合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

持ち帰ったお宝

2007-01-09 | バレエとかピアノとか

雨が続いていましたが、ようやくお天気に。日本から持ってきた、30年前の衣装を洗いました。

外にものを干す、という習慣が全くないのでいざこういうときに困ってしまいますが。



イスにかけてみたり…



ブッシュに乗せたり。
ものの数分で凍ってバリバリになったのにはちょっと驚きましたが。



見違えるようになりました。



貧乏な質素な我がバレエ団に寄付しちゃいます。こんなに年数を経てもまだこんなにキラキラしてるものなんですねえ。でも白いチュチュの胸に飾られたスパンコールは銀色が抜けて透明になっちゃってます。

日本では小さなバレエ教室でも豪華な衣装で発表会をしますが、こちらは日本のように発表会に何十万円もかける、なんてことはまずないようです。負担金はせいぜい100ドルほど。そして小さなスクールリサイタルでさえもすべて観客が入場料を支払う仕組みです。そのかわり、日本のように小さい子がチュチュを着て踊ったり、衣装を特注するなんてことはほとんどなくて、ほとんどが団のチュチュを着回します。小さい子はレオタードにヒラヒラをつける程度。外側よりも中身の美しさで勝負!ってとこかな?

実は後一つ大物衣装を持ってきているのですが、それはまた後で。


[オマケ]
日本の実家から掘り出してきたお宝の一つです。
見覚えのある人も多いんじゃないかな~?

小学館の【少年少女 世界の名作文学】シリーズ


低学年の頃の愛読書でした。危うく捨てられそうになっていたところを救出。「赤毛のアン」の古くさい名訳も、「ルパンシリーズ」も、「小公女」も「宝島」も「失われた世界」もみんなこのシリーズで読んだのです。内容は、今となっては自主規制されている差別用語の嵐だったりして却って新鮮なくらいですが、こういう時代だったのねえ、と感慨深いです。編者のほとんどが明治生まれというのにもびっくり。

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レッスン納め 日本語、スケート、そしてバレエ

2006-12-14 | バレエとかピアノとか

あー、終わった!ウィルスの駆除が終わり(かなり出費もありましたが)、すっきりさわやかにメインマシンへ…と思ったものの、なかなかスンナリとはいかないようです。入れなおしてくれたはずのATOKも起動しないし、IEのお気に入りの中身は順番がすっかり入れ替わっちゃったし、マウスやキーボードの設定もやり直さないといけないみたいです。画面にもNortonがかなりえらそうに鎮座してるし、なぜかYAHOOのツールバーまで。元の状態に戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。


今週は怒涛の一週間でした。…ってまだ3日しか経ってないのか。。。
月曜に日本語のクラスが終わり、火曜にスケートのクラスが終わり、水曜の今日、バレエのクラスが終わりました。合間にルシアンクッキーを3回(6単位)、ロミアスを2回(4単位)焼きました。メールを100通くらい書きました。旅行の準備を…し…てません(涙)。しなくちゃねえ。


日本語の生徒さんは、数十時間のクラスを終えて、

「○月から今月までの○ヶ月間、日本語の勉強をしました。日本に行って、もっと日本語を勉強したいです。難しかったですがとても面白かったです。」

くらいのことはさらりと…とは言えないまでも、考えながら、言えるようになりました。天晴れ~~~!


スケートはフーも私も晴れてADULT3のクラスを卒業、次はADULT4へ。
今回の先生は前回とは打って変わって、プロフェッショナルな先生っって感じだったのです。重心のかけかた、エッジの使い方、タイミングなどなど、理論と実践の両方で教えてくれたので、自分で言いますが(笑)ぐんぐん上達しました。

最終日の今週は今までの課題のテストです。

私の苦手はバックのアウトサイド・エッジで、どうもきちんと円に沿って片足で滑ることがうまくできなかったのだけど、途中でどうやら後ろに伸ばした腕の付け根というか、肩を開くと安定することに気づいて問題解決。なんとか規定の秒数をクリアしたらしく合格しました。インサイド・エッジは問題なし。

バックでのストップと、フォワードおよびバックでのクロスオーバーとプログレッシブも問題なし。これらは3回連続でできることが条件です。

アウトサイド・モホーク・ターンもあっさり合格。フーはこれ、ちょっと苦戦していて、しまいには先生に両手を支えられて特訓を(フォークダンスみたーい)受けていましたが、最終的には合格しました。

フォワードのアウトサイドエッジは、多少線からはみ出したものの合格。インサイド・エッジは完璧でした!

そして前回のタームでは一体何がどうなって、どういう仕組みで回れるのかまったく見当もつかなかった両足スピン、今度の先生に教わったいろいろなことが、先々週あたりに突然繋がったみたいで、コツを掴んだというかなんと言うか、自分ではちょっと恐ろしく感じるぐらいのスピードでグルグル回れるようになりました。クルクルじゃなくてグルグルってところがまだ全然だめなんだけど。やっぱり軸が取れてないのかな?でも規定はクリアしたのでこれも合格です。

楽しいですよぉ、アイススケート。>うずうずしてる誰かさん

ただね、50分間のレッスンが終わった後、靴を脱いで5分後ぐらいから強烈な膝の痛みに襲われるのです。毎回。これはちょっとまずいのかなあ。10分ぐらい耐えていると消えてしまうんですけどね。それだけがちょっと引っかかってます。


