先日書いた、アメリカから日本へ犬を連れて帰国することで困っていらした方の後日談です。
パンプキンちゃん、飼い主さんと一緒に、無事日本へ到着したそうです。急な帰国だったために、本来、半年以上前から準備しなければならない日本の検疫の諸条件を満たせず、検疫を即時通過することはできなかったのですが、パンプキンちゃんは現在、検疫の係留所で、頻繁に飼い主さんの面会を受けつつ、お家に帰れる日を待っているということです。
今後、同じような困難に出会ってしまった方への参考になれば、と飼い主さんが大変貴重な情報を寄せてくださいました。お手紙、許可を頂いたので全文転載させていただきます。
【パンプキンちゃんの飼い主さんからのお手紙】(詳しい事情はこちらをどうぞ→2008/3/28 「犬を半年間預かれる方、いませんか?(解決済み)」)
以上です。こういう経験をくぐり抜ける方は、そう多くないので、情報も少なく、大変だったことと思います。諦めずに方法を見つけてもらえて、よかったねぇ>パンプキンちゃん!
飼い主さんにはこれから同じ問題に直面してしまう人にとって、非常に貴重な経験談をいただきました。きっとどなたかのお役に立つことと思います。
それにしてもUA(ユナイテッド航空)好感度高し!です。値段によっては今後利用を考えようっと♪
「『参考にしてもらえたらうれしい』っておばーさんが言ってまちよ~」
どうでもいいけど、うぃるち、悪さが顔に滲み出てるよ~
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パンプキンちゃん、飼い主さんと一緒に、無事日本へ到着したそうです。急な帰国だったために、本来、半年以上前から準備しなければならない日本の検疫の諸条件を満たせず、検疫を即時通過することはできなかったのですが、パンプキンちゃんは現在、検疫の係留所で、頻繁に飼い主さんの面会を受けつつ、お家に帰れる日を待っているということです。
今後、同じような困難に出会ってしまった方への参考になれば、と飼い主さんが大変貴重な情報を寄せてくださいました。お手紙、許可を頂いたので全文転載させていただきます。
【パンプキンちゃんの飼い主さんからのお手紙】(詳しい事情はこちらをどうぞ→2008/3/28 「犬を半年間預かれる方、いませんか?(解決済み)」)
こんにちは。先日は相談に乗っていただきましてありがとうございました。
私と夫とパンプキンは無事に日本へ帰ることができました。
結局係留を選び、アメリカで手続きをし、なんとか飛行機の日までに間に合ったのですが、今回の私たちの手続きでいろいろとわかったことや苦労したことがあり、TAMA様にお知らせすることで、以前の私のようにその情報を必要とされている方のお役に立てればと思っております。
私は結局帰国命令が出てから一ヶ月以内に帰国したのですが、すぐに動物検疫に電話を入れて、私たちの状況を説明することで、できる限りの対応をしていただいたと思います。検疫からは、まず最初に出さなくてはならない届出関係の書類は、空白でもいいから一刻もはやく出すようにいわれました。書類関係は完璧に仕上げてから出すのではなく、訂正が効くものだからすぐに出したほうがいいのだとわかりました。
また、アメリカの動物病院の先生の多くが日本の検疫についてご存じなく、TAMAさまのくださった英語の説明書き(管理人注:農林水産省 動物検疫所のサイト 英文)にかなり救われました。血液検査は狂犬病注射のその日にしてもいいのにわかってもらえなかったのですが、英語の文書を見せたら納得してもらうことができたからです。夫が英語ができるのでなんとかなったものの、英語ができないと正直きついなと思いました。
私は地元の日本人コミュニティーの掲示板にも相談しました。いろんな方面の方々に救いを求めることで、予想していないことにも対応できたので、すごく救われたと思います。
あと、予想外に困ったことは、USDAに裏書が必要なFormAに関してです。
日本の動物検疫の方にはFormAは飼い主の情報なので私が書くよういわれたのですが、実際USDAにそれを持っていったら、FormAも獣医が書く必要がある、「やりなおし」といわれてしまったのです。USDAの場所によって飼い主が書いたものしか認めないところもあるようです。私は飼い主が書いたものと獣医が書いたものの両方を準備したら間違いないと思います。
そして血清検査の結果が本来なら書類として動物病院に届いているはずなのに、それがないと言われてしまったことにも困りました。獣医さんの中にはANTECアンテックという仲介業者を利用してカンザスに送っている方もいるそうで、そういう場合、検査結果は書類ではなくANTECが情報提供するインターネット上で確認するシステムになっているそうです。
しかし、USDAはインターネットは認めておらず、獣医さんからANTECに連絡を入れてもらい原紙を送ってもらわなければなりませんでした。
飛行機はUAを利用しましたが、結果的にとてもよかったと思います。飛行機に乗り換えるたびに犬が乗ったことを知らせにきてくれるのですね。おまけに、水とえさまで向こうが用意してくれました。
最後に、係留についても書きます。
係留は犬の大きさにもよりますが、一日二千六百円から三千円です。
思ったよりも静かで、きれいで、パンプキンもむこうのおじさんに慣れるほどなじんでいますが、やっぱり面会後の別れ際に大声で鳴かれるとほんとうに可愛そうなことをしていると思えます。
家から空港までの交通費など経済的なことも正直負担です。しかし、飼い主の都合で一番苦労しているのはパンプキンなんだと思うと、できる限りのことはしてやりたいと思います。
がんばります。
ペットにはバスルームほどの個室が用意されていて、一日三回の散歩〔開放〕タイムがあり、えさも希望のものを与えてくれます。たぶん猫も含めて長期係留の動物たちは五匹以上いるようです。
180日きっちり係留されるペットも少なくないそうですが、面会する方は少ないようです。私がいくときほかの飼い主さんにあったことは、一回しかありません。
面会にいくことで犬に期待させることが可愛そうだと、会いにいかない方も多いそうです。
私は今、会いにいくことと会いに行かないこと、そのどちらがいいのかわかりかねています。
じっくり考えてパンプキンのストレスをかけない方法を考えていきたいと思います。
ほんとうに、日本のペット入国手続きはややこしいなと思いました。とくに初めての人、英語のできない人にとってはあきらめそうになるほどいやなことも多々起こるでしょう。獣医さんや動物保護施設とたくさん言い合いました。でも、今となってはあきらめなくてよかったと思えます。
日本は狭いです。犬にとってアメリカはとても住みやすい場所なのだと今わかりました。
もう少し、飼い主にとってわかりやすい検疫システムになってほしいです。経済的にもきついですしなんとかなってほしいなと願っています。
長々とありがとうございました。
以上です。こういう経験をくぐり抜ける方は、そう多くないので、情報も少なく、大変だったことと思います。諦めずに方法を見つけてもらえて、よかったねぇ>パンプキンちゃん!
