災害です!disasterです!(茶色い毛の生えたDisasterのことじゃないですよん。)
「毛の生えたデザスターでち。
このごろちょっと笑うんでち。」

何が起きたって、6年ぶりの悪夢再び、です。地下室の浸水でございます。
久しぶりの大雨で、やっと芝生の緑が戻るかと喜んでいた私は呑気そのものでした。油断大敵…でもこんなの想像しないですよ、普通。
地下のサンクポンプが壊れて地下水のくみ出しをしなくなったとか、水が多すぎて洪水になったとかならまだわかる。でも、ある夜中、突然キッチンの水道管が割れて、1階の半分が浸水、地下室の天井から大雨警報、天井そのものが水を吸って落ちた上に地下室はくまなく5センチ浸水だとか(6年前の事件)、気付かないうちに地下室の壁にヒビが入ってそこから地下水が噴き出してくる(今回)とか、予想がつかないじゃないですか!?
大騒ぎして、各方面にHelpを頼んだおかげで、ご近所では今夜あたり皆さん、各自保険の確認と地下室の壁の確認に余念がないようですが。
なまじ長いこと雨が降らなかったので、被害が拡大するまで気付かなかったです。
うちの地下室は、ハーフフィニッシュと言って、半分が木の壁やカーペットで居室にしてある部屋、残りの半分がコンクリート打ちっ放しの物置スペースになっています。水は幸いなことにアンフィニッシュのサイドから入りました。バックヤードに面する地下室のコンクリートウォールに縦に入ったヒビ、床から1メートルくらいのところから下、ヒビに沿って水がしみ出し、あるいは吹き出しています。
幸いでないことには、あまりに勢いよく水が出たために、壁際の棚の上に置いてあった非常食(カップラーメンその他)や紙類が水浸し、更に水は流れて、あろうことか、フィニッシュしてある居住部屋の方へ流れ出し、カーペットを濡らしてしまったこと。地下のカーペットが濡れると悲惨なんですよー。
大慌てでしたことは、友人・知人に電話をかけまくって、「まずどこへ連絡をするべきか」を相談すること。それというのも、この家のヒビそのものが、例の隣の敷地の工事から影響を受けている可能性があるからなんです。
実はこの問題はブログに書く機会を逃しているうちに大きく進展していまして、結果から言うと、見た目はパーフェクトに綺麗になりました。一緒に戦っていたご近所さんが、まったく動こうとしない役所にしびれを切らし「このままでは埒があかないからチャンネル○○にタレ込むわ!」と電話口で切り札を叩きつけたところ、その1時間後にお役人たちがあわてふためいてやってきまして。いや~、マスコミの力はすごいね。どこの国も同じよね~。 それから数週間後には、土手の高さも変え、うちの敷地からも離し、傾斜も緩やかにして、一度植えた植栽もやり直し、こちらの要求が一応すべて通った形で決着が着いた…かに見えたんですが、実はこの4年間、雨が降るたびに我が家の庭が沼になっていたのが地盤に影響したのか、我が家の土地はフェンスのゲートが閉まらなくなったり、玄関のドアがゆがんで隙間が出来たり、壁にヒビが入ったりし始めたのです。
これ、日本だったら大問題ですが、このあたりだとわりとよくあるケースみたいで。家は百年経っても住めるし、売れる。たとえ壁一枚でも残して「改築」をすれば税制上「新築」よりも有利だったり。とにかく壁にヒビが入ったとか、ドアがゆがんだくらい、あって当たり前のトラブルでもあるみたいなんです。「日本では、部屋の真ん中に置いたビー玉が転がったら”欠陥住宅”なんだよ~」なんて言ってもジョークだと思って相手にされなかったりします。
でも、だからってヒビの入った家に住むのは気持ちの良いことではないですから、やっぱり起きるよりは起きない方がいいわけです。
問題は、工事の影響と家のトラブルの関連をどうやって証明するか、ということなんですけど。

なにやら壁がすっとぼけた顔してますが…

笑ってる場合ではないのである。

吹き出してるし。
とにかく何とかしなくちゃ!何とかしなくちゃ!賢い私はカーペットにしみこんだ水を吸い取り始めました。←バカバカバカ…一人だったんです。パニックだったんです…
「元から断たなきゃダメ!」
…ってつっこんでくれる人もいなかったんです。
そうこうしているうちに子ども達が学校から帰ってきました。近所のみなさんもかけつけてくれました。大人達が「バスタオルを…」「扇風機を…」「水も吸い取れるバキュームで…」と慌てる中、我が家の誇る
「紙おむつ!高分子吸収体!ポリマー!!」
大人達、ハッとしました。そうなんです。だって、バスタオル1枚、ものの10分でぐっしょり、水が滴るほどになってしまう。いくらあっても足りません。大慌てで紙おむつを買いに走る私でした。何年ぶりだろ~、おむつなんて。大人用のがいいかと思ったけど、大人用って高いんですね!大きい赤ちゃん用の大安売りおむつを景気よく使った方がずっとコストパフォーマンスが良さそうでした。
ともあれ、紙おむつを壁につけて水を吸い取らせようと悪戦苦闘する私に、フーちゃん、今度は不思議なものを持ってきました。キャンプ用のペラペラまな板。下敷きみたいな薄いプラスティック製です。最初はそのアイディアを買わなかったおバカな私ですが、冷静な娘たちに勧められて試行錯誤しつつ、できたのがこれ!