バレエの最終日は生徒2人だけ。超贅沢です。今日はなぜか頭痛がひどくて薬を飲んで行ったんですが、前から傷めていた右の骨盤下(外側)あたりの筋がまた悪化してしまって、右のデヴェロッペやらグラン・ロンデジャンブができませんでした。おまけに変にかばったせいか、左の膝にまで痛みが出ちゃって。あーあ、agingですかね。先生は「困ったクリスマスプレゼントねー」なんて笑ってましたけど。

でもこういう日に限って案外センターの調子が良くて、ピケ・ターンとストゥニュー、シェネのアンシェヌマンで、初めてのお褒めの言葉。これもクリスマスプレゼントかしらん。その後のジュテ・シャッセ・ジュテ・シャッセ・ジュテ・ソテ×2のアンシェヌマンも絶好調。ああ楽しかった。日本でもレッスン受けられたらいいなあと思っていたんですが、足の付け根の痛みは、たぶん少し休ませたほうがいいだろうと言われてしまってちょっと残念です。ストレッチが足りないのかと思って無理をしすぎたのが悪化の原因だったのかもしれません。でも今年最後のレッスン、納得のいく出来だったので満足。2週間、ゆっくり休ませて年始のレッスンに備えることにします!

さて、生徒さんと食事にも行ったし、成績もつけたし、先生方にギフトも渡したし。あとは日本行きの準備を…とほほ…旅行の準備は本当にキライです。


店の隅っこで。ちょっと変り種のナッツクラッカー人形見つけました。ネズミのナッツクラッカープリンスっていうのも微妙だなあ。ネズミ側に寝返ったりして。



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のだめ効果でクラシック三昧

2006-12-13 | バレエとかピアノとか

ウィルス、まだ駆除できてません。がんばれオット!

おかげさまで、世間様から大して後れを取ることもなく、”のだめカンタービレ”にはまることができております。ありがとうございます>関係各位


「だいにじ、のだめぶーむなのよー」


「のだめ」をめぐる過去のネタはコチラ↓
”のだめ”にはまる日々
コンテストに行ってきました。



家族で、ドラマ「のだめ」の黒木君が吹くオーボエ協奏曲を存分に味わった翌日、ブーがこの9月から所属したばかりの地元青少年オーケストラの初めてのコンサートがあったのです。

演目の一つがなんと、まさにこの、モーツァルトのオーボエ協奏曲でした。なんという偶然!いや、もしかしたらここの指導者も「のだめ」を読んでいたりして?何しろ日本の漫画はアメリカでも翻訳されて大人気なので、あり得ないことじゃないです。

このオーケストラ、一応オーディションなんかもありまして、各学校のストリングスやバンドをやっている子の中でも一定のレベルに達している子しか入れないのです。学校とは違って完全にプライベートの活動。とはいえ、活動場所は公立のハイスクールの音楽室で、こういった青少年のための非営利団体には無料で貸してくれているます。やはり社会が芸術を育てる土壌なんですねー。

そんなふうにいろいろな学校から集まって、週に1度練習しているこのユース・オーケストラですが、聴いてびっくり!うわー、やっぱり我が地元ハイスクールのストリングスとはレベルが違う!まるで本物のオーケストラみたい。ああ、やっぱりバイオリンって本当はこんなに綺麗な音が出る楽器だったのね!忘れてたわ!みたいな。

そして、ファースト・バイオリンの実に9割以上がアジア系だったのにもびっくりです。うちの学区なんかだとアジア系の人口は0.5%ってとこなんですけど。いるところにはいるみたいです。アジア系は音楽系に秀でていることが多いようだけど、アジアに詳しいアメリカ人の友人は「コシさんのせいねー」と言います。(訳:孔子さんのおかげですね)


コシさんのせいなのかどうか、とにかくアジア人、がんばってますよー(と言ってもほとんどがたぶん大陸系。日本人は全体で2人だけでしたが…)。

のだめのおかげで日本はクラシックブームなんでしょうか?全然詳しいわけじゃないけど、とりあえず常にクラシックブームな我が家としては嬉しいです。日本では第九の季節。昔は第九の合唱団に参加して何度も舞台に立ったものでした。こちらでの12月の風物詩はNutcracker(くるみ割り人形)。どちらにしても存分にクラシックを楽しめる季節ですね~。

ミーハーな私ってば、何を血迷ったか、千秋とのだめが弾いていたラフマニノフのピアノコンチェルトNo.2なんかgetしてしまいました。どうひいき目に見ても私には一生無縁と思われるレベルなんですが…


左手最初の和音からして…あり得ないと思うんですけど。どうするんですか、これ。


この曲、映画「センターステージ」でもバレエ音楽に使われました。あの映画、ストーリーはめちゃくちゃだったけれど、ダンスシーンは素晴らしかったので、何度も何度も繰り返し観てしまいます。未見の方は要チェック!


我が家のチェロリストも練習しまくり。おねーさんが優しく(?)チューニングを手伝っていました。いつまで続くかが問題ですが。
日本へ出発する前夜は、ハイスクールのクリスマスコンサートです。レポートにプロジェクトにテストにコンサート。アメリカの高校生もなかなか大変。


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ナッツクラッカー・リハーサル

2006-11-19 | バレエとかピアノとか

昨日、今日、明日とバレエ漬けであります。
…と言ってもレッスンではなくてね。昨日はレッスンも受けたけど、その後、The Nutcracker (くるみ割り人形)のリハーサルを見に行きました。ブーはもうダンサーとして舞台には立っていないのだけど、開幕直後、クララの家のパーティで飲み物を配ったり、帽子やコートを預かったりする、クララのお姉さんの役でちょっとだけお手伝いをします。

それと、衣装係としも大活躍、更に、舞台袖や舞台裏での衣装の補修や小さい子たちの世話、とすっかり頼りにされています。私はと言えば、おかげで本番の舞台よりも好きなリハーサル風景を思う存分堪能できてブーに感謝です。

