生徒さんからの質問。
…大抵の「突拍子もない日本語」には対応できる私にもこれは難問でした。
「日本のイノチはどうですか?」
NHKのポッドキャストで日本の自殺率の話なんか聞いたばかりだったし。混乱したなー。
原因は教科書の日本語訳
命…life
これだったわけで。
質問の意味は、
「日本の生活はどうですか?」 つまり「How is Japanese life?]
そうですよねえ。難しいなあ。だから直訳はダメなんだけど、他に言葉を知らなければとりあえず言ってみる、これも大事。
それにしても
lifeというのはトリッキーな単語です。
命であり、生活であり、人生、でもある。
一方で、日本語の「人生」という言葉もまた微妙で、「じゃあ、犬のlifeはなんて言うの?」って日本人の私でさえも悩んだりします。「人生」という言葉は、単に「人間が」生まれてから死ぬまでの期間を指すのか、それとも便宜的に「人」という字を使っているけれど、動物のlifeにも「人生」という言葉を当てはめていいのか。いけないと言われても「犬生」とか言い始めると「猫生」に始まって、「熊生」とか「鯨生」とか、果ては植物の一生は「米生」とか「胡瓜生」とかどこまでも行ってしまいそうでもうわけがわからない。
対応する訳語がない単語って実はものすごく多くて、日々悩んでおります~。
「抜け毛の一生は「毛生」でちか。」
「てか、それ全部オレの毛な。」
「お子様たちの野球生活は英語で何てゆーの。」
「このケージはこれから第二の”けーじ生”を生きるんだな。」
「そんなことより兄さん、記念撮影でちよ。協力しないと噛みまちよ。」
「兄さん邪魔でち。」
バラ最盛期、つかの間の華やかさ。短い薔薇生でございました。
…大抵の「突拍子もない日本語」には対応できる私にもこれは難問でした。
「日本のイノチはどうですか?」
NHKのポッドキャストで日本の自殺率の話なんか聞いたばかりだったし。混乱したなー。
原因は教科書の日本語訳
命…life
これだったわけで。
質問の意味は、
「日本の生活はどうですか?」 つまり「How is Japanese life?]
そうですよねえ。難しいなあ。だから直訳はダメなんだけど、他に言葉を知らなければとりあえず言ってみる、これも大事。
それにしても
lifeというのはトリッキーな単語です。
命であり、生活であり、人生、でもある。
一方で、日本語の「人生」という言葉もまた微妙で、「じゃあ、犬のlifeはなんて言うの?」って日本人の私でさえも悩んだりします。「人生」という言葉は、単に「人間が」生まれてから死ぬまでの期間を指すのか、それとも便宜的に「人」という字を使っているけれど、動物のlifeにも「人生」という言葉を当てはめていいのか。いけないと言われても「犬生」とか言い始めると「猫生」に始まって、「熊生」とか「鯨生」とか、果ては植物の一生は「米生」とか「胡瓜生」とかどこまでも行ってしまいそうでもうわけがわからない。
対応する訳語がない単語って実はものすごく多くて、日々悩んでおります~。
「抜け毛の一生は「毛生」でちか。」
「てか、それ全部オレの毛な。」
「お子様たちの野球生活は英語で何てゆーの。」
「このケージはこれから第二の”けーじ生”を生きるんだな。」
「そんなことより兄さん、記念撮影でちよ。協力しないと噛みまちよ。」
「兄さん邪魔でち。」
バラ最盛期、つかの間の華やかさ。短い薔薇生でございました。
最近は、こういう場合には、ドッグライフとか、キャットライフといった英語風に使います。
日本古来では、畜生なのですよね。
とりあえず、Freeのケージは私がほしいです。
ドッグライフ、キャットライフ、確かにそうでも言うしかない気がします。では、「人口」は?これがまた難問です。シカの人口。シカの数、でもいいのかもしれませんが、populationにあたる日本語がないんですよねえ。
お、おかーさん、息子さんを[shipping]しちゃうのもびみょーに突拍子もない気が…。
「どこでもドア」があったら世の中に「Free」のものはなくなるかもねえ(笑)。
やっぱりそうですよね。明治のころだかに一気に流入してきた新しい概念を日本語の意味に置き換え、あるいは新しい単語を作ったとのことですが、そこでちょっと失敗しちゃった部分なんでしょうね。まあ仕方がないとは言え…割り切れないというか。
うちの州では今鹿の人口密度が高くて困っています。