょう。Dakota(真黒郎)みたいに。でも違うのは、Dakotaはお家に戻れたけど、太郎君はこの先二度とその名前で呼んでもらえないこと。


広い庭と家の中を自由に行き来して、いつもお父さんと一緒、寝るときも一緒。シャンプーもきちんとしてもらって、お散歩の時の仲良しな姿は近所の評判だった…
ふたりの間には、他の誰にも入り込めない絆があったことでしょう。

残念です。


2008年4月25日 この事件の経過をまとめたタロウ君事件のまとめサイトが公開されました。何が原因だったのか、私欲の絡んだ悪意がどこにあったのか、わかります。


迷子のコリー 太郎くんの事件 まとめサイト←クリックしてください


迷子コリー・太郎(アルファ)君のこと

2007-11-15 | アニマルレスキュー
迷子のコリー君を巡って各地のコリーブログが揺れています。

ジュリアスの連絡帳さんへトラックバックさせていただきました。元の飼い主さんが諦めることになったとの情報です。せめて両者納得のいく話し合いが持てた結果のことであろうと望みます。
追記3: 結局、飼い主さんは一度も話し合いの席に着かせてもらえないまま、もう太郎君に一生会わせてもらえないことになったようです。詳しくはコメント欄を。情報が大量で読みづらいかと思いますが、何が起きたのか、大体の流れがわかるはずです。
追記1:まりんの我楽多箱さんにもトラックバックさせていただきたかったのですがうまくいきませんでした。リンクしておきますので愛犬家の方は是非ごらんになって下さい。
追記2:団体さんの掲示板に、質疑応答が載っています。この掲示板でのやりとりを見る限り、やはり一方的な印象が否めません。CATNAPさんはしっかりした団体だと思っていただけに残念でなりません。(追記4:掲示板内の意見もコメントもすべて削除されました。)



私も先日までリンクを貼っていた、葛飾区で保護されたコリー君。処分直前に保護団体によってレスキューされ、関西の預かりさんのもとで里親探しを進め、ほとんど決まった、というところで飼い主さんが名乗り出たそうです。今まで、ネットという方法に気付かなかった飼い主さん、地元の警察や地元のセンターに届け出を出して探していたのですが、コリー君が県境を越えて別の管轄の保護センターに保護されてしまったため、情報が一致せず今まで時間が経ってしまった様子。

現在、水面下でどういう話になっているのかはなかなか見えてきませんが、どうやら、すんなりと元の飼い主さんのところへ戻す、というわけにはいかないようです。

処分寸前のところで命を救われたのは、有志のコリー愛好家や保護団体、そしてボランティアさんの必死の働きがあったから。彼らが引き出してくれなかったら、この子はもうとっくの昔に苦しみながら窒息死させられていたところだった、それは確かなことだし、この子をそんな目に遭わせてしまったのは飼い主の過失…もう二度とこの子がそんな目に遭わないように細心の注意を払いたい…その考え方はよくわかるのです…でも、飼い主さんにとっても、大切なパートナーである愛犬…解決の道はないのでしょうか。


我が家は真黒郎のとき、非常に似た立場を経験しました。預かり側として、です。(過去LOG「元迷い犬・真黒郎の帰還」をお読みください)

うちのご近所さんが保護して、我が家で預かって、ヒュメイン・ソサエティはもちろん、警察にも民間シェルター4カ所にも近隣の獣医にも知らせて、新聞広告まで出して、それでも見つからなかった飼い主。Humane Society(ここの場合カウンティ・シェルター)で「その犬を収容することはできるが、72時間飼い主が見つからなければ殺処分される」と言われ、うちの子にすることに決めました。

零下15℃の凍てつく朝に食べ物を探してウロウロしていた真黒郎、フィラリア陽性だった真黒郎、デモデクス(アカラス?)で背中の毛が抜け落ちていた真黒郎。きっと捨てられたのだと思いました。去勢手術も受けさせ、命がけのフィラリアの治療をし安静にさせ、デモデクスの治療も始めた5週間後、突然飼い主が現れて「犬を返せ」と言ってきた時のショック。

この子をこんなふうに病気にしてしまって、ろくに面倒も見ず寒い朝に庭へ放置して、おまけにろくに探しもしないで、今更返せって?そんなふうに考え、拒絶しました。

それからは地獄。相手からは「finders keepers」と泥棒扱いされ、「幼い息子の親友を取り上げるつもりか」と凄まれ、怖くてろくに外出も出来なくなりました。我が家のドライブウェイに警察の車が入ってきたり(相手が通報したため)こちらは弁護士に相談したり、もうそれは大変な数ヶ月でした。


結論から言うと、私たちは彼を元の飼い主の元へ戻すことになりました。法律的に、真黒郎の所有権は元の飼い主にあったのです。もしも、私たちがシェルターへきちんと預けて72時間後に迎えに行ったなら、正式な所有権は私たちに移ったはずだったのですが、そうしていなかった(誰もそんなアドバイスはくれなかった)ので、真黒郎は「落としたハンドバッグと同じ」という扱いで、あくまでも飼い主の「もの」だったんです。