小さいときから見ている子たちがもう、本当に綺麗になって、毎日の血の滲むような努力を知っているだけに感無量でした。付け焼き刃じゃない、本当に一つ一つの筋肉を丁寧に丁寧に訓練してきたのだと思います。どの子も、まるで自分の子のように愛おしいです。


私もこんなスクールで子どもの時からバレエを習えたらどんなに良かっただろうと思いました。今度生まれてきたら、私、バレエダンサーになるわ。


ブーの作った衣装



舞台の上ではこんなふうに。


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ブーちゃん工房大忙し

2006-11-04 | バレエとかピアノとか

ガテン系ガーデニングのレポート中、我が家随一の力持ち、ブーがあまり出てこなかったのにお気づきでしょうか。

ブーちゃん、ブッシュの刈り込みを手伝ってくれたあとはひたすら地下室へおこもり。ここのところ、バレエスクールの専属衣装係として、くるみ割り人形の公演用衣装作りに燃えているのです。

ブーちゃん工房、営業中。


繁盛してますか~?


綺麗に裁断され、ギャザーよせを待つスカートたち。


ピンがこんなにたくさん!


ぎゃ~、こわい~~~!



このオシゴトをもらう前は

嫌がるフー(ガテン系)に手伝わせながら



ミニチュアのチュチュなんか作ってました。(端から端まで10センチ)



そしてこちらはスワロフスキーで作ったティアラ。


素敵…かな?



「このじゃまなもの、はやくどけなさーい」


毎日の習い事と宿題の山、家事の手伝い、それでも好きなことはできちゃうんですね。羨ましい若さです。

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ピアノの調律ピアノの練習

2006-11-02 | バレエとかピアノとか

先日、愛しのペトロフを調律してもらいました。

そこで衝撃の事実が発覚!

実はこの春あたりからなんとなく音に切れがないというか、響きが悪いというか、あまり気持ちの良い音が出ない、どころか弾いていて気分が滅入るような感覚があってどんどんピアノから気持ちが離れてきていたんです。ちょうど日本語の授業で忙しかったこともあって、目標の1日3時間なんて遠い過去のお話し、ずるずると3日に1度、1週間に1度、1ヶ月に数度、というくらいにピアノから遠ざかっていました

なんでこんなにピアノを弾くのがイヤになっちゃったんだろう、と思っていたんですが、なんとなんと、調律のおにいさんが弦にサビを発見!それで音が極端に鈍くなっていたんです。彼が言うことには、玄関のドアに近いので、人が出入りするたびに外の湿気が入ってしまうのではないか、と。

「湿気は大敵だからね、ドアから離した方がいいかもしれないよ。もちろん、ぼくはピアノの職人だからピアノのことしか頭にないし、ピアノのことだけを考えてこんな勝手なこと言うんだけどさ。まあいろいろ都合があるだろうからそう簡単じゃないことはわかってるけど、とにかくピアノ屋からのアドバイスとして言わせてもらえばこのピアノに湿気はよくないよ。」

とのこと。
・・・・・ごめんなさい、おにいさん、それたぶんドアから人が出入りするせいじゃないです。だって、大きな声では言えないけれど、この夏中、ほとんど窓を開けっ放しにしてたんだもの。そんなこと言ったらピアノ可愛さに頭をかきむしるんじゃないかと思って言えませんでした。そうか、ペトロフには悪いことしちゃってたのね。

でも、やっぱりそこは日本育ちの日本人、晴れた日は窓開けたいですよねえ。洗濯物も布団も外に干せないけれど、窓ぐらいはせめて開けたいよー、日光取り込みたいよー、それも叶わぬ夢なのか~。

やはり楽器も生き物と同じ、その土地に適した構造になっているんでしょうね。東欧チェコからはるばる連れてこられたペトロフちゃん、もう少し大切にしてあげなくては、と思ったのでした。


とりあえずまだ初期の段階なので、予備のピアノ線を注文だけしておいて、今回のところは応急処置で事なきを得ました。今後の状況次第では弦交換だって・・・(涙)。

でも晴れてメンテナンスと調律を終えたペトロフちゃん、すっかり生まれ変わったようにまた美しい音色を響かせています。現金なものでこうなると時間がなくても気が付くとピアノの前に座ってる。そして、私ってば案外音に敏感なのね~(だったら異常に気付け!>自分)と自分に酔ったりしながら今日もバラ1の楽譜を広げるのでした。


通称バラ1 ショパンの作品23番、バラード1番、譜読みを始めて早2年ですが、まあ一生かかってゆっくり仕上げるつもりなのでのんびりやってます。でもそんなある日とんでもない大発見。

いつもよりゆっくりと弾き込み練習をしていたら、なんと!左手序盤で思いっきり間違ってるじゃないですか!

ガガーーン!