まだ半信半疑だった私…

ところが、壁からしみ出た水は見事、ペラペラまな板にキャッチされ、バケツへ流れ落ちて行くのでした。またたく間に、溜まっていく水。すごいや、フーちゃん!
しかし恐ろしいことに、1時間もするとバケツはいっぱいになってしまいます。今夜は一晩中1時間おきにバケツの水を空けなくてはいけないのね、と覚悟したところで、今度はオットが活躍!(コトの大きさに慌てて会社から帰ってきました。融通が利く会社でよかったねぇ)

じゃーん!
日本から持ってきた押入れ用の引き出し式衣装ケースです。これで一晩くらい大丈夫ね。居合わせた近所の友人も感心してました。すごいね、片隅家、知恵の結晶。壁からの水の大部分はケースの中へ。漏れた分は紙おむつで吸収。これで応急処置はできそうです。その間に友人たちがあちこち問い合わせをしてくれて、どうやらプロフェッショナルでも壁が乾くまでは何もできないということを調べ上げてくれました(涙)。「雨が止んで水が止まって、壁が乾くまでのWaiting Game」だって。
明日、保険会社から被害状況を見にスタッフが来てくれます。とりあえずは、受けた被害の確認、そしてその後はおそらく家の外周を掘って、基礎の補強というか防水というか、そういう工事をすることになるのだと思います。問題はその費用をどうするか。保険がカバーしてくれるのかどうか。境界問題の影響が立証できれば市やデヴェロッパーと交渉することもできるでしょうが…ちょっと先行き暗いです。
・・・お金かかる~子ども達、お願い、スカラシップ取って~~~!(涙)
ありがとうございます。原因箇所はわかっているんです。でも問題は今後もクラックができる可能性があるということですよね。今年の異常干ばつは家にもかなりの影響を与えたのかもしれません。
コンクリート漏水は、原因箇所の特定が難しいと聞きますので工事大変かも知れません...
私、はなさんがブログ始めたら絶対常連になるわ!
我が家、在米7年目を迎え、知り合う日本人はことごとく日本へ帰国、あるいは外国、あるいは他の州へと、この街から出て行ってしまいます。そのたび、我が家にはそれはそれはいろいろな食品やら何やらが残されていくので、時々1991年の練りがらしなんかが発見されたりします。
大抵の表示賞味期限は気にせず、油の変質具合やら退色具合なんかを五感で確かめて決めますが、糸引きは無条件にアウトだなぁ(笑)。うちは私とフーさえ大丈夫なら残りの3人は丈夫なのでまず問題なしです。
MRSA…やってしまった…orz
日本でも主婦が見ている時間のコマーシャルはそんなのがいっぱいです。そんなにバイ菌を殺してどうする。ッテ感じ。だって、抗菌加工のフライパンなんてのもあるぐらいだから。適当に悪さをしない菌はいてもいいと
こないだ半額になってたサラミを一週間食べ忘れていて袋から出したら少し糸を引いてたんだけど、勇気を出して沸騰したお湯でゆでて焼いて食べたらおいしかったです。当たるとつらい目に会うけど、たいていは大丈夫だよ。自分を信じよう。
ちなみにMRSAだよ(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌だったような。)
ニュース見ました。びっくりした。・・・何とも言えないです。でも、周りは辛いだろうな。
殺菌ですが、アメリカで心配なのは、病的なまでに「99%の菌やバクテリアを殺します」という製品が氾濫していること。CGでばい菌うようよの不安をあおって、赤ちゃんが触るようなものはすべてスプレー殺菌しまくるような風潮です。
このあたりも近頃MARS(?)が出始めているようだし、本当に気を付けないと…と思うんだけど、とことんケミカルが好きな人々だからだーれも危機感持ってない…ように見えます。ちょっとぐらいばい菌に慣らしておかないと大変よ~なんて思っちゃう。うちの近くに引っ越してきた家族は、昔の我が家のように、すっぽんぽんで泥だらけになって遊んでいるのでちょっと安心しました。
イースト菌は3年くらい前のしかないので(捨てろ~私)買ってこないと。できるのに3週間かかるんですよね。しかも35℃かあ。夏の間なら楽勝だったのに。
ところで、アルコールで菌を殺すのはいいけど、どこにでもいるような菌が全部いなくなると強くてとんでもないのが繁殖したりするので、気をつけましょう。(清潔好きなお母さんの子供の方がO157で症状が悪化しやすかったりして。)納豆菌とイースト菌と乳酸菌はすごいです。昨日は「もやしもん」の日だったのに見損なってしまいました。えひめAI頑張って作ってください。