もちろん、そこに明らかなアニマル・アビュース(ネグレクトを含む虐待の事実)があれば話は別ですが、たとえ飼い犬がフィラリアに感染していようが、皮膚病の治療がされていなかろうが、寒い朝、外に出されていようが、法律的には虐待には当たりませんでした。今回の騒ぎの中、どこかで、アメリカの保護団体は元飼い主に資格がなければ迷い犬をそこへは戻さないというようなことが書かれていましたが、保護団体にそんな権利はありません。アニマル・ポリスが介入するような明らかな虐待があれば別ですが、他の誰が「飼い主としてふさわしくない」なんて判断できるんでしょうか。意地悪な言い方をすれば、犬は所詮モノ扱いなのです。


幸いなことに、真黒郎の場合は、飼い主と私たちの間にあった大きな誤解が解け、彼はちゃんと可愛がられていたことがハッキリとわかりました。今回のケースとも似ていますが、各種行政に出した届けの「found」と「lost」の情報が合わなかったこと。これはシェルター側の手落ちではありますが、動物を巡る扱いはどこの国でも人間よりは格段に下です。予算もなく、人でも足りないシェルターの事務レベルでのミスをそこまで責めることはできません。あらかじめ「ミスは起こりうるから、もし愛犬を迷子にしてしまったら、毎日でも各シェルターをまわって自分で確かめるように」とアドバイスされるんです。そしてその飼い主もあちこちのシェルターをまわったらしいのですが、何故か、檻の中の犬たちのチェックはしても、掲示板に貼られた真黒郎のポスターには気付かなかった。でも、私は最終的に彼らの出していたlostの届けを確認しました。何故最初のときに情報が一致しなかったのかは不思議ですが、きっとよくあるミスなんでしょう。


フィラリアの件も、予防をしていなかったわけではなく、どうやらその飼い主のところに来る前の子犬の時から既に感染していたのではないかと思われる節がありました。フィラリアの感染チェックをせず、毎月の予防薬だけを与えられていたんです。怠慢は飼い主ではなく彼らのかかりつけの獣医にあったわけです。また、背中のデモデクスも、アレルギーと診断され、より悪化させるような薬を投与されていたことがわかりました。相手が私たちを説得しようと獣医のカルテをコピーして我が家に持ってきてくれたことで誤解は解けました。

もちろん、寒い朝に外へ出していたとか、我が家よりは飼育環境が良くないという事実はありました(環境的には私たちの方が幸せにできる自信があった!)が、愛情は他人の物差しでは測れないのですよね。相手が虐待をしていたわけではないとわかった以上、私たちは真黒郎のためにも、元の飼い主の元へ返すのが一番だと判断しました。もしもここでどうしても納得できなければ相手が裁判に持ち込むのを受けて立つ、という手もあったのです。でも先方は、我が家で支払った、去勢手術、フィラリア治療、デモデクス治療、そしてマイクロチップの費用…すべてを支払って、私たちに感謝してくれました。私たちは彼らの誠意を受け入れ、彼らは愛犬真黒郎と再会することができました。


飼い主一家と再会した真黒郎の喜びよう、正直言って「負けた」と思いましたよ(笑)。そして当然のように「愛車」へ乗り込む真黒郎の後ろ姿は涙で霞みましたが、飼い主夫妻はそんな私たちを優しくハグしてくれました。その後、真黒郎は何度か我が家を「別荘」と認識したようで、たびたび一人で遊びに来てしまいました。そのたび迎えに来る飼い主を待ち受ける真黒郎の嬉しそうなこと、「だったら何故脱走してくるのだ?」と最初のうちは理解に苦しみましたが、要するに我が家は別荘だったわけ(笑)。どっちも大好き。だけど迎えに来た飼い主と我が家の庭でボール遊びする真黒郎の幸せそうな姿に、彼らの絆を感じました。太刀打ちできませんでした。そして、真黒郎はこの2年半、姿を現していません。幸せに暮らしてくれていることを願いますが、もう私たちの力が及ぶ範囲ではありません。MacLo(片隅真黒郎)はもういません。Dakota.Fに戻ったんです。


話を今回の事件に戻します。万が一、元の飼い主さんが「虐待」にあたることをしていた場合を除き、いろいろあってもやはり戻すべきだろうというのが私の(消極的)意見であり、希望です。幸いなことにコリー君はまだ預かり宅にいて、正式な里親と暮らし始めているわけではないから。二重に「引き裂く」という事態は避けられるのではないでしょうか。

本犬の気持ちを考えたらきっと「お家に帰りたい」と思っているんじゃないかな。飼い主さんに過失はあったかもしれない、もしかしたらパーフェクトな飼育環境じゃないのかもしれない、でもだれかを上の立場から「あなたは飼い主としてふさわしくない」なんて言える人って本当にいるんだろうか。”本当なら”もう処分されていたかもしれないけれど、その”本当”ってなんだろう。

私の意見としての希望はここに書いてみましたが、もちろん、部外者のつぶやきでしかありません。すべてはケース・バイ・ケースだから、当事者同士の話し合い以外に、解決の道はないと思います。当事者の全員が納得できる道もきっと見つかると思うのです。この件がどうなるのか、心配で仕方ないです。真黒郎のことを思い出し、いてもたってもいられなくて書きました。


2008年4月25日 この事件の経過をまとめたタロウ君事件のまとめサイトが公開されました。何が原因だったのか、私欲の絡んだ悪意がどこにあったのか、わかります。


迷子のコリー 太郎くんの事件 まとめサイト←クリックしてください


アニマルレスキュー10月23日まで

2007-10-23 | アニマルレスキュー
アニマルレスキュー、10月23日までの分を過去Logに流します。
里親募集SOS、犬の迷子のお知らせなどの掲示です。処分場や、ある捨てられた犬の物語[How Could You]にも、目を通していただけると幸いです。
緊急!
例によってコリーさんのとこからの情報。そのまま転載です。(事後承諾でごめんね~>コリーさん)
千葉県東金市押堀で、首輪と切れた鎖をつけた(迷子)のセーブルの雄のシェルティが保護されました。コリーでデータ可されてますが、このこは多分シェルティ。
施設に収容されたので、期限が23日
5日しか収容期限がないのはなんで????

