一週間留守にして、戻ってみると…
紅葉が始まっていました!
一週間って結構長いのね。
いちじくの実も着実に大きくなってます~。でもこの分では初霜までに食べられるサイズには…成長しないだろうなあ。
さて、Aruba旅行記みたいなものを。
今回のvacation、南国のリゾートで、普段離れて暮らす娘と2人、楽しくないわけがありません。もう最初から期待値も高く、実際期待を裏切らない楽しい日々だったのですが、さすが南国さすがリゾート。地元の人々はとにかく二言目には「人生楽しまないと!」と、とことん明るい。それでですね。当然ながら事務処理すごいいい加減~。
リゾートなので、大資本のホテルやら観光業界が取り仕切っているのですが、そういう施設で正規に働く人々のきっちり具合と、地元の人々のてきとー具合に結構翻弄されたのでした。
一番大変だったのは、滅多にないという大嵐の夜の翌朝、シュノーケル船ツアーのキャンセルでした。出発前にネットで予約し、当日はバスのピックアップもあったのを、敢えて安全のために40分もビーチを歩いて現場に向かったのですが、手続きを済ませて「待て」と言われたところで待っても待っても船が出ない。まあ誰も待つことで文句を言ったりもしなかったのですが、ようやくスタッフが現れたと思ったら「嵐の影響で船のメインコンピュータが壊れた。今日のツアーはキャンセルになるので、フロントデスクで手続きをしてくれ」と。
そして、そのフロントデスクに一番近い位置にいた私と娘が一番にデスクへ向かったのですが、「キャンセルになったツアーの再予約か払い戻しの手続きを」と言うと「えーっ!船がキャンセルになったー?」って。こちらのスタッフには話が行っていないんです。
そんなこんなで、とにかく翌日のツアーに振り替えてもらうことになり、引換券をもらってその日のスケジュールはすっかりメタメタになった我々ですが、まあそこまでは仕方がない。
問題は翌日でした。
今回はきちんとバスのドライバーに確認して、30分前に近くのホテルからピックアップしてもらうことにしてあった…のに…時間を過ぎてもバスが来ません。
船の出発10分前になり、さすがに不安でホテルの中にあるツアーのコンシェルジュに相談すると、「今日、うちのホテルの前でピックアップはありません」と言い切られました。でも昨日ドライバーにハッキリ確認を取ったのだ、と言うと「ドライバーにはそんな権限はないはずなんです」と。
とにかく私たちは言われたとおりに言われたところに来たのだから船に乗らないわけにはいかない、なんとかしてくれー!とねじ込んだら、「自力でタクシーで行ってくれ。運が良ければ間に合うかも」みたいなお返事です。いや、それはおかしいでしょう、とここから徹底交渉。…しているうちに当然船の時間となり、船は出てしまいました。しかも、私たちのもらった引換券というのが、実は前日の(元々の)ツアーのチケットそのままだったのでした。
それを確認したコンシェルジュは「残念だけどこのチケットは払い戻し不可のものだからどうしようもありません」とか言うのです。
いや、どう考えてもこちらには何の落ち度もないのだし、私たちのスケジュールがめちゃめちゃになった上にその仕打ちはないでしょう。ここまでくると私は感情的になってしまうので、交渉上手の娘ブーにバトンタッチです。すったもんだの末、上のマネージャーが出てきて、やっと現場職員の手落ちを認めてくれて、チケットは再発行、ツアーは少し時間が短くなってしまうけれど当日午後のものに振り替えてくれて、さらに割引もしてくれました。
とりあえず、元々のツアー料金を払い戻してくれて、新しいツアーを現金で支払いです。
…長くなりましたが、ようやくめでたしめでたし!
