日曜日は、いつものシェルターでピクニックがありました。ボランティアも募集していたのだけど、今回はただの参加者として。近頃クッキーもまたすっかり落ち込んでしまい、食欲もなくどんよりとしていたし、私も出口が見つからずふさぎ込んでいましたが、「お行儀の良い犬大歓迎」とあったので、クッキーを連れて３人と１頭で出かけました。
名字のアルファベット別に持ち込む食べ物の担当が決まっていて、我が家はデザート担当でした。適当にクッキーをどかんと買って、氷の寄付と一緒に持ち込みました。こういう軽いイベントの時は手作りよりもそこらへんのスーパーで安売りしているようなカップケーキやらクッキーやらの方が却って喜ばれるんです。最近やっと学んだ事実。
サラダ担当の人なんかもいたわけだけど、見てたら、スーパーの空き袋（もとは何が入ってたんだろー）にレタスやらキュウリやら切ったトマトやらの生野菜をぐしゃっと詰め込んで、別に持ってきたボウルにその場でどさどさとあけてドレッシングを添えていたりして、なかなか日本人には到達できない領域だとまた感心してしまいました。
ともあれ、ピクニック会場は後回しにしてお見合いルームへ向かい、とりあえず「あの子」と再び対面。
こうしてみると本当に小さい。やっぱりデカシェルかしら。
シェルにしては大きいんだけど。
でも後ろ姿は…シェルティよりも…
キツネの子に似ている…
一通り匂いを嗅ぎ終わったらもう、
「オレたち、関係ありましぇ～ん」
Hopeの時も最初はこんなでした。
でもおやつを前にすると簡単に寄り添っちゃう。
うーん、シェル…にしては鼻が大きいみたいに見えるんです。でもコリーにしてはマズル短いし。コリティかなあ。
参考画像 シェルティ 繊細な顔してる。
まだ飢えていた記憶が抜けないのか、食べ物にひどく執着します。
ウーにおやつをねだってます。
お見合いはこんな感じでした。相変わらず可もなく不可もなく。でも私には覚悟ができた気がします。たぶんこの子を引き取ることになるんじゃないかな。そういえばHopeの時も、私たちひどかったんです。Hopeが我が家に到着した夜、フーでさえ、「最初から綺麗だったクッキーと違って、こういう子をこれから綺麗にする（できるかもしれない）って楽しみが出来たよね」なんて言ってたんですよ。しかも、誰もそれを本気にしなかったというか、Hopeがあんなに美しくなるなんて予想だにしていなかったですからね。当時のHopeは、毛を剃られていた上に、口の中のエプリスという腫瘍のせいで、マズルが腫れ上がり、わずかに残った前歯は押し出されてこぼれ落ちんばかりにかろうじて歯茎にくっついていて、口が閉じなくて、おまけに全然笑わなくて、無気力で。それを思えば今度のこの子なんて、まだまだ改善の余地があるのかも。（←後から見たら「なんてひどいことを～！」って言いそう＞私）
ブーとオットがそれぞれ日本から戻ってきたら面接を受けて、その後の謙譲となります。ここのシェルターは本当に運営がしっかりしていて、家族全員と対面・対話、先住犬とのお見合いが必須です。そして情報の伝わり方もすごい。今日初めて会ったスタッフもいたのに、私たちを見るなり「その子がクッキーね」と言うし、Hopeのこともわかってくれていたし。スタッフの隅々まで、一頭一頭の犬たちの状況（今は我が家ともう一軒がこの子に興味を持っている）を把握しているのです。
写真が多いので、ピクニック編へ続きます。
そうだったんですか！ポチ君、そんなに大きかったんだ。この子、今19kgだそうです。飢えてるからもうちょっと増えそう。
今からポチ君の写真、拝見しにまいりまーす。
コリーとシェルティの両党使いですあたす（笑
目がコリーですね。
だからコリーだわこの子（＾ω＾ｳﾌﾟﾌﾟ
でもストップはシェルティなのこの子（＾ω＾ｳﾌﾟﾌﾟ
どこかで聞いた様なコメントだけど、私が前に大阪城で保護した迷子っ子は専門家のアドバイスで「コリーとシェルティのミックス」「ラフコリーとスムースコリーのミックス」という意見がありましたよー。
そしてうちのお嬢さん方は一日２回ごはんを欠かさないのに食べ物に執着します。
まるで飢えに苦しんだ経験を持つ保護っ子のようです。
可愛いね。この子ね。
実家の2代目もデカめシェルです。
少なめに見積もって13～15㎏はあります。
なので非常に安定したヘソ天で爆睡することができるのです｡｡｡
み、密告はカンベンしてくだされ～。
…実はもうバレバレだったりしてね。
「まかせろ」って言うからメルさんのセクスィ写真かと期…（以下自粛）
さて。コリーの目、そうよね。なんとなく、コリーの目って「優しいおじーさん」の目。（あら、おじーさんとはなによぉ）
そうなんですよ。実はこの子、初めて見た時から似てるなあと思って、我が家では暫定ネーム「ピョル」と呼んでます。コリシェルミックスが正解かもしれませんね。…ただ、そういうアクシデントが起こるケースって、愛好家の家だと思うの。どうしてそこで生まれた子が迷い犬になって探してもらえないなんてことになっちゃうのかなあ。…考えちゃいますね。
お嬢さん方は、食に執着じゃなくて、生きる意欲があるんですよ、うん。
見違えるようになるんでしょうか。楽しみなような、信じられないような…。
ヘソ天って可愛いですよね。シェルはよくヘソ天見かけるような気がします。クッキーはかなり巨大コリーで、「コリーってこんなに大きいんだっけ？」と驚かれることがよくありますが、空気でできてるんですよ。
喧嘩をしないということは、互いに見知ってきたら仲良くする可能性が多大なわけですから。
いや、その、犬用ならいいってわけではないですが・・・。
ぼっちゃんのお耳とその横のぱやぱや毛がカワイイですね。
我が家には１８キロのデカシェルがいるのですが、この子によく似ています。（うちのは一応女の子ですが…）
大阪城で以前保護された子も似ていましたよ。
片隅家さんの一員になったら、それはそれは美しく変身するのでしょうね。
楽しみにしています。