ぼくここにいます。
おとうさんおかあさんさがしにきてください。
千葉県の保健所0476-93-5711 です。




この子のお家もまだ見つかっていません (東京・葛飾区金町で保護)

東京・葛飾区で迷子コリーが発見され、世田谷の施設に収容されています。(写真上)お心当たりの方、いらっしゃいませんか?収容の期限は22日まで。保護団体が引き出してくださるといいですが。どなたか、迷子の情報をお持ちではないですか?情報はこちらから


上記のコリー、シェルティ、どうやら殺処分は逃れ、団体が引き出してくれたのでしょうか。その後の情報は入っていません。


レスキューのお知らせ

千葉県・ブリーダー崩壊でコリー他、多数ワンコの里親募集中。(2007年10月10日再掲)
詳しくは千葉WANさんのサイトから。シェルティ、キャバリア、シーズー、コリー…ブリーダーの崩壊です。情報を追いかけていたコリー数頭が無事旅立ったようで、安心してしまっていましたが、まだまだ全然問題は解決されていないことを知りました。。


埼玉県毛呂山町にて小型犬ペットブリーダー崩壊広島ドッグパーク並みにひどい状態です。ボランティアさんたちの努力で状況はかなり落ち着いたようではあります。
詳しくはペット里親通信さんのブログにて。

いつものようにももの幸せ日記さんで知りました。本当に後から後から…ペットブームに乗って、可愛いから、とオモチャ感覚で命を買う人たちにも責任の一端があります。でも、お金のためにこういうことができる人間が次から次に現れる現状をどう理解したらいいのでしょう。
この子達をこういう目に遭わせるのも人間、助けるのも人間。



緊急にレスキューが必要な猫たち


「cat plase 70匹の猫達」

近況報告ブログはこちらです。
無責任な飼い主の怠慢により5匹の猫が70匹(一時はそれ以上)にも。そして、その猫たちが今、助けを求めています。1匹でも多く助かりますように。




動物を飼う人たちに
知っておいて欲しいこと
目を背けてはいけないと私が思うこと。「不要」とされた動物たちの最後の姿です。左のメニューにもリンクしてあります
ももの幸せ日記より
「家族を待てない犬たち1」
「家族を待てない犬たち2」

お近くの処分場には今日も苦しみながら消えていく命があります。そのどこかに、あなたと縁のある子がじっと待っているかもしれません。ショップでペットを買う前に一度考えてみていただけませんか?



何度も書いていますが、もう一度紹介させてください。
捨てられた犬の物語
How Could You?
英語ですが、難しくはないので是非読んでみてほしいです。せめて真ん中あたりの第8段落からでも。
どうしても日本語で、という方は下のバナーからどうぞ。



本にもなっているようです。
「どうして? ~犬を愛するすべての人へ~」




迷子のお知らせです。

2006年3月頃
埼玉県川口市近辺で迷子になったシェパードミックスの太郎君を探しています。左のメニューからもリンクしていますが、詳しくはももママさんのサイト「ももの幸せ日記へ!


2006年2月末
北海道旭川でいなくなったコリー、サンダー君がまだ見つかっていないようです。お心当たりの方はwhitefairyのつぶやきさん、へご連絡ください。





シェルター便り ベイリー、アン・メリーと9匹の"A"pups

2007-09-10 | アニマルレスキュー
久しぶりのシェルター便りです!

Hopeの具合が悪くなった頃から、どうもよその犬の面倒を見ている場合ではないような気がして、シェルターから遠ざかっていました。何度かはぽつぽつと行っていたのだけど、その間は何故か特別心引かれて仕方ない子に出会うこともなく…そして、7月、Hopeがいなくなって、久しぶりに出かけたシェルターではWillに会ってしまった。それからは、ボランティアとしてでなく、アダプションのために何度も何度もシェルターへ足を踏み入れていたわけですが、ボランティアとして働くのは久しぶり。

と言っても、今日もまた美味しい、美味しいボランティアでした。

なんたって、パピーだらけだったし。ふっふっふ、羨ましいでしょう>各氏

それに、パピーのお母さん、アン・メリーや、コリーミックスのベイリーと、またまた「うちの子にしたいっ!」と思ってしまうような可愛い子たちとの出会いもあったのです。この子達が幸せを見つけるまで見守っていかなくちゃ。


まずは、コリーミックスのBaileyちゃん

気のせいかどっかのちんぴら君に似てたりしますが。



まったり系で甘え上手。でもやっぱり突然人格(犬格?)が変わることがあって、前の家庭から追い出されてしまったんだって。


次が、この子

Anne Marieです。

ケージ越しに初めてチラ見したときは

一瞬、かと思いました。まぢで。



それもそのはず、この子、パピー室にいた9匹の子犬たちのお母さん犬だったのです。9匹ですよ、9匹・・・でもね、子犬室には今日研修を受けて新しくボランティア登録した人達がいつも山盛り!状態で入れなかったの。


