キャンプの記事の続きです
「♪うーみーはひろいーなーおおきーなー?」
そっか、クッキーは海って見たことないんだねぇ。
「あのーぅ、モアナさん、何してんの?」
「モアナさんに
「でもオレって、はっきりいって水猟犬にはついていけないっていうかぁ、とことんコリーっていうかぁ。…くさくなっちゃっただろ。」
「なのに今度はおばに騙されてまた入らされた。」
「はっきりいってがくしゅうのうりょくがなさすぎるのよー。」
「どじょうすくいは任せてくださいの。」
※プードルは撃ち落とした水鳥を捕ってくる水猟犬であり、どじょう犬ではありません。念のため。
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ご近所さんが、ファイアピット(たき火をするところ)の中で見つけた!とわざわざヘビの赤ちゃんを見せに来てくれました。ゴムで出来た新品の鉛筆みたいなヘビでした。「そとにねるとごみがつくからてんとにはいってなさいっていわれたわー。」
それにしても、8月末とは思えない異常な暑さの中のキャンプでした。防寒着だけはぬかりなく持っていったのになー。その上、テントの設置やら、BBQやら七輪での焼き鳥やら、暑くなって当然のことをたくさんしたので、みんな汗ダラダラ。シャワーのあるキャンプなんて初めてだけど、これは助かりました。
キャンプ場のサイトはいわゆるキャンピング・カー用のエリアと、プリミティブと言われるエリアが分かれていて、大部分は大きなキャンピング・カーで乗り付けていました。ああいうのも長い日程なら楽しいかもしれないですね。1泊2泊ならテントで十分だけど。
肉を焼き、野菜を焼き、持ってきた漬け物やら何やらを食べ、ご飯を炊いたりおかゆを作ったり。EPIガス2台と七輪で8人分が余裕で賄えました。食事の後は例によって上海ラミー大会。この人数なら数時間はかかるという壮大なカード・ゲームですが、薄暗いランタンの明かりで楽しむのはなかなか素敵でした。
夜10時頃かな?突然晴れ間が現れて満天の星!このために持ってきた星座早見盤を持ち出して夜空を見上げました。大きな木がたくさん迫っていたので視界は狭く、見えたのは限られたエリアだったけれど、夏の第三角形とその中を流れる天の川はくっきり。カシオペアと北極星は確認できました。はくちょう座のくちばし、アルビレオ。美しい青とオレンジの二重星で、昔は肉眼でも見えたのに、すっかり目が悪くなったのを実感。二重星どころか焦点を少しずらさないと見えないくらいに視力が落ちていた。ああ。
たき火を囲んで夜中まで喋るというキャンプの醍醐味をみんな、味わったようですが、お疲れモードだった私は11時に爆睡。あーあ。
みんなの歓談する声を遠くに聞きながら、そのうち、時々犬に踏まれた誰かが「ウギッ」とか「ぐえっ」とか叫ぶ声がたまに耳に入ってくるくらいでぐっすり眠っていたのですが…明け方。6時前くらい。まさかの大雨。テントの中で聞く大雨の音って知ってる人はわかると思うけど、ものすごいんですよね。世界の終わりのような轟音が響いていました。天気予報に雨なんて出てなかったんだけど。
真っ暗闇の中、見当を付けてフラッシュを光らせてみると、クッキーが不安そうにテントの天井を見上げてました。
明るくなった頃、外に出てびっくり。そりゃ、予測されたことでしたが、前の晩には雨がふるなんて思ってもみなかったから夜露対策しかしていなかった。何もかもがびしょびしょでした。
そしてもっとびっくりしたことに、周りのテントがほぼ全部なくなっていたんです!
どうやらあの真っ暗闇の大雨の中みなさん慌てて撤収したらしい・・・。すごくないですか?
乾かさないわけ?濡れたまま畳んで持っていったわけ??オットの推測では、みんなトラックで来ていたので、テントなんかろくにたたまず、バラしただけでそのまま載せて帰るんじゃないか、と。そんなところかもねー。ちょっとびっくりでした。
我々はのーんびりです。ま、とりあえず腹ごしらえしないと!
撤収のため逆さ干しの刑になっているテント(右)
シュラフを畳ませたらこの人の右に出る者はいません。将来はプロのシュラフ畳み屋さんになるものと思われます。
キタナイひとたちはお洗濯に連れて行かれました。丸洗い可能♪
我が家の他に2軒だけ残っていたご近所さんのうち1台の車がサイトから出られず苦戦していました。声をかけてみたら「助けて~!」と言うので行ってみたんですが…
車が完全に大きな切り株に乗り上げちゃってるの!これでは押したくらいでなんとかなるとは思えません。みんなで悩んでいると(←役に立たなさすぎっ!)さらにもう1家族がやってきて、「トラックで引っ張ってあげるよ。」とこともなげに。
なんで牽引ロープとか普通に持ってるんでしょうね、こっちの人って。ともかく、車の後ろにロープをひっかけて、トラックがバックでギュルルンっ!と引っ張ると車はあっけなく切り株から外れました。ブラボーっ!
