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紙を彫る。紙で染める。

伊勢型紙と浮世絵のカンケイ

花も新緑も輝く季節✨🍀


カラスノエンドウにヒメジオン

たんぽぽにホトケノザ

あらあら

モンシロチョウまで飛び回って〜

春爛漫ですね〜〜

   全くうちの駐・車・場は!😈


野花は野にあるから可愛いんだわ

いっそ「野草摘み放題無料」という札を立てたらお庭がスッキリするかも?😅


さてさて

もうすぐ楽しみな大型連休ですね😍


ゴールデンウィークに開催予定の型紙にまつわる展示会のお知らせを一つ。


伊勢型紙✕浮世絵

【浮世絵に見る伊勢型紙展】

〜めぐりゆく江戸のおしゃれ〜

伊勢型紙で町おこしを目指すNPO法人主催の展示会です。


NPO法人 歴史と文化のある匠の見える里の会

と申します。


メンバー

子安観音寺住職さん(現会長)や、型紙業者や職人、彫型画会会長、幼稚園代表、郷土愛好家、他にも大工さんや和菓子屋さんまで

地元を愛する有志が集まり活動しています。

型屋2110もその中の一人。



展示会の内容ですが、“江戸のおしゃれ”をキーワードに浮世絵と伊勢型紙をリンクさせるなんて発想はNPO法人ならでは!



実は

浮世絵伊勢型紙には

共通点があります。


それはどちらも軽くて薄い紙であること。


その運びやすさも手伝い、何百年も前に海外に大量に持ち出されていること。


そしてともに日本の芸術やデザインの見本として、世界各国の芸術や工芸に影響を与えていること。(アーツ・アンド・クラフツ運動など)


などです。



何故海を渡ったのか?

浮世絵は輸出用の焼き物などを包む包装紙として意図せず渡ったものもあります。


伊勢型紙は浅い木箱にぎっしり詰められ、なんの用途で存在するかもわからないまま、積極的に運ばれました。


試しに土産にしたらえらい好評だったのでどんどん持ち帰ったろ!😆的な勢いもあったのだろうと思われます。(ざっくり過ぎ解説)



時を超えて愛される紋様やデザイン

浮世絵は江戸時代の当時の流行りを反映したブロマイドや雑誌のような役割をもっていました。

アイドルや俳優、映画など話題のエンターテイメントからファッションの流行が生まれるのは、現代も同じ。


そんな浮世絵に登場する着物の紋様を、現在の染色型紙に探し、浮世絵と一緒に並べてご覧頂けるのが今回の展示会の目玉です。


当時の最先端が現代では普遍的な伝統紋様として愛されているものもあります。


同じひとつのモチーフが、時代の流行に合わせ様々アレンジされながら無限に発展を続けているものもあります。


だから並べた浮世絵と似ているものもあれば、全然に似ていないものもあります😂

どこがどうリンクしているのか探しながら、見比べて頂くのも楽しみ方の一つです😘


(リンク作業の現場@鈴鹿市伝統産業会館)


この展示会により、地域の皆様に改めて伊勢型紙が着物という日本のファッションを支えてきた工芸であることに注目頂けたら嬉しいです

そして

これからも伊勢型紙を未来につなぐべき宝として一緒に応援して頂けますように🙏✨


地元の方が誰よりも応援団

伊勢型紙にもそんな未来を作りたい


地道な活動はつづきます。

まずは展示会に足をお運び頂けると嬉しいです!

お待ちしております😄


__________________

伝魂開才シリーズ③伊勢型紙✕浮世絵

「浮世絵に見る伊勢型紙展

    〜めぐりゆく江戸のおしゃれ〜」

___________________

●日時:令和5年5月6日(土)・7日(日)

    9:00〜16:00 ※7日は15時まで

●会場:鈴鹿市伝統産業会館 研修室

●入場無料

●主催:NPO法人 歴史と文化のある匠の見える里の会

▽facebookページ

https://www.facebook.com/TAKUMINOMIERUSATO

●お問い合わせ:事務局059-386-0046 後藤泰成 ・059-386-6744 斎藤富茂

●協力:神田笑美子(「きもの」でおでかけ)

●後援:鈴鹿市



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