で、たまたま見かけたお母さん犬の方、お散歩に連れ出してもいい、ということだったので、運動場へ。引っ張りもほとんどなく、いい子です。ところが、運動場へ着いたというのに、遊ばないでキュンキュンと切なそうに鳴く。見ればおっぱいがぱんぱんに張って、熱を持っていました。試しにちょっと絞ってみたら出ること出ること。もう子犬は離乳しているのかと思っていましたが、慌ててスタッフのところへ連れて行きました。もうほとんど離乳しかかっているのだけど、まだ授乳もしているとのこと。ああ、その時期はツラいのよね~!(経験者は語る) ちょうどそろそろ子犬たちのおっぱいの時間だ、と。

ラッキーなことにmeromero、たまたまお母さん犬と一緒だった私たちが授乳のおつき係となりました。

さて、子犬たちお待ちかね。お食事の時間です!

お母さん、可哀想…なくらい子犬たち、もう大きんじゃない?


悩殺、ちうちう動画!!
<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=828940-1189286377-320-320"></script>
3匹の一番右の子、ずり落ちそうになっては、おっぱいに爪を立ててしがみつくのです。お母さん痛そう~!


お母さんのぱんぱんに張ったおっぱいがショワショワになり、パピーたちも1抜け、2抜け…となるとお母さんは歩き始めます。それでも根性でぶら下がっていく子もいるけど、ほとんどの子はここから一気に遊び炸裂モードへ。


<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=828940-1189286479-320-320"></script>
ぶらさがったりよじのぼったり、ケンカしたり、お母さんのおやつをちょっと横取りしてみたり…靴のひもとか、ジーンズのベルトにぶら下げたキーホルダーとか、ブラブラしたものを見ると、とにかくたまらなく飛びつきたくなるみたいで、子犬って。忙しい忙しい。



鈴なり、大漁でござる



授乳後、お遊びタイムとほぼ同時にやってくるのが排泄の時間!9匹もいると、これは大変。一瞬でも遅れるとお母さん犬が処理してしまうので、その前に大慌てで片づけるんだけど、時々間に合わない…orz

あっちでピーこっちでプー、こんなの久しぶり。ブリーダーさんって大変だ。



キミは一体何故そんな姿に…


目の回るような時間がしばし続いた後………


お母さんに甘える子が出てくる。

ぱたっ・・・ぱたっ・・・ぱたっ・・・


そしてお母さんはパピー部屋から出たいそぶりを見せ始めます。子犬たちも追ってこないので、お母さんを連れ出し、ボランティアルームでちょっとだけゆっくりして、自分の部屋へ。でも、私たちが行ってしまうのを嫌がってキュンキュンと鼻ピスしました。後ろ髪引かれまくり。もしWillが来ていなかったら、この子がうちの子になっていたかも。


…そしてパピールームを覗いてみたら…



死んだように眠る、とはこういうことね。突然「命ってすごいな」と思いました。


この子達は全員Aから始まる名前。Astroとか、Arrowとか…"A"Pupsと呼ばれています。実は今回パピーがいっぱい、3litters(litterは同胎のきょーだい)もいました。だから、

"C"pupsとか"A"pupsとかまとめて区別、頭いい!


山形・長野・神戸のレスキューシェルティたち

2007-09-06 | アニマルレスキュー




山形県のトライシェルティ。

コリーかシェルティか不明ですが、山形県鶴岡市金山町付近 で道路の真ん中でうずくまってたところを保護されました。 一時預かりの方が見つかったそうです。 又聞き情報ですが、預かりをされていた方がそのまま里親さんになられたとか。本当によかった!9月2日から掲載していましたが、過去記事として流します。


長野県佐久穂町にて8月27日に保護されたシェルティ。里親として少なくとも3人の方が名乗りをあげているとの情報が入りました。
 
収監されている
保健所のwebsiteはこちら 連絡は直接保健所へお願いします。9月3日から掲載していましたが記事を流します。



神戸にて。この子も8月28日から記事をトップにあげていましたが、無事決まったようです。




この子達は幸いにも新しい人生のスタートを切ることができそうです。それはこの子達が純血種で、シェルティを愛する人達の目にとまりやすかったから。…が、この保健所のサイトを見ただけでも、明日をも知れない命の子たちがたくさんいます。無責任な飼い主が減らない限り、こういう子たちが減ることはありません。


アニマルレスキュー

2007-08-17 | アニマルレスキュー
里親募集SOS、犬の迷子のお知らせなどの掲示です。
処分場や、ある捨てられた犬の物語についてにも、目を通していただけると幸いです。

※奈良で迷子になっていたダンゴちゃん、見つかったそうです。よかった~~~!(2007年8月17日)

千葉県・ブリーダー崩壊でコリー2頭他、多数ワンコの里親募集中。(2007年7月26日現在)

詳しくは千葉WANさんのサイトから。現在の預かり親である「外房犬猫の会」さんのブログでこの子たち(コリーのラッシー・ポッシーをはじめ、たくさんのワンコたち)の毎日が報告されています。劣悪環境で長毛の手入れがされていないコリーは、レスキューされると丸刈りにせざるをえないケースが多いですね。この子たちもマルガリータです。でも預かりさんファミリーズの愛情のもと、徐々に表情を取り戻しているように見えます。良い里親さんと巡り会えますように。




動物を飼う人たちに
知っておいて欲しいこと
目を背けてはいけないと私が思うこと。「不要」とされた動物たちの最後の姿です。左のメニューにもリンクしてあります
ももの幸せ日記より

「家族を待てない犬たち1」

「家族を待てない犬たち2」


お近くの処分場には今日も苦しみながら消えていく命があります。そのどこかに、あなたと縁のある子がじっと待っているかもしれません。ショップでペットを買う前に一度考えてみていただけませんか?