ほぼ完全にクセになってしまって治そうったってそう簡単に戻る状態ではありません(涙)。超ショック。タマギル悲鳴。もうだめだ~~~と思いつつ、なんとか悪いクセを治して新しいクセを付けるためにぽつぽつと練習始めました。

始めるとこれがもう気に入らないんです、自分の指が、手が、勝手なことばかりして!!元はと言えば、左手の5指が1オクターブ上で5指に跳ぶのを嫌がって勝手に楽なところに音を作っちゃったのが原因らしいんですが、一度ついた悪いクセが直らないこと直らないこと。

気が付いたら狂ったようにそこだけ練習していました。本人は自業自得だけど聞かされている家族はたまりません。お気の毒。気が付くと1時間半、6小節に1時間半です。
この話をLiLAさんにしたら、「6小節で10秒として,一分で6回.1時間半だと6×90=540回」と試算してくださいましたが、実際、10秒なんかではとても終わらないもたもたから始めたので、平均して1分間に4回ってとこでしょう。それでも360回ですか。

今までの2年間での通算弾き通し回数が200回未満というあたりだと思うので、この部分だけは間違った練習回数の倍ちかく、正しい音での練習ができたということですね。偏執狂的な集中練習の甲斐あって、この部分の間違ったクセはとりあえず抜けたばかりかここだけ暗譜のオマケがつきました。

郵便ポストが赤いのよりも当然な事実ですが、やっぱり練習には回数が必要なんだ、と当たり前すぎることをまた再認識した惑いっぱなしの今日この頃。



このページ最後の6小節です。こうしてみると簡単そうなんだけどねえ。


犬たちにも騒音で迷惑かけたけど、文句も言わずお利口でした。

「触らぬ神にたたりなし…つーの?」

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ダブル記念日

2006-09-07 | バレエとかピアノとか

今日は疲れと睡眠不足とで頭痛がひどくて、こんなことしてないで寝なくちゃって感じなんですが、どうしても忘れないうちにこれだけ書いておきたかったのです。

10日ぶり、そして長い夏休みから2回目のレッスン、

ピルエット・ダブルが8回も回れました。


すっかり体がたるんで、鏡を直視できないほど辛かったし、最近バレエへの情熱も突然冷めたようだったし、レッスンも辛くて痛くて、おまけにパッセでの軸もうまく取れなくて、完全に「もうダメだぁ~」と思った矢先、センターでの出来事。

今日は初めての人もいたので基本型ばかり。そうしてキッチリと体を組み立てられたのが良かったのかなあ。

右へバランセ左へバランセ 右へストゥニュー パッセから4番に降りてシングルピルエットで4番へ ルルベ・パッセから4番にプリエしてダブルピルエット×2

このアンシェヌマンを合計4回、全部ダブルで回れたの、なんでだろう。もっとも、「クルクル」というよりは「ブンブン」に近いピルエットだったけど、「あ、軸って体全体なんだ」と自然にわかるような感覚。もしスピードが落ちなくて、踵がもう少し高ければもう1周くらい回れちゃいそうな…もちろん気がしただけですが。あー、でも首がきちんと切れてなかったから目が回って酔っちゃってしばらく大変でした。


毎回、休み明けは調子良いのよね、実は。 ああ、これがなんとか続きますように。これでバレエへのモチベーションが少し上がるといいな。
でもそれと同時に、もう30代も残り秒読みに近づいている体は、甘やかしちゃダメなんだな、ということも身にしみて実感してしまいました。これから(できるだけ)毎日、ちゃんとストレッチしようと思います。腹筋は…どうせ長続きしないから最初からしません(あーあ)。




「ねえ、くきさん、だぶるっておいしいのかしら」



「ねえねえ」
「オレに聞くなよ」



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スケート終わる!

2006-08-09 | バレエとかピアノとか

今日、無事アイススケートのサマーセッションが終わりました。ほぼ2ヶ月かな?最初の頃は何てことを始めちゃったんだろう!と泣きが入っていたのですが、3回目あたりだったか、突然怖くなくなって、ええ、転び慣れたって言うんでしょうか。急に楽しくなってきちゃったんですよねえ。


特に嬉しかったのは、先々週のクラスで、モハーク・ターンというのをやったとき。右足で右カーブを滑って途中でクルッと左回りに体の向きを変えて左足に乗り、そのまま左足バックで滑るものなんですが、モハーク・ターンのコツは、バレエのジュテ・アントルラセに似てます。後から乗る方の脚を完全にターン・アウトしておくこと。あとは恐がらなければ自然に乗れる。楽しくて何度も自習していたら、先生に「あなた、よくそんなに脚が綺麗に伸びるわねえ。バレエやってるの?」って言われたんです。もう、それだけで天にも昇る気持ち!石の上にも15年。なんちゃってバレエでもちゃんとバレエの恩恵を受けているんだなあ。バレエに感謝。バランスの取り方とか軸の作り方とか、バレエのおかげでかなりトクしてる!と思いました。


それに上達が目に見えないほどゆっくりなバレエと違って、毎回黙々と練習していくうちに「できること」が増えてくると本当に楽しい!今日は、本当はADULT4で教わるという片足のターンも教わって、意外と簡単にできちゃったりして。(動きができただけです。形は超ダメダメ)


今回参加していたAdult3の課題は以下の通りですが、今日もらったEvaluation Sheetによれば…

A. Backward edges on a circle, outside and inside, clockwise and counter clockwise. 
B. Backward crossovers, clockwise and counter clockwise. 
C. Inside mohawk, right to left or left to right. 
D. Basic forward outside and forward inside consecutive edges (4-6)
E. Forward progressives, clockwise and counter clockwise. 
F. Beginning two foot spin.
G. Backward snowplowstop, right or left.

You are really a great skater! Keep it up! ←ここまではお世辞(笑)
You're very close to passing this level! Just keep working on the two foot spin & the consecutive edges.

A.x Good
B.x
C.x Excellent!
D.
E.x Very Smooth
F.
G.x Very Good

とのこと。
ところで、○と×の意味は日米で逆ってご存じでした? 私はおぼろげに聞いたことがあったものの、実際こちらに来て、子どもが持ち帰ったテストを見て仰天しました。算数の、九九の問題に全部×が付いていたから!

