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紙を彫る。紙で染める。

2024着物コレクション

型屋2110
今年に入って着物を着る機会を何気に増やそうと頑張っております💪

1月。
女性職人グループ凛九を応援してくださる中部電力さんと食事会へ





2月。
昨年秋倭姫命をテーマに着物を作らせていただいた際に協力いただいた
すかや呉服店さん主催の新春着物パーティーへ






私は以前から着物に興味はあったのですが、なんせ自分が着飾ることに全く興味がない人でして。
今もそう。
裸ではいられないから、しぶしぶ服を買っています。

ですから着物自体の美しさ、
ファッションとして着物を着た人物やイラストなどのモチーフとしての美しさに興味がありました。

自分が着るようになったきっかけは
身内の結婚式。

当時20代前半
結婚式というものに初めて臨み、あまり深く考えずにワンピース的な何かを探して購入。
当日は美容師さんにいろいろ何とかしてもらって参列したのですが、
思い出すのは切ない感じの有様😂

バイトで入った素朴な高校生に無理やりドレス着せてメイクして
夜のお店に立たせちゃったみたいな残念な仕上がり....


あ ダメだ これ絶対似合ってない

これからどうしよう...


そうか 着物だ!



当時は印刷会社勤務のサラリーマンでしたので、少々お金が自由になったのもあり、思い切ってひと揃え購入してみることにしました。
もちろんまだ自分で着ることはできません。
結婚式に参列するたびに美容師さんにお願いをして着付けてもらっていました。

着物屋さんで見せてもらった着物、帯締め、帯揚げ、草履、
あらゆるものが可愛くて😍
心がウキウキしました💗

今はさらに、それがどうやって作られているのかということにも関心が行くようになり、作っている方々の知り合いも増え、着物に対する視点が変わったと思います。
変わったというか、充実したんですね😊

伊勢型紙の彫り師は紙を彫刻するだけで、着物自体を目にすることさえありません。
とても優雅な着物の世界とは遠く離れた存在です。
着物業界の端っこの端っこで
私も着物を作っているという自覚を持つためにも自分で着物を着れるようになりたい!
そしてなにより
(人前に立つ時は)自分の型紙で染めた着物を着て型紙の魅力をお伝えせねば!
と、
伊勢型紙の修行を始めてからすぐ
鈴鹿市が行う無料で受講できる着付け教室と出会い、習うチャンスにありつけました。

これは本当に助かった。
慎ましい(笑)暮らしの私にはありがたかったです。



着物を着るようになると、周りの方から着物をいただく機会が増えました。

だんだんと手持ちの着物の数が増えてきたものの、まだ経験値が低いので、たくさんあるように見えてコーディネートの仕方がわからない(笑)

また先日は、いつも応援してくださっているお着物好きの方に、型紙と漆で模様をつけた印伝の帯を頂いたのですが、締め方が違うのか全く柄が出てこない...。
前柄も!お太鼓も!
素敵な小紋柄は行方不明でした。

どこいっちゃったの....?😭

↑1月の着物コレクション
それがどうですか。
2月に締めた際はプロの技でこの通り!
↓2月の着物コレクション






それでもとにかくへたなり数を重ねて
上手くなっていきたいと思います!

自分の着物を堂々と着れる日は
そう遠くない





はず😅






今回はこの辺で
今日も良い1日を〜(^o^)/
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