捨てられた犬の物語
をもう一度紹介させてください。

How Could You?

英語ですが、難しくはないので是非読んでみてほしいです。せめて真ん中あたりの第8段落からでも。
どうしても日本語で、という方は下のバナーからどうぞ。




本にもなっているようです。
「どうして? ~犬を愛するすべての人へ~」



埼玉県毛呂山町にて小型犬ペットブリーダー崩壊広島ドッグパーク並みにひどい状態です。ボランティアさんたちの努力で状況はかなり落ち着いたようではあります。
詳しくはペット里親通信さんのブログにて。

いつものようにももの幸せ日記さんで知りました。本当に後から後から…ペットブームに乗って、可愛いから、とオモチャ感覚で命を買う人たちにも責任の一端があります。でも、お金のためにこういうことができる人間が次から次に現れる現状をどう理解したらいいのでしょう。
この子達をこういう目に遭わせるのも人間、助けるのも人間。



緊急にレスキューが必要な猫たち


「cat plase 70匹の猫達」

近況報告ブログはこちらです。
無責任な飼い主の怠慢により5匹の猫が70匹(一時はそれ以上)にも。そして、その猫たちが今、助けを求めています。1匹でも多く助かりますように。



迷子のお知らせです。

2006年3月頃
埼玉県川口市近辺で迷子になったシェパードミックスの太郎君を探しています。左のメニューからもリンクしていますが、詳しくはももママさんのサイト「ももの幸せ日記へ!


2006年2月末
北海道旭川でいなくなったコリー、サンダー君がまだ見つかっていないようです。お心当たりの方はwhitefairyのつぶやきさん、へご連絡ください。





不要な殺処分ストップの署名を!

2007-08-03 | アニマルレスキュー
シェルターの動物たちを救ってください!署名ご協力お願いします!(Aug/3/'07)

2008年7月6日(現地時間)現在、4999票集まっています。目標まであと1人です!

2008年7月7日 
目標達成しました!

これで陳情がうまくいくといいですね…。
2008年2月6日現在、署名数4749。目標は5000です。あと250人で目標に届くところまで来ています。

「わたしはしぇるたーで、ろっかげつもかぞくをまっていたのよー。きゅうじゅうにちはみじかいわー。」


mixiはほとんど活用していないのですが、いくつかのコミュニティに参加しています。その中で、どうしても今、署名が必要なものを見つけました。

以下転載します。

「アメリカのアニマルシェルター」ご参加のみなさま、


「動物の命を大切に~!」のお願い事です~~~。

私がボランティア活動で日夜一生懸命頑張ってるアニマルシェルター(Bergen County Animal Shelter)の管轄をしているHealth Deptが「シェルターに90日以上居る動物は殺してしまいましょう」というルールを断固強化されるという話になってきました。(注:健康でも、問題行動がなくても90日以上居ると殺される...)

シェルターに来る動物で、ラッキーな子は一週間以内で家がみつかったりすることもあるのですが、大抵は3-4ヶ月とか、もっとかかったりします。また、最近では一年我慢強く待っていた子達2-3匹が、すごい良いお家にもらわれていったりというケースもあり、「だれもかれもが90日だけの命」と一括りにしてしまったら、それで未来も夢も命もつんでしまってしまうというケースが一杯あると思うのです。

ということで、「動物達が心身共に健康であれば、家がみつかるまでチャンスをあげよう!」というPolicyに考え直してもらおうと、みんなで闘い中です。

そこで、より多くの人にこの事実を知ってもらって、同意してもらって、それをBergen Countyの一番偉い人からHealth Deptの人たち全てに「あなた達がやろうとしてることは人道的ではないですよ」と証明しようと頑張っています。

前置きが長くなりましたが、是非署名お願いします!また、周りにもリンクを流してもらえれば尚感謝感激です。いきなり参加して、急にお願い!なのですが、是非ご協力お願いします。ありがと~ございます!(もちろんアメリカ以外からの署名も大感激です!)

Petitionのサイトへのリンクです。

http://www.thepetitionsite.com/takeaction/431717664

シェルターのリンクです。

http://west.petfinder.com/shelters/NJ29.html




以上転載(書き込みはmahitoさん)でした。
私はこの件で初めて、都会の方では公営シェルターでも90日以上動物を置いてくれるところがあると知ったので、むしろそちらに驚いた部分もあるのですが。ちなみにうちの地域では公営だと72時間しか置いてくれないのです。その間にブリード(犬種別)レスキューとか、民間シェルター、レスキューグループなどに、可能性の高そうな子から振り分けていきますが、多くの子は再び温かい家庭に触れることなく「処分」されてしまいます。

Bergenカウンティはうちの方と比べればずっと処遇が良いのですが、問題は、「ひとくくりに90日」という融通の利かないルールが通ろうとしているところだと思います。そして、こういった、進んだ地域での進歩はいずれ地方にも広がってきます。いずれ、うちの地域のシェルターもより長く動物たちにチャンスを与えられる希望が出てくるかもしれません。よろしくお願いします。

なお、署名請願ページの和訳もmahitoさんより頂いています。


******* (請願画面の和訳)*******

「バーゲン郡のアニマル・シェルターの90日ポリシーをやっつけてしまいましょう!」

ターゲット:郡のエグゼクティブ、デニス・マクナネリー
製作者:ニュージャージー州バーゲン郡の関心をもつ住人達

バーゲン郡の動物達のために闘いましょう!