ところがこっちの×は【正解】って意味なんですよね。それで○が間違ったり失敗した箇所。もっとも、これも統一されているわけではなく、先生によっては正解には何も印を付けず、間違っている問題にだけ印を付けたりもします。特に決まってないんです!要するにわかればいいってこと? 


…ともあれ、私はD.の、左足で左カーブを、右足で右カーブを描くS字のConsecutive EdgesってやつとF.の両足スピンが先週までどーしてもできなくて、Adult3を卒業できませんでした。だって、私は左に行きたいのに体がどんどん右に流れて行っちゃって、腕と手だけは虚しく左を指してるのに下半身が右にねじれて,
あ~れ~サヨウナラ~。我ながらかなり悲惨な姿だったと思うけれど、レッスンメイトや先生もこらえきれずに笑ってました


…ところが、今日、自分のなんちゃってスケート靴を忘れて、初めて貸し靴で滑ってみたら、アラ不思議。なんの苦もなく、行きたい方向へ体が曲がって行くじゃないですか!先生もびっくり。これなら次のレベルへ上がっても良いそうです(笑)。私のスケート靴は競技用ではなく、ただ遊びで滑るための安物なので、足首がうまく安定しなかったみたいでした。全部自分の力で立たないといけないから外側のエッジがうまく使えなかった、というわけ。


残すは両足スピンのみ…実は思うところあって来期の継続はしないことにしたのですが、とりあえずちゃんとしたスケート靴を買って、一人で地道に練習することにしました!30代最後の(?)新しい挑戦だったアイススケート、とりあえず大満足!

ああ、楽しかった!モト、取りました!


「おばあちゃんのひやみずだわ~。あしがいたくてないてるのしってるわ~」


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バレエで燃え尽きホタルに感動 そして中華まんにカレーパン

2006-06-29 | バレエとかピアノとか

いつの間にやら夏至も過ぎ、アメリカでは公式に夏となったようです。以前、メモリアルデー・ウィークエンドを過ぎたら夏の始まりなんて書きましたが、公式には夏至から秋分の日までを夏というそうです。夏至をはさんで、じゃないんですね。

バレエが終わって家路につく9時半はちょっと前まで「夕方」だったのに、今はもうトワイライトです。ああ、寂しい…今ではサマータイム万歳な私です。

今日は私のレッスンの間楽しく本屋さんで時間を過ごしてきたらしい家族3人にピックアップしてもらい、プリウスの後部座席に。後部座席って横しか見えないのね。仕方なく大音量でオフコースを絶唱しながら(恥)窓を全開にして横ばかり見ていたら、わずか数マイルのうちにホタルが次々数十匹も。次々スーッ、スーッと糸を引くように流れて綺麗でした。時速40マイル超で走る車の中からあれだけ見えるんだから相当の数だったはずです。

そして家についた直後、突然土砂降りと共に強烈なサンダーストームが来ました。このせいだったのかな、ホタルの大群は。写真に撮れなくて残念。今はテレビの気象状況とにらめっこしながら恐る恐るPCを叩いてます。まだ大丈夫かなー。

さて、ここからバレエの話題(しかも長文)なので興味のない方はまた後で~

あ、その前に、Hopeちゃんのセクシー画像(爆)に免じて

「おなかフワフワなのよー」

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さて、バレエ…
今日は昼間のクラスがキャンセルになったおかげでほぼ半年ぶりに夜のクラスへ。以前はずっとこのクラスに出ていたのです。でも病気していたし、一日の疲れがドッと出る夜よりも爽やかな太陽の下でのレッスンが気持ちいい!なんてここしばらくは昼間のクラスにばかり出ていました。

昼間のクラスはまったりと楽しいのだけど、いつの間にやら自分が一番の古株。なんちゃってバレエが長かったとは言え、ここに来てからだってもう4年。我ながら歴史を感じてしまったりする。そんな環境の中でなんとなく自分に甘くなっていたのかもしれない。

今までたまにバレエ団のオープンクラスに出ては玉砕したりしていたのだけど、今日は久しぶりに古巣に戻った感じで100%自分を使い切ったレッスンが受けられたような気がします。ここでは古株から3番目(笑)。今日はなんと2年ぶりに友人Jもクラスに戻ってきて再会を祝ったりもしちゃった。彼女はやる気がありすぎてここのスクールに収まりきらず、他へ出ていった人なのでムードメーカーにはピッタリ。


一方、今日が初めて、という女の子が道に迷って遅れて来たりして、彼女には気の毒なタイミングながら、彼女の参加直前にクロちゃんのやる気モードに火がついてしまった。本当にクラスって生き物だから、その日のメンバーや雰囲気で「これが同じクラスか?」と思うほど変わってしまう。今日はキビキビと進んだなあ。普段、初心者がいる時はちゃんと合わせたレベルでメニューを組むんですけどね、遅れたとは言え不運。次もめげずに来てくれるかしらん。

今週は月曜バレエ、火曜スケート、水曜バレエと、私にしてはなかなかアスレチックな(?)日々を過ごしているせいか、身体がよく動いた。実は今日の午前中シェルターのボランティアに出かけて、超引きずり系の犬にあたってしまい体力を使い切っていたんですが…でも自分でそんなことを忘れてしまうほどよく動けたクラスだった。

ここのところとにかく自分で変わったな、と思うのはルルベでのバランス。クッぺもパッセもそれどころかアティテュードやアラベスクのバランスでもいくらでも止まっていられる。そりゃもちろん、角度とか高さとか、肩とか首とか、上体のスクウェアの保ち方とか課題は山ほどあるけれど、それでもとにかく止まっていられるのが不思議。そこからオットットにならずに両足を集めて5番ルルベに立ってからアテールに降りる。なんだか落ち着いてできるようになったんだなー、これが。石の上にも15年って感じ?(長い~)