…とここまでは良かったんだけど…
調子に乗ったトラックのお父さん、「ハイ、もっともっと~!ハイハイ、ハンドル右に切ってねーっ!」とどんどん下がっていき…私は「よくあんな狭いところに入っていくなあ。運転上手なのねー」と感心していたんですが、次の瞬間です。
ばんっ!
トラック、後ろの木にぶつけてんの( ̄▽ ̄;)。
一瞬シーンとなったけど、次の瞬間爆笑になるあたりがちょっとカルチャーショック。しかもトラックの持ち主の奥さんたら、トラックの後ろの角が見事に凹んだのを見て一番けたたましく笑ってるし。ま、こんなもんですか。
手伝ってもらって抜け出した人の方はどういう反応かなーと見ていたのですが、げらげら笑いながら
[Thank you! But sorry, about that!]
[No problem]
で終わってました。いいのか、それで。
思わぬ社会勉強になりました。それでいいのかぁぁぁぁぁ(感心)。
一騒動終わったところでお洗濯から帰ってピカピカになった犬たちを連れてキャンプ場を後に。
一番疲れた人、座るつもりはないのに、腰が落ちて、シートに腰掛けてるし(爆)
「なんだよっ!オレは別に、そんなっ・・・」
そして翌日まる一日・・
死んでるんじゃないかと・・・
何度突っついてみたことか。
いつものように目を開けて眠るHopeさん。反応がありません。
人間たちの方は翌日、翌々日になって、足に無数の虫さされを発見。かゆいのなんのって、大変な騒ぎでした。片足15カ所とか刺されてるんだもの。
でもあまりにも楽しかったので、今シーズン中にもう一度くらい行きたいね、と話しています。
誘ってくださってありがとう>モアナ家のみなさま、あんどYさん
犬たちに愛のお疲れクリックを!→どらどら!!
使ったことは、ながーい過去に一度だけ(^_^;
クッキー君とHopeちゃん、外ではあまり寝られなかったのね、貴族的な犬だ!
すっごいなー。牽引ロープ!とりあえず使ったことがあるというのがすごいですよ。
犬たちはなんとか、初めてのテントで朝まで過ごしました。
よく見るとこの写真は眠っていないかも…
目の大きさは同じくらいなのですが、目に光がありますよね。
目を開いて寝ているときはもっと宙を見ている感じです。目の前で呼ぼうが手を振ろうが全く反応しません。もしかしたら確かに筋肉が落ちてきているのかもしれないですね。目を閉じていることもあるんですが、こうして見開いていることもよくあります。
今まで心配したことがなかったですが、ちょっと気になるかも。
もちろんお礼もいう間もなく「じゃ!」って感じであっという間に去っていっちゃったし・・・。
ほ~んと、ありがたや~!のピックアップですね。
それにしても自分の方がへこんでも笑いながらNo problemと言い切るアメリカ人!恐るべし。
お互い大爆笑で No problemって大らかで素敵ですー。
蛇といえば先日、我が家の高さ15cmくらいの盆栽の細ーい枝に小さい蛇が巻きついていました。びっくりしましたよ!
いいなー!
クッキーちゃんの表情がなんともいい感じ
とくに星空を見上げる目は最高!
なに思っているんだろう!
コリー以外の犬は泳ぐべし、です!コリーは、やめて!(コリーの)楽しみの後には、(ヒトの)苦しみが・・でも、こんな楽しいキャンプなら、後のシャンプーも許せますね。
目を開けて眠る?!ホントですか?Hopeさん!
そういえば、こっちの人って「凹んだから修理」という発想があまりないような…ベコベコの車にヘーキで乗ってたりしますよね。だからお金がかかるとか、そういうことを考えないのかも。ましてやピックアップだし。
それにしても、こちらでは引っ張ってもらわなくちゃいけないようなシチュエーションもよく起きますよね、どうしてだろう?
えーっ!たいゆうさんって、小柄で華奢なか弱い女性…というイメージなのに、牽引ロープですかぁ!カコイーッ!
ヘビって生まれたときはあんなに小さいんですかねえ。種類によるのかな。
クッキーが見上げているのは「テントの天井」でございまーす(笑)。
雨がすごくてこわかったんですよ。