署名にご協力をお願いします。

1)不必要な殺処分をストップしてください!90日経ってしまったからという理由だけで、健康で、里子になる可能性が十分ある動物を、殺処分するのは非難すべき行為です。

2)もし、特別な犬種が健康で、里子になる可能性があるのなら、特別な犬種という理由だけでの殺処分をやめてください!(例:ピットブルやジンドウ犬など)

3)里子になる可能性がある動物に、時間の規制を作るのはやめてください!代わりに、シェルターがパンク状態になる5月から8月などの時期への救済や予防のための資金を提供してください。

4)手当てする代わりに殺処分するなら、医療上、手当て可能な動物の手当てをしてください!

里子になる可能性がある動物は、バーゲン郡のアニマル・シェルターに3ヶ月居たけど家がみつからなかったというだけの理由で殺処分される理由がありません。

ご支援・ご協力ありがとうございます!

以下が、バーゲン郡アニマル・シェルターで、お家を探している動物達のリンクページです。 http://west.petfinder.com/shelters/NJ29.html

*******


日本国内の方も、もちろん署名ができるとのことです。目標の5000人まで、一刻も早く署名が集まりますように。チャンスを与えてください。動物だけでなく、これからその子と出会うチャンスがあるかもしれない人間たちのためにも、未来の家族を無闇に殺さないでください。

署名の画面を下にスクロールすると、署名した人それぞれの思いが寄せられています。「何故無責任な人間のしたことのツケを無実の動物たちが支払わなければならないのか?」という意見に目がとまりました。

多くの人が書き入れるメッセージ、熱いものがあります。また、感情的に訴えるもの(あまり強いと逆効果)ではなく、建設的な提案がされているものも多くあります。どうか、人々の声が届き、多くの動物たちにチャンスが与えられますように。



ヴィクトリアちゃん、里親決定おめでとう!

2007-07-23 | アニマルレスキュー
2007年7月23日 過去記事として流します。

里親募集SOS、犬の迷子のお知らせなどの掲示です。
処分場や、ある捨てられた犬の物語についてにも、目を通していただけると幸いです。

ホワイトコリーの里親 募集中 正式決定しました
 

Hopeに似てるヴィクトリアちゃん、おめでとう!幸せになってね!
ホワイトコリーの里親再募集

去年のクリスマス頃、飼い主の手で、仲間のコリーやコッカースパニエルと共に処分場へ持ち込まれ、殺処分寸前のところをCATNAPさんという保護団体にレスキューされました。一度里親が決まったのですが、先方の都合で出戻ってきたところ。顔はHopeにそっくりで全身真っ白な器量良しさん。性格も良く、賢いとのことです。詳細はこちら「美犬3姉妹の毎日」さんからどうぞ


【名前】ヴィクトリア
【年齢】推定7歳
【体重】26.2キロ
【性別】女の子
【フィラリア】陰性
【避妊手術】済み
【歯石除去】済み
とても大人しく、頭の良い子です。


柴犬のギャルちゃんの里親さんは決まりましたgood。幸せになってね。
この子は車に乗った男に、轢き殺される勢いで追いかけ回されていたところを保護された2頭(たぶん親子)のうちの若い方でした。もう片方の子【なつ】は、まだ心の傷が癒えず、またトイレの躾が完成していないので里親募集を見合わせ中。「犬と暮らせば」のゆかさんのところで保護されています。



全盲のホワイトシェルティ クララちゃんも 里親さんが決まりました。

コリーやシェルティの繁殖には禁忌があります。無知な素人繁殖か、無責任なブリーダーか。この子は不幸にして全盲という障害を持って生まれてしまいました。優しい里親さんが見つかって家族としての第一歩を踏み出したところです。おめでとう!




動物を飼う人たちに
知っておいて欲しいこと
目を背けてはいけないと私が思うこと。「不要」とされた動物たちの最後の姿です。左のメニューにもリンクしてあります
ももの幸せ日記より

「家族を待てない犬たち1」

「家族を待てない犬たち2」


お近くの処分場には今日も苦しみながら消えていく命があります。そのどこかに、あなたと縁のある子がじっと待っているかもしれません。ショップでペットを買う前に一度考えてみていただけませんか?



捨てられた犬の物語
をもう一度紹介させてください。

How Could You?

