この季節、夕方から夜にかけてすごいんです、蛍が。
日本の蛍は川で幼生期を過ごすけれど、こちらのはいわゆる土ボタルってヤツらしく、清流を必要としません。
そのせいか、あっちにもこっちにもいるいる。庭仕事をしながら10分くらい集めてこれくらい
袋に入れたらあまり光らなくなっちゃった
大体、2~3メートル四方に1匹くらいの割合でしょうか。世の中にこれほど掴まえやすい虫はいないんじゃないかというくらい、暗い中で光りながらフワフワと飛ぶのに、よく補食されないものですねえ。食べると毒だったりして。…と気になってWikiさんに聞いてみたら、ほんとに毒があるみたいですねー。
子どもの頃は夏の間に1度か2度、蛍を見に夜のドライブへ行くのが楽しみでした。昭和50年代の日本ではもう蛍は珍しいものだったんですね。
とにかくこの辺りでは珍しくないので、Fire Flyと呼ばれて、誰にも注目されないただの虫です。気の毒に、とフッと思ったけど、よく考えたらヒトに騒がれて迫害されたり、はたまた過剰に保護されたりお祭り騒ぎされたりするより、彼らは「ほっといてくれよ」と思ってるかもね。
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私も子供の頃、そう昭和50年中盤には夏に1度は父と蛍を捕獲しに、チョット田舎(住んでいたところも田舎だけど)の川まで出かけてました。
この頃は蛍を見かけません。と思ったら幼馴染は、その田舎から更に奥地へ嫁ぎ、先日、手のひらに乗せた蛍や飛んでいる蛍の画像を携帯メールしてくれました。家の周りに飛んでるそうです。
袋に入れて光らなくなったのは、たぶん、雌ばかりか、雄ばかりを集めてしまったせいかと思います。
また日本のホタルを見たいなあと思う今日この頃です。こっちのホタルみたいに強烈な蛍光色じゃなかったような気がするんだけど。
まだ家の周りにホタルがいるようなところもあるんですね。
寿命はどうなんでしょうね?
袋から出したらまた光りながら飛び立ったので、やっぱり同性集団だったのかも。
私は物心着いてから、自然にホタルを見られた状況って経験していないんです。結構田舎だったんですが…あの頃って今みたいに環境に対する意識もなかったので、むしろ汚染がひどかったのかもしれませんね。