手術やら病気やらでどん底まで落ちた2年前から1年半かけてやっと元の状態に戻して、今やっと次のステップに足を踏み入れた感じ。…とは言え、未だに満足のいく1回転さえも回れないのはどういうことだ?と思ったりはするんだけど。

ともあれ、初心者にはちょっと厳しく中級の私たちには脳みそに余裕(笑)があって、初級者にはあっぷあっぷ、程度のレベルでバーは進んでいきました。どんなことでもそうだけど、自分のレベルよりも上の集団で必死についていくことで発奮して上達していく人もいれば、それなりのレベルの集団を引っ張っていくような立場で余裕がある方が伸びるタイプもいるような気がして、最近私はどうも後者だなあと気付いた次第です(ホラ、なんたって根性ナシのヘタレだから。しかし気付くの遅すぎ~)。余裕があると足の裏の筋肉や肋骨の上3本や腕の筋肉やいろんなところに気を使えるのでレッスン時間が有効に使える。そうじゃないと振りを覚えるのに精一杯で身体がきちんと使えない。


先週バレエ団のオープンクラスに出たブーを送り迎えするついでにちょっと覗いてみたら、夏休みでカンパニーの練習が少ないのか、プロのバレエダンサーが少なくとも数人は混ざっていて、目の回るような複雑なアンシェヌマンを一度見ただけで踊りこなしていた。怖ろしや… ブーは久しぶりの本格的なレッスンに大満足だったけれど、夏の間は近づくまいと決めたヘタレな私でありました。

センターでのレッスンはアダージオ、タンジュ・タンリエ・の8方向コンビネーション、回転系のアンシェヌマンはアンデオールの特訓。左軸は良いんだけど右が回りきれない、乗り切れない。ピケとストゥニュー・バランセのアンシェヌマン、それからスモールジャンプにビッグジャンプ。

最後は、チャレンジャーのJが先生にジュテ・アントルラセをリクエストなんかしたもんだから、ダイアゴナルに後ろへソテ、前へソテ、後ろソテ、前ソテ、1番アラベスク、ステップグリサードで1番ピケアラベスクで伸びてから戻る方向へジュテ・アントルラセ、アラベスクでキープしてから右へトンベ・パドブレ・グリサード・グランパデシャ、左へトンベ…(以下同じ)右左繰り返し なんていう若者向けの大技を与えられまして。

息が上がりました。


おまけ画像 
今日の晩ご飯、いつもの肉まん(右奥)とあんまん(丸いの)

フーに「あんまんにゴマ乗せて」って言ったら、あろうことかゴマすり器で白ごまをかけました。アンタ、常識なさすぎ!(怒)

それとこれは今日のじゃないんですが、同じ生地で作ったカレーパン!ういんちるさんとこで「あっ!」と気付いて真似させてもらいました。写真から伝わる「美味しそうレベル」には大分差があるようだけど(笑)

カレーパンが食べられるようになって嬉しい!


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アティテュード・ルルベの裏技

2006-06-07 | バレエとかピアノとか

冷蔵庫がないまま1週間が過ぎた我が家です。人間やればなんとかなるものだねぇ(感心)。というわけで、冷蔵庫に関してのご報告はまとめてします。いつになることやら。

さて、今日のテーマはバレエです。
私の趣味への情熱にはムラがあって、バレエの時はバレエにゴーッ!と向かい、ピアノの時はピアノばっかり、それがここしばらくバレエもピアノちょっと気持ちが落ち気味で、その分のパワーが日本語(←趣味か?)に向かっていたわけですが、ここへ来てちょっと日本語も落ち気味。

その分、またバレエが上がってくる…かな?というちょっとしたきっかけがありました。

月曜のレッスン、センターでのアダージオ。パッセからアラセゴン・ストレッチ、ロンデジャンブ・アンレールでそのままアチチュードへ。そしてルルベ!


LiLA管理人さんのためにご説明いたしましょう。

センター…バーにつかまらず、レッスン上の中央で行うレッスン。通常バーレッスンの後に行われます。
アダージオ…これは音楽用語と同じ。ゆったりとした音楽でゆるやかな動きのアンシェヌマン(組み合わせ)です。主にバランスやキープの練習です。

パッセ…片足で立って(この足も外向きに)もう片方の足のつま先を軸足の膝に付けます。脚は腰から180°外向きに。
アラセゴン…横へ
ストレッチ…伸ばします。この場合膝とつま先を身体の横90°以上まで上げます。
ロンデジャンブ…軸足でない方の足を腰から真っ直ぐに前・横・後ろ、そして前と半円を描くように動かす。この場合は真横(アラセゴン)から後ろ(デリエール)へ。はい、足は横から後ろ(アラベスクのポーズ)に動きました。
アンレール…on airのことロンデジャンブにはつま先で床の上(アテール)を擦るものと膝を軸に空中(アンレール)で膝下を回すものがあります。
アチチュード…片足を軸に、もう片方を前や横、後ろへ上げたポーズのうち、膝を少し曲げたもの
ルルベ…いわゆる「背伸び」の動き。一般的に考えられる背伸びから更に指の付け根が90°以上曲がるところまで踵を上げます。今回の場合片足立ちのルルベです。
アロンジェ…伸ばします。ストレッチとの違いは…伸ばす動きそのものを言うところかなあ?ハイ、後ろに上げた足は90°以上、そのまま軸足の踵を上げ、更に後ろの膝を伸ばしてポーズ、5番のポジションに降りる。完成。

以上、てきとーバレエ講座でした。



…バランス取れないなあ、と思っていたら、またもや先生が魔法の一言!