英語ですが、難しくはないので是非読んでみてほしいです。せめて真ん中あたりの第8段落からでも。
どうしても日本語で、という方は下のバナーからどうぞ。




本にもなっているようです。
「どうして? ~犬を愛するすべての人へ~」



埼玉県毛呂山町にて小型犬ペットブリーダー崩壊広島ドッグパーク並みにひどい状態です。ボランティアさんたちの努力で状況はかなり落ち着いたようではあります。
詳しくはペット里親通信さんのブログにて。

いつものようにももの幸せ日記さんで知りました。本当に後から後から…ペットブームに乗って、可愛いから、とオモチャ感覚で命を買う人たちにも責任の一端があります。でも、お金のためにこういうことができる人間が次から次に現れる現状をどう理解したらいいのでしょう。
この子達をこういう目に遭わせるのも人間、助けるのも人間。



緊急にレスキューが必要な猫たち


↑クリックで「cat plase 70匹の猫達」に飛びます
無責任な飼い主の怠慢により5匹の猫が70匹(一時はそれ以上)にも。そして、その猫たちが今、助けを求めています。1匹でも多く助かりますように。


迷子のお知らせです。

2006年3月頃
埼玉県川口市近辺で迷子になったシェパードミックスの太郎君を探しています。左のメニューからもリンクしていますが、詳しくはももママさんのサイト「ももの幸せ日記へ!


2006年2月末
北海道旭川でいなくなったコリー、サンダー君がまだ見つかっていないようです。お心当たりの方はwhitefairyのつぶやきさん、へご連絡ください。





犬を飼えなくなった飼い主さんたちへ

2007-03-22 | アニマルレスキュー

昨日事情を知って、すぐに緊急記事として里親募集の書き込みをした神戸のコリー2頭。

願いも虚しく、既に殺処分されたとのことです。


悔しくてなりません。


10歳と12歳。名前はアルファとインディ。この子達は長い間一緒に暮らした飼い主の”人間の事情”で保護センター(殺処分所)へ持ち込まれたようです。あるネット上のコミュニティでは預かり親になってくださるという方の名乗り出もありました。なのに、届かなかった。


飼い主持ち込みの場合、里親募集は行われず、即日処分となるケースが多いのです。

保護センター・保健所・動物管理センターなどでの殺処分は安楽死ではありません

逃げられないように、機械仕掛けで動く檻に壁へと追いつめられ、死の通路を自ら歩いて、いや、歩かされてガス室へ送られる。

そして、ガス室では二酸化炭素ガス(炭酸ガス)が入れられ、数分から十数分の間、息ができずに苦しみ抜いて死んでいくんです。


恐怖と絶望と混乱の中で。


ガスでの殺処分が一番コストがかからないからだそうです。

信頼しきっていた飼い主にそんなところへ連れて行かれたこの子たちの人生の最後はあまりに悲しすぎます。最後に何を思ったのか。


ベッドに入っても後から後から涙が出てきて、息ができなくなりました。息ができないことで、この子たちの味わった、この何千倍もの苦しさが想像されてやりきれません。


人間の一方的な事情で犬が飼えなくなったら、猫が飼えなくなったら、ペットが飼えなくなったら、

お願いです。処分場へ持ち込んで、苦しませて絶望させて死なせることだけはしないでください。


できる限りの手を尽くしても、新しい飼い主も、手を貸してくれるレスキューグループも見つからなかった、どうしようもなくなった、最後の最後の手段で、どうしても飼い主がその子たちの命を責任持って断たなければいけないのだとしたら、

どうか

自分の手で獣医さんに連れて行き、飼い主さんの腕の中で安楽死させてあげてください。せめて。


お願いします。


殺処分は決して安楽死ではありません。
もも母さんのセンターでの処分見学記事をもう一度紹介します。「不要になった」犬たちが辿る運命を。確かめてみてください。

家族を待てない犬たち 1

家族を待てない犬たち 2

一人一人にできることは、わずかですが、あります。PAW CHUMS (4本足の仲間たち)


そして、飼い主に捨てられても死の瞬間まで飼い主を愛し続けた、犬の物語も。

How Could You?

是非、もう一度読んでみてくださいますよう。

この子たちが皆、安らかな世界に旅立ったことを祈って。
アルファ、インディ、助けてあげられなくて、ごめんね。

アニマルレスキュー 過去のお知らせ

2007-03-21 | アニマルレスキュー
(2007年3月21日)までのアニマルレスキューのお知らせです。
exclamation神戸にてコリー2頭の緊急里親募集情報exclamationです。

倒産・立ち退きのため、緊急に里親が見つからなければ最悪の結果もあり得るようです。すでに身柄は神戸の管理センターに移されており、一刻を争う状況です。どなたか、里親、あるいは一時預かりができる方でも、いらっしゃらないでしょうか。

名前は『アルファ』と『インディ』
10歳と12歳の女の子と男の子です。

現在情報が少なく、連絡先は保護先の神戸動物愛護協会になっています。詳しい情報が入り次第お知らせしますので、よろしくお願いします。『神戸動物愛護協会 078-741-8111』


願いも虚しく、この子たちは殺処分されてしまいました。



東京のコリーたち
クリスマス前に飼い主から処分場に持ち込まれたコリー2頭とアメリカンコッカスパニエル1頭の計3頭が、ボランティア団体にレスキューされました。里親さん募集中です。現在保護主さんのお家で新しい里親さんを待っています。
【保護主さんのブログ】
ホッピー母ちゃん預かり日記さん
そして
美犬3姉妹の毎日

コリーの片方はセーブル(色がHopeそっくり)片方はホワイト(顔がHopeそっくり)こんな子たちを捨てた!?処分場に持ち込んだ?   
やりきれませんね。
どうか、早く本当の家庭が見つかりますように。


↓3月現在、里親さん候補が決まり、トライアルに入っています。Forever Homeとなりますように。



静岡県にてコリーの里親募集です。
トライカラーのコリーの女の子が引っ越していった飼い主に置き去りにされたそうです。どういうことなのか、詳細はわかりませんが、犬の里親募集サイトに情報があります。左のメニューの東海地方から入ってください。IDはD18058です。早く良いお家が見つかりますように。


