合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

サーカスが来た!

2009-05-16 | 毎日の暮らしから
先週末のガーデニング記録、ブーのシニア・アワード、そして今日のサーカス!いろいろ書きたいことが溜まっています。
思いつく順に。。。


サーカスですよ!


ゾウの背中に乗れるとな!?



「いかにも」でしょう?レトロな感じ、極まれり。



しかし、妙に見覚えのあるここは…



そうなんです。ここはハイスクールの駐車場。



なにゆえ、ハイスクールの駐車場が突然サーカスになってしまうのかわからないのですが、そして周りの誰もがみんな「どうしてなの?」と言いつつ、誰も本気で調べようとはしないし、とにかく「サーカスが来るんだって!」と人が集まるこののどかさ。



絵に描いたようなピエロのお二人が繰り広げる、ドリフも真っ青の体を張ったコントに会場は爆笑の渦。


そして、目をコントに引きつけられている間に、気が付くとトラさん達がご入場していました。


一頭ずつ、自分の席にちょこんと座り、呼ばれると順番にお互いの身体を飛び越えたり、後ろ足でぴょんぴょん跳んだり…おりこうっ!トラにできて、何故コリーにできない?と言いたくなってしまいます。



こちらは、ぐらぐらする円柱を寝かせたものの上に次々板を渡して高さを上げていくバランス芸。人間ってすごい可能性を持っているんですねえ。



続いてのジャグリングもすごかったです。こん棒を、最初は3本、続いて4本、最後には5本、お手玉のように放り投げる投げる…どれが次に落ちてくるか、混乱しないんでしょうか。この人の芸は他にピンポン球を使って、口から垂直に次々と飛び出させたり、帽子をブーメランのように飛ばしては手元に戻すもの…子どものように無心に口を開けて見てしまいました。


熱気のこもるテントの中、うまくしたもので、ひっきりなしに来る物売りは、わたあめ、ポップコーン、ホットドッグ、ピーナッツなどに混じって、popやかき氷も。暑さと音量と興奮のせいか、飛ぶように売れていました。サーカスは入場料はもちろん、この物売りを大きな収入源にしているんですね。ポスターを2ドルで買えばピエロと記念写真を撮ってサインをもらえる、なんていうのもありました。実際には、ピエロさん愛想が良くて、誰とでも写真撮っていたみたいですが。ピーナッツの袋に当たり券が入っていたら風船がもらえるよ、なんていうのもありました。

こういう商売を、出し物と出し物の間の場面替えをしている時間に、観客を飽きさせないように司会者がうまく采配するのです。プロフェッショナルだわ~。

日本スピッツみたいな小さい犬たちのショーもありました。その場で言われたことをこなすのはもちろんのこと、ちゃんと犬たちが順番を把握していて、絶妙のタイミングで、仲間と一緒にハードルを跳んだり、輪をくぐったりするのです。ハッキリ言って、私の小学校時代、運動会のマスゲームでの隊列は、あんなに練習させられたにもかかわらず、この犬たちよりもずっとヘタでした。

嬉しかったのは、犬たちがあくまでも「楽しそう」に芸をしていたこと。昔のサーカスのように動物虐待のようなことはしていないのだと想像できる笑顔でした。「やりたい!」という意欲にキラキラした表情。そこまでの演技はたぶんできないんじゃないかな。




天井から下げられたロープにするすると登っていろいろな演技を見せてくれたお姉さん方。あんな姿勢のまま、自分の足や手にロープをうまく巻き付けて固定しながら次々ポーズを取るのですが、手に汗握りました。命綱なんかナシだもの。

フラフープを持って出てきたお姉さんは、最初2個から、最後は「スリンキー」みたいに、全身がフープで覆われてしまうような状態でグルグル回して見せてくれました。


クライマックスはやっぱりゾウさん


ゾウさんがしっかり振り付け覚えてる~



結構なスピードで踊ったりするのですよ。



締めはオートバイの綱渡り。もちろん、車輪はロープに固定されているのですが、それにしてもすごいバランス力でした。しまいには、ぶら下がっているお姉さんとオートバイの乗り手のお兄さん、タイヤを軸に、お互い遠心力でグルグル回るんです。おそろしや~!