「ルルベに上がる直前に膝を吊り上げて!」



え?膝を上げる?ああ、確かにアチチュードは膝を上げないと…ヨシッ!とやってみたら、そこからのルルベの楽なこと!

バーの支えもないままアテールからルルベに立って軽く3秒バランス。ウソみたい。そのまま難なくアロンジェから両足に降りる。

「ほらね、うんと楽でしょう?」


あまりにびっくりしてうまく切り返しも出来なかったんですが、私は言いたい!

「先生、そんな裏技があるんなら出し惜しみしないでもっと早く教えてください!もしかして他にもあるんじゃないですか?」

ねえ?肋骨三本の裏技の時もそれまで10年以上、引き上げがわからなくて苦労してきたのは何だったの?って感じだったし、今度はアティテュード・ルルベ。

次は是非、フォェテの裏技を教えていただきたいものです。←ないって、そんなの。

でも思うにたたき上げのバレリーナから教師になったような人には「こんなことをいちいち言葉にしないとわからない」ってことがわからないんだろうなあ。これからは、きっと他にもたくさんあるに違いない裏技発掘に情熱を傾けることにします。

バレエには「なんとなく」できることなんてただの一つもないんですよね。ああ、私の筋肉さん、もっとがんばってくださーい。

ばーの筋肉なんて見たことねーなー。くぴー


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バーでフェッテ Dr.Seuss

2006-04-25 | バレエとかピアノとか

今月は2週間もバレエを休んでしまい、先週復帰したのですが、まあ筋肉の衰えはすぐに襲ってくるものです。不思議と回転系は休んだ後の方が調子良いのは何故なのか。普段ヘンな力が入っているのかなあ。

ともあれ、今日もレッスンに行ってきました。今日も今日とて、年に何日もないようなゴージャスなお天気。気分が良いのでレッスンにも気合いが入ります。その上、生徒が2人しかいなかったものだから先生の集中攻撃を受けて嬉しい悲鳴(←またアブナイ人だし)。

偶然にも、昨日まとめ読みした、キッチンダンサーさんの酔いどれバレリーナ日記”ど根性フェッテ”の記事に出てきたバーでのフェッテをやりました!

キッチンダンサーさんのブログは超お上手なイラストでバレエのことがよーくわかるようになっているのですが、このバーフェッテは、さすがに複雑すぎてよくわからず、「うちでもやってくれないかなー」と思っていたんです。まさか、クロちゃん(うちの先生です)、日本語のブログ巡りなんてしてないよねえ(^^;)。

ホントホント、この後ろクッぺ、前クッぺでフェッテの仕組みが初めてわかった!って感じ(←何年バレエやってるんだか)目から鱗でした。うちの場合はいきなりフェッテじゃなくて最初はストゥニューのあと瞬時にパッセに上げる、というやり方で段階を踏んだのでよーくわかりました。確かに楽しかったけど、調子に乗ってたら、あ・・・あしが・・・くぅ~~~~(涙)

先生に「Is it HARD?(きつい?)」と聞かれて思わず「It HURTS!(痛い!)」と答えてしまいました。ふくらはぎぱんぱん。(ちなみに、「It's HURT」と書いたのは間違いでした。娘から指摘。Hurtは動詞なんですね~。情けなや。)

まあ、わかるとできるは別問題ですが。でもわからないよりマシだし~。ちょっと浮かれておりまする。パッセやアティテュードバランスでの肋骨の上3本引き上げも特別ものすごく意識しなくてもできるようになってきました。いくらでも立って`ルルベで立っていられるのよね~<脚、低いけど(爆)

顎を落とさない、は相変わらず注意されまくりだけど、今日はダブルも回れたし。スモールジャンプも全部で4セットがんばって(@_@;)。運動量も満足~。帰っておいしく肉まんを食べまくってしまったのは失敗だったな・・・orz



ところで、先日紹介した切手のうち、逆立ちした赤いキツネのイラストはDr.Seussというアメリカの超有名な絵本作家のものです。うちのバレエ団、去年の春に、このDr.Seussの舞台を公演しました。

アメリカ人なら誰でも知っているロングセラー童話シリーズ。以前もクリスマスの慰安公演動物園での公演内容をチラッと紹介しましたが、ナンセンスな中にもユーモアやちょっと泣けてしまうエピソードや社会風刺が入っていたりして、私のお気に入りなのです。バレエになってもなかなかステキでした。

これはCAT IN THE HAT

絵本なので英語の勉強にも良いと思います。おすすめ!




「カメラが壊れてんだってさー」「だからふるいおしゃしんなのよー」


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ピアニスト高知尾純くんのこと

2006-04-16 | バレエとかピアノとか
1年前の冬、日本滞在中に、ふとしたことから一人の青年ピアニストと知り合いました。「世間は狭いなあ」なんて思ってしまうようなすごい偶然だったのですが、ともあれそれ以来ネットでのおつきあいは細々と(笑)続いています。

この春から大学3年生に戻った彼は、高知尾 純君。演奏はまだCDでしか聴かせてもらったことがないのですが、このリスト1曲だけでも、素人の私には「これ以上何を勉強するの!?」と思ってしまうような演奏でした。ピアニストになる、ピアニストでいる、ということを考えさせられます。