里親さんが決まったそうです。




緊急にレスキューが必要な猫たち


↑クリックで「cat plase 70匹の猫達」に飛びます

無責任な飼い主の怠慢により5匹の猫が70匹(一時はそれ以上)にも。そして、その猫たちが今、助けを求めています。1匹でも多く助かりますように。





そして、動物を飼う人たちに
知っておいて欲しいこと

目を背けてはいけないと私が思うこと。「不要」とされた動物たちの最後の姿です。左のメニューにもリンクしてあります


お近くの処分場には今日も苦しみながら消えていく命があります。そのどこかに、あなたと縁のある子がじっと待っているかもしれません。ショップでペットを買う前に一度考えてみていただけませんか?




捨てられた犬の物語
をもう一度紹介させてください。

How Could You?


英語ですが、難しくはないので是非読んでみてほしいです。せめて真ん中あたりの第8段落からでも。
どうしても日本語で、という方は下のバナーからどうぞ。




本にもなっているようです。
「どうして? ~犬を愛するすべての人へ~」





迷子のお知らせです。

2006年3月頃
埼玉県川口市近辺で迷子になったシェパードミックスの太郎君を探しています。左のメニューからもリンクしていますが、詳しくはももママさんのサイト「ももの幸せ日記へ!


2006年2月末
北海道旭川でいなくなったコリー、サンダー君がまだ見つかっていないようです。お心当たりの方はwhitefairyのつぶやきさん、へご連絡ください。


6 puppies ジェンナ ピアー そして子猫たち

2006-11-06 | アニマルレスキュー

今週も朝からシェルター、そして午後は食べて薪割り、食べて薪割り…実にシンプルかつ充実した一日。

今日は子犬・子猫写真満載です(≧▽≦)



同じ人物から持ち込まれた6匹のパピーたち。同胎犬だと言っていたらしいのですが、シェルターのスタッフは誰も信じていません。大きさも見た目も違いすぎる子たちです。

パピーを遊ばせてもいいかと聞いたら、「もちろん大歓迎だけど、大変よ~」と言われました。とりあえず6匹をすべて部屋に運び込み、首輪をつける練習から…








ネズミを捕まえましたっ!






















まだお腹がピンクで、吸い付くように柔らかくてそれでいてパンパン。



いや、かわいいことかわいいこと! ただ、「大変だ」と言われた通り、ケージの中ではおとなしく団子になって動かなかったパピーたち、部屋に離した途端、あっちでピー、こっちでプー。6匹しかいないのにどうしてこんなにひっきりなし!?と思うほど常にどこかで誰かが動きを止めて部屋の隅で黄色い水たまりを作ってるのです。踏んじゃったら部屋中大変なことになるし、もう追いかけて回って大忙しでした。その上、始末をしようと歩き出す私の両足の靴ひもに1匹ずつパピーがぶら下がるし。


今日はいつもの大部屋がボランティアのオリエンテーションでふさがっていたため、医療室で遊ばせていたんですが…あんなニオイになっちゃって大丈夫かしらん。スタッフはそこで食事なさるようです。スミマセン…。

ベテランさんだと、これくらいの月齢のパピーならもう基本的な躾を入れたりもできるらしいですが、私たちは遊ばせてシモの世話をするだけで精一杯でした。

小一時間したらようやくおとなしくなってきたので、先週に続いてスピッツミックスのJennnaを散歩に。



先週はちょっと悲惨だったんです。それというのも外は実を切るような風で耐寒温度氷点下。そんな中でJennnaは…

泥の中をひたすら走って…



あ”あ”~~~~



当然フロですよ、問答無用!

嫌がったこと嫌がったこと、こちらも体制を整える間もなくバスタブに押し込んだので、一緒になってびしょ濡れでした。乾くまで部屋で一緒に遊んだけれど、一瞬たりともじっとしていなくて、通りかかったスタッフにも「あら、クレイジーJennnaちゃん」なんて声を掛けられていたのです。ルーカスを彷彿とさせるようなJennnaだったのですが…。(リジィ子さん、ご安心ください!あのクレイジー・ルーカスもちゃんとアダプト済みでした!)


それに比べると今週はすいぶん落ち着いて…


シェパードのLady Annとフェンス越しに追いかけっこ


ずいぶんと落ち着いていました。それというのも、元飼い主は刑務所に入らなければいけないことになって(!)Jennnaの面倒を見られなくなったので、彼女は人のAttentionに飢えていたのではないかと。スタッフやボランティアに可愛がられてずいぶん精神が満たされたんでしょう。ま、ハイパーなのは気質でしょうけれども。




この子はピアー。私たちが遊ばせているわずか1時間ほどの間に4組もの里親希望者が現れました。既に里親縁組みは決まっていた子なんですが、こんなに人気とは…わからん(爆)。ヨーキー・プードルのミックスとのこと。


そして今回は番外編


我が家はフーがネコアレルギーなのでネコボランティアはしていないのですが、今日はロビーに着たばかりの仔猫たちが…!


こんなに次々子猫が持ち込まれるなんて


この子、生後2週間くらいじゃないかって。


ちょっとヒトに怯えていた美人さん

ここにきたらもう大丈夫。良い縁に巡り会えますように。

symbol7ガーデニングランキング応援ありがとうございます→どらどら!!