ほとんど期待せずに見たのが良かったのか、大満足でした。日本でも何度かサーカスを見たことはあったような気がするんですが、あまり楽しかった印象はないのです。なんと言っても、今回は当日券で14ドル、昨日までに買えば10ドルというお値段で、こんなに間近で楽しめたことが大きいかも。人口密度が低いっていいねえ。



すっかり満足!な帰り道。人も動物も、無限に可能性を秘めているのだなあ、とちょっと感動してしまいました。動物たちが不幸じゃないといいけれど。


とってつけたようですが、前庭花壇の状況など。

ほぷちゃんバラの蕾がいっぱい。本当は中央を残して少し減らした方が良いらしいですが…勇気要るのよね。


赤いバラの方は開き始めています。



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ここからおまけ情報。(「続きを読む」機能って、相変わらず最初の画面が2000文字を超えると使えないのですね。がっかり)


載せるべきかちょっと迷ったんですが…

なにしろビジュアル的にちょっとアレ(どれ?)だから。



ゾウの尻尾の先って、こんな歯ブラシみたいになってるの!知ってました?3頭ともそうでした。いや~気づかなかったなあ。


別に知って得する情報ってわけでもないんだけど、損はしないでしょ?
 

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たいゆう)
2009-05-16 13:26:59
サーカス、子供の頃に2度だけ行った事が有ります。大人になってから縁遠いです。

ゾウの尻尾は、知りませんでした~。本当に歯ブラシみたいで!!自分の背中をかいたりするのでしょうか?痒いところに尻尾が届く??
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Unknown (kira)
2009-05-16 14:56:57
一気に読ませていただきましたー♪
楽しかったです~
サーカスって生で見たことないんです。

で、いつも読み逃げしてるんですが、コメント残すのは決まって・・・エ○大根とか・・・
ぞうさんのアレとか(勉強になりました)・・・gomenネー
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Unknown (シナモン)
2009-05-16 15:09:56
サーカスは、木下大サーカスというのを観たことがありますけど、日本のサーカスは、どことなく寂しさがあって。
曲も天国と地獄だったりして(^o^)

日本では、千葉に象の国というのがあって、象に乗ってお散歩とかできるようです。
タイかインドに行くと、象のタクシーというのがあるらしいのですけどね・・・
このインフルエンザ騒ぎがおさまらないと・・・
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Unknown (モネパパ)
2009-05-16 17:01:30
今、家の近くに(歩いて15分)キグレ大サーカスが来ています。サーカスってなにか郷愁をさそうものがありますね。
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Unknown (おかめ)
2009-05-16 18:30:37
象の尻尾のどアップって初めて見ました。
ああなってるんですねー。
学校の駐車場に来ちゃうのもすごいけど。
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Unknown (elm)
2009-05-16 19:27:54
日本のサーカスというと、なぜか昭和初期の物悲しいジンタが鳴り響くものを想像してしまいます。
徐々に暗雲がたれこめる帝都において、最後の抵抗を示すかのようなしましまテント・・・・一体、何を読みすぎたのか。。。^^;
前世がサーカス関係者だったんでしょうか?それでゾウさんだったとか?(笑)

ちゃんとしたサーカスは見たことが無いんですが、近いものとしてシルク・ド・ソレイユは何度か見ましたよ。
サーカスというより舞台を見せているという感じですが(動物いないし)、人間の身体能力すげーと口を開けっ放しのステージでした。
こういう伝統的(動物たちも楽しそう)なサーカスもいっぺん見てみたいです。
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Unknown (ウィペ@70F)
2009-05-17 10:44:11
ボリショイには数回いったことがあります。
3ヶ月くらい前、こちらの近くの町にサーカスのポスターが貼られてたんですがどこでやってたのか??(笑)

しかし気になるのは「すっかり満足!」の写真の背景で宙に浮いているどこかのお嬢さん・・


私も今、日記に書くべきことが貯まってるんですが・・別に多忙ってわけでもないのですが。
木曜が長男の卒業式、金曜が3rd~6thまでのアワードでした。
長男は「Difference Situation」を評価されました。次男はHorner Roll「Super Student」をいただきました。こっちの卒業式、ジメジメ・メソメソしてなくていいですね。
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Unknown (TAMA)
2009-05-17 14:03:47
☆たいゆうさん、
サーカスのイメージが変わったのは、ひとえにその「距離」のせいなのかもしれません。ゾウを触ったのも、もしかしたら初めてかも。尻尾があんなふうになっていたなんて気づかなかったですねえ。アフリカ象はどうなんだろう?
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Unknown (TAMA)
2009-05-17 14:06:44
☆kiraさん、
サーカス、見るならやっぱりかぶりつきの席に限リマスッっ!と今回実感しました。楽しかったです~。バランスモノはもう怖くて胃がキューッとしましたけども。
ゾウさんのアレは尻尾ですよーん。
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Unknown (TAMA)
2009-05-17 14:10:27
☆シナモンさん、
「オペラ座の怪人」に出てくるサーカス(というよりも見せ物小屋?)の音楽もマイナーな三拍子で怖かったですねえ。最近は変わってきているのかな?ビートの利いたノリノリの音楽でしたよ。
日本のインフルエンザ報道を見ていると、”当事国”に住んでいるはずの自分たちの呑気さが信じられなくなります(笑)。
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