でもまだまだ上があるんだって。毎日8時間も練習して、映画やテレビにも出て、バイトして、ガンバレ若者!応援してます。


純くんが新しく始めたブログ純くんのステージ裏はコチラから


レッスン日記やらトリやらスケートやら

2006-03-01 | バレエとかピアノとか

ショパンのバラード1番練習で「なんちゃってのだめちゃん状態」に陥っとります。レベルは天と地ほども違うけれど。

この曲、ポーランド映画のThe Pianist(邦題:「戦場のピアニスト」)のクライマックスシーンで主人公がドイツの将校に弾く曲で、とにかく美しくて力強くて大好きなのですが…自分で弾けば弾くほど、自分の弾くその曲が嫌いになっていく…本当はこんな曲じゃないのに!って。悲しいですがこれが現実。今日はすでに4時間。もう時間切れですが、本当はまだまだ弾きたい。でももう手がガクガク…こうやって月初めになると張り切りすぎるから途中で燃え尽きるんだけどね。


今日はウーのアフタースクール「サイエンスクラブ」の迎えと州の統一テスト中のブーの迎え、働く親を持つブーの友人を送り届け、夜はウーたち、5,6年生のコンサート。なんとフーもクァルテットで特別出演するという話。更に同じ時間にブーがスケートのクラス。必然的に間を縫って行ったり来たり超タクシーマムになりそうです。。果たして何マイル運転することになるでしょうか。晩ご飯はピッツァで良いですか


バレエの方もちょっとがんばってまして、先日初めてトウシューズで指導を受け、今までどれだけズルしてたか自分でよーくわかったので、バレエシューズでも今まで以上に気を付けて膝を入れること、甲を出す意識に気を付けるようになったら、これがまたハンパでない筋肉痛です。

上半身の肋骨3本引き上げるのも、もう上げたまま、ずっと落とさないように。首ももう1センチ伸びるように。もう意識がバラバラになりそうです。(業務連絡:Q母さん、昨日クロちゃんにしっかりしつこく完全に確かめたところ、やっぱり肋骨3本とも全部まとめて上に上げるので良いんだそうです。いろいろ混乱させてごめんなさい)

二つ以上のことを一度に考えるってやっぱり難しくて、身体のパーツパーツはまだしも、それに振り覚えが入るともうどうしようもなく、最近はバーの組み合わせさえ間違えて回りを混乱に陥れています(私が一番古株だから…信用しないでって言ってるんだけどな(爆))

ちょっと気合いを入れるエサに、新しいレオタード購入しました。いいかげんタイツもみんな伝線しちゃってたからネットで注文しまして、ついでに買っちゃった。自分で自分に飴とムチ。ナタリーのN8204、(ググるとアマゾン他で画像出てきます)。色は黒だけど切り替えのトップ部分が二重のレース模様になっていて目の錯覚で微妙にウエストが細く見えるのです。最近この手のデザインのしか着られない体型に…。


先生は最近、大人クラスも夏のリサイタルに出したいみたいなんだけど、やはりクラスメートの反応はいまいちで、実現は難しそうです。最後のチャンスなんじゃないかとも思うんだけど、まあどっちみちこのレベルで舞台に立っても仕方ないかと。


ストレッチは、バーに足をかけてのリンバリングをいつになくじっくりと重点的に。脚を身体の横へ持ってくるアラセゴンのプリエ、バランス、ポールドブラ、スプリッツ、続けて身体の正面、ドゥバンでの繰り返し。いつもの倍くらい長くて、案の定今日は下半身がバキバキのガチガチ。

センターは、難しくはないけれどやたらと長いアダージオがあって、ずっと2番に上げていた自分の腕の重さに驚愕してしまいました。よくこんな重い物身体にぶらさげて歩いてるよね、バッグが重いの辞書が重いの言っているよりはやっぱりダイエットが必要かも。


新しいパが出てきました。
temps de flecheだって英語の意味は”step of the arrow"矢のステップ、か。一歩前に踏み出して踏み切り、後ろに残された足を前に投げ出して着地。普通はパとパのつなぎに1回だけ出てくるんだけど、振り付けによっては何回か連続で踏んだりするそうだ。それだけならいいけれどシャッセとの組み合わせになったりするともういけない。あれれ?一瞬にして手がアワアワと挙動不審になり、足は何故かステップを見失って小走り。鏡の中には久しぶりに欽ちゃん発見。参ったなあ、もう。


記憶が完全に消え去るほど久しぶりにトリの写真など撮ってみました。
春が近づいてちょっとだけ活動的になってきた今日この頃。空は水浴びしてびしょびしょなのでヒーターで乾かし中です。




ブーの通うスケート教室のおちびさんたち。氷にばらまかれたオモチャを拾うのも練習。


ちっちゃい子って転んでも全然平気みたい。地面が近いからですか?


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楽譜と格闘中

2006-02-26 | バレエとかピアノとか

ショパンのバラード、いい加減がんばらないと今年中に完成させるという目標が危うくなりそうなんですが…



中盤の一番盛り上がるところの2段目4小節目、



この音がどうなってるのかよくわかりません。


どなたか教えてくださーい…



…と思って、楽譜をアップにして印を付けたり、この記事に貼り付けたりしてよーく見ていたら


あ、今わかった!

右手4,5指の作るメロディラインと1,2,3指の和音を分けて考えれば良いんですね!1,2,3指の作る和音と同時に左手のシ(この楽譜上は♭シになっていますが、ナチュラルです)を入れて半拍前に右手の4指♯ソを突っ込むということかな。

なぁーんだ、簡単(ばきっ)…違ってたりして


お騒がせいたしました。せっかくここまで書いたのでアップしちゃいます。怒らないでね。

今日は夫がいないのでブーの送り迎え(今度はオーケストラ全体でコンテストなんだそうです)、フーとウーのボランティアと大忙しです。行ってきまーす!





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