飼い主さんにはこれから同じ問題に直面してしまう人にとって、非常に貴重な経験談をいただきました。きっとどなたかのお役に立つことと思います。
それにしてもUA(ユナイテッド航空)好感度高し!です。値段によっては今後利用を考えようっと♪
追記!まめさんからコメントにて、輸送できる犬の重量(体重+ケージの重さ)についての情報が寄せられています。大型犬飼いの方は必読!
「『参考にしてもらえたらうれしい』っておばーさんが言ってまちよ~」
どうでもいいけど、うぃるち、悪さが顔に滲み出てるよ~
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長男の通うピアノの先生宅には正真正銘?シェルティが居ます。勿論室内飼いです。元気に吠えますねー。ピアノのレッスン時には吠えませんが、一旦お客さんが来ると歓迎しているのか威嚇なのか不明です。
先日も勢いよく走ってきて玄関マットの上を通過しようとして、マットと一緒に滑っていきました。笑ってしまいました。
しかし飛行機の乗り換え、、
不安になりますよね 荷物なんかは結構どこかに行っちゃうし、、
きちんと乗った事を知らせてもらえると安心感があります(*^_^*)
とても参考になりました。ありがとうございます!
つい半年ほど前、日本に犬を連れて帰った人が
「すごーく簡単だった。同じ飛行機で、そのまますぐ連れて帰った」
と言っていたので簡単なんだとばかり思っていました。
あわてて農林水産省のページを見に行ってしまいました>オーストラリアは、狂犬病の発生のない地域なので簡単だったのか・・・。
犬を連れて帰るとすれば、我が家の場合、問題になるのはやっぱり家の環境のように思います。
最初っから日本風の飼い方をしてないと、犬たちにはきっとすごく負担を強いることになるよね・・・
そんなこんなを考えると、
「置いていく」
という選択肢が出てきてしまうのかな(実際、置いて帰ってしまう人は少なくないです。引き取り手が見つかればいいけど、見つからない場合は・・・)。
パンプキンちゃんはラッキーだったね!
なんだかんだ言っても、家族と一緒が一番だよね。
ウチにもいますよー、玄関マットと一緒に滑っていく犬~~~~~~今日は食べられる帽子(レタス)をかぶってご機嫌でした。
ほんとほんと、飛行機会社によっては、犬を熱中症で死なせてしまっても誠意のない対応だったり…という話を聞きます。どれだけ精一杯対応してくれたとしても、犬たちは不安に怯えて何十時間も食べられず、人間のように快適ではない空間で運ばれるのだから、最大限のことをしてあげたいですよね。
数年前までと比べると、こっちからでも、半年前からすべての手続きと書類を揃えてあれば、驚くほど簡単になったらしいけど、ひとたび想定外の事情なんかがあると日本は厳しいよね。
>>最初っから日本風の飼い方をしてないと、犬たちにはきっとすごく負担を強いることになるよね・・・
これも場合によっては、広いオーストラリアに住んでいながら負担を強いる飼い方…ということになるのではっ!?
でも「置いていく」はやっぱり論外だと思う。だって、窮屈なのは人間の子どもだって同じだけど、だからって子どもを置いていく人はいないじゃん。家族だもん。同じだよ。
しかし、やっぱり航空会社によっては、「犬は1家族に1頭だけしか載せない」とかなんとか、厳しいところあるよね。自家用ジェットが欲しいざますわ。
我が家が今後、海外在住になる可能性は非常~に低いですが、自分がパンプキンちゃんの飼い主さんの立場になったら・・と考えると、かなり焦ると思うのでこうゆう体験談情報はとても参考になります。
UAはポイント高しですね~。
以前から、アメリカの航空会社の中で日本線でアルコールが無料なのがUAだけなので(笑 我が家でポイントは高かったんだけど・・更にポイントアップです☆ (旦那様のんべえ~)
狂犬病が発生している地域とそうでない地域と天国と地獄なのですね。
TAMAさんのところは、とうぶんご予定はないのですか?
これを読んで、日本の融通の効かなさについて考えちゃいました。
日本だったら大抵、完璧な書類を提出しないと何も出してないのと一緒だもんね。
それが社会システムのスムースな運用に繋がってるんだとは思うけど・・・“手続きの意思”まで無視せずにすむ、余裕を持ったシステムのほうが、実はもっと進んでると言えるんじゃないだろーか。