私はこういうとき「なんとかしなくちゃ!」と水の出ている壁を、賽の河原のようにひたすら吹き続けるタイプです。それにもしアイディアがあったとしても不器用だからテープがうまく貼れなかったりするんです。隙間ができたりね。変なところにくっついたりね…
近々、Willの記事もUpしますね。
前に教えてもらったとき、やってみたーいと思いつつも材料が手に入らないと思ってやめてしまったような気が…でも今ちょっと調べたら、AI-2の方だと
500mlの場合 下記の分量です。
納豆 1粒
ヨーグルト 25g
ドライイースト 2g
白砂糖や三温糖等 25g
水 450ml
基本的には35℃で1週間
PHが3~4になれば完成です。
ということなんですね!?できるかも!EMやぼかしも手に入らないのでどうしたもんかと思ってました。今はアルコールとティーツリーオイルでしのいでいますが、元から断たないとね!
どうやら保険はカバーしてくれそうもありません。以前の浸水の時は、新品2週間のハードウッドフロアほぼ全部と地下に置いてあった電気機器のほぼ全部、カバーされたんですが…
うちも数年前にガレージのシャフト、折れましたよ~。(こちら)
そのときに、メンテナンスの仕方を教わったのに結局一度もやってません。…また壊れるかもね。
地下の浸水はその後ご近所でも起こっているみたいです。今年の水不足で土がカラカラになっちゃったところへ急に雨が降ったので、水を土が吸収できないのも原因らしいです。
でもって、外壁のヒビは保険でカバーされないかも…という疑いが濃厚になってきました。
フーちゃんとご主人のアイディア、すばらしいです。よく考えつきますね。
私はトラブルが起こるとパニクッてしまい、何もできないタイプですので…。
これからまだ気を抜けないのですよね。
早い解決を祈っています。
まちゃろうくんの笑顔、かわいいです。
笑顔を見ることができて、嬉しいです。
だまされたと思って、やってみては?
私もやっぱり、冷静ではなくなってアタフタしてしまうと思います。
我が家は今、借金で・・・・・。
その原因たるや隣の敷地問題となると事は更におおごとですね。保険で当面の被害は補償されても次にまた同じようなことが起こらないとも限らないしね。
私もガレージのトラブルアップしたけど、TAMAさんちの事件に比べたら小さい小さい(笑)・・・とはいえうちも隣との接合部分のリベットの盛り上がりが毎年のように起こってるし、今回のガレージのシャフト折れも夫がいうには家が傾いているからじゃないかと・・・それってただ事じゃないよね(苦笑)
寝不足です。。。でも今日は保険会社の人が来るからぼーっとしてられない。
地下室が早速、臭い始めてしまいました。アルコールとティーツリーオイルをまき散らしましたが、もっと早く手を打つべきでした。学んでないわー、私
幸いなことに、この水漏れは地下のシンクのすぐ横で起きたんです。その場でバケツを使ってくみ出せばカンタンに捨てられます。
いいですねー、いい棟梁さん、我が家にも来て欲しいです。この家も20年くらい経つのでそろそろあちこちメンテしないといけないみたいです。でも合衆国のすごいところは、新築の家の方がもっとトラブルが多いっていうあたりかな(笑)。
ようやくヤツを「可愛い」と思う余裕が出てきましたよ~。目もずいぶん柔らかくなった感じです。
フーがあのアイディアを出してくれなかったらどうなっていたか…私もバケツで受け止めようというところまでは考えたのですが、それで壁から水を受けるのに持ち出したのがチリトリ…私って使えない…orz
いつだったか忘れましたが、やはり何かの水害で私が使ったことがあったのを覚えていたみたいです。朝、さすがに紙おむつから少し漏れていたのですが、あそこまで水を含んでパンパンにふくれあがったおむつは初めて見ました!
日本だとすぐ業者に頼むか、そもそもそんなに故障とか不具合がないはずなんですが、こちらは本当に大変です。毎日「大草原の小さな家」を再放送で見ては、見習わなくちゃと思ってます。これくらいでくじけてちゃいけない~(笑)
フーちゃんすごいです
にしても大変ですね!
まだ油断できないですよね
がんばってください
なんだか、これからの折衝のことを考えると、此方の方が気が重くなります。
我が家も今、ペンキ塗りとか、塀の傷んだところとか、あちこち修理中、良い棟梁が采配してくれるので、いい加減な私が「まっ、いいか」と見ないことにしていたところまで見つけて直してくれます。
アメリカじゃ、そういうわけにはいかないだろうなぁ。
壁のすっとぼけフェイス、なんだか口笛吹いてそうじゃないですか?ぼくはなんにも知らないよ~♪とか(笑)
私だったら、何もできなくて一緒になって口笛吹くしかなさそうです(--;)
Willくんの遠慮がちな笑顔、かわいいなぁ。