…と思ったんです。
午後までの時間をプールやビーチでのんびりつぶし、お昼ご飯も食べてさあ、気を取り直してでかけるか、というとき私のiPhoneにメール着信。なんとびっくりクレジットカード会社からの確認で、「ツアー会社から○○○ドルの引き落としがあったが、身に覚えはあるか」というもの。ありませんって。
もう新しいツアーは現金で払ってあるし、あとはツアー会社から払い戻しがあるはずで、引き落とされてるはずないんです。ここでまたツアー会社とメールのやりとり。そうこうして時間がなくなっているというのに、立て続けに残り2通の同じメールがクレジット会社から届きました。半分パニックの私に、さすがアメリカの社会で日々揉まれ続けている冷静な娘が一言「大丈夫、このお金は何があっても絶対に私が取り戻します。お母さんは心配しないで。」もう娘にしてあげられることはないなー、と頼もしかったです。
とりあえず、この心配事のことは見えない棚に載せて、とにかく目の前のツアーを楽しむことにしました。 結局、ツアーを終えて夕方、ツアー会社から謝罪のメールが来て曰く「申し訳ありません。あなたのアカウントに○○○ドルの
払い戻しを1回するつもりで、引き落としを3回もしてしまいました。これはもちろんすぐに払い戻しましたし、こちらがレシートです。」
…結局こうして事なきを得たのですが、精神的にドドッと疲れた一件でした。「なんとかなるさー」と明るく生きることができればいいけど、そうそう呑気にはなれないもんです。
ともあれ、今日はシュノーケリングツアーの写真を。(長くなりますよー)
ツアーが出るピア。
楽しく飲み食いしながら出発を待つ仕様です。
マスクをかぶるために娘に前髪を編んでもらっていたら、いつの間にかお札を手に持った「お客さん」が次に並んでいた、という(笑)。
シュノーケルツアーがメインなのですが、私たちはオプションでスヌーバを申し込んでありました。スヌーバというのは、シュノーケルとスクーバの中間みたいなもので、タンクを背負わず、海上に浮かべたボートの上から空気のチューブをつないで潜るタイプのダイビング・アクティビティです。私は一応、Cカード(スクーバダイビングの認定証)を持っているダイバーのはしくれ…ってことになっているのですが、いかんせん大昔の話だし、実際に海で潜ったことはほとんどないペーパーダイバーです。娘に至っては、6歳で一回、15歳くらいで一回シュノーケルをしたことがあるだけ、という未経験者なのでスクーバのオプションはなしでした。
スヌーバなら、全くの素人でも大丈夫!とパンフレットには書かれていたので気楽に申し込んでみました。もっとも、潜水前のブリーフィングで受けた注意事項の数々、娘にはことある事に教え込んでいたこともあってなんとか理解していましたが、全くの素人だったら本当に付いていけるのか?と少々疑問ではありました。大体が、Cカード持ってるはずの私でさえ、沈み方とか船からの飛び降り方とか、すっかり忘れてましたから( ̄▽ ̄;)。
ともあれ、全く初めての潜水にしては上出来のブーちゃん。耳抜きには多少苦労していたみたいだけど、痛くなったら少し上がって、留まって…とパニックになることもなくうまくこなしていました。
船の上での飲食はすべて料金に含まれています。つまり食べ放題!パンもチーズもハムも、アメリカのと味が違う!美味しいんですよー(涙)。ブーちゃんなんかサンドイッチ4つも食べました。アルコール各種(ビールとカクテル)も飲み放題でした。スヌーバの誓約書に「アルコールを飲んでいない」ってサインしたと思うんだけど、船の上ではいいのか!? インストラクター曰く、「人によっては多少飲んだ方がリラックスできるからねー」だって。
アルコールアレルギーよい子の私たちはもちろん飲みませんでしたよ。…潜る前は。
10分ほどで潜水スポットの沈没船に到着。この回、残り19人はシュノーケルの人々で、スヌーバは娘と私の二人だけ。
初めてにしてはすごい余裕なのですよー。
3メートルほど潜って沈没船です。
いきなり魚の群れに囲まれるわたくし。
スヌーバでの写真はすべてインストラクターが撮ってくれてます。
船の窓ですね。
記念撮影
ここまでがスヌーバで「潜り」の写真。
いくらなんでも長くなりすぎたので、今日はここまでにして、残りは「
続く」
「さすがに合成で海の中に入るのは遠慮した横タンのオレ。」
「でもリクエストにお応えして出てきたでちよー。なんか無理矢理でちねえ。」