第36局 満月
東3局 親:ゆみ ドラ:
咲にこんな聴牌が入る。
これなら、普通の人間でもをカンしてリ ーチだが、前局の搶槓が咲の頭を過ぎる。
捨て牌を見ると、確かに下家の親が国士気配。
そして咲の勘違いでなければ、大会ルールでは国士の暗槓搶槓アリらしい。
咲は、頭では大丈夫だろうと思いつつも、暗槓する事を躊躇。
恐らくを暗槓すれば、また嶺上開花で和 了りだろうに、結局聴牌を崩してしまう。
結果論かもしれないが、この時、親のゆみはまだ国士一向聴だった。
どうやら、配牌から一向聴だったらしい。
その後、ゆみは聴牌するが、この局はそのまま流局。
だが、ゆみが聴牌した事で、咲は自分のミスに気付かない。
それどころか、自分の選択が正解だったと勘違いしてしまう。
こんな咲を見て、衣は落胆。
どうやら、これまでは様子見だった様だが、遂に本性を見せ始める。
それを目の当たりにし、咲はガクブル。
ガクガクブルブルではなく、ガクガクブルッなのがポイント。
にしても、「おトイレ行っとけば……」って、やっぱ咲ってそういうキャラなんだ。
対局中に漏らさない事を祈る。
東3局1本場 親:ゆみ ドラ:
15巡目。
池田とゆみは一向聴から手が進まない。
特に池田は配牌からずっと一向聴だそうだ。
透華のセリフからすると、衣は対局者の聴牌率を下げるらしい。
また、夜、それも月が満月に近いほど能力が上がるとか。
「月は出ているか?」
確かに1巻から月が描かれる事が多く、大会の日が近付くに伴い、月も段々と満月に近付いていったが、まさか最初からこの設定を考えていたんだろうか?
……考えていたんだろうなぁ。
改めて、第23局を読んでみたら、これ見よがしに満月が描かれているし。
今更ながら感心させられた。
閑話休題。
幾ら経っても聴牌しないゆみは、咲の切った牌をチーして聴牌に取る。
親なら――というか、流局間際なら鳴いて聴牌を取るのは当然の行為だが、何故か池田は心中でこれを咎める。
その理由は、衣にあった。
もう残り巡目も少ないのに、衣はリーチを打つ。
そして、海底ツモ。
メンピン海底ツモ純チャンドラで4000・8000の1本付け。
一発かどうかは不明だが、付いても付かなくても点数は同じ。
何気に、前回の二索搶槓に続いて、今回は一筒撈月の形だな。
衣は、満月で強くなるだけではなく、得意技も月に関係する海底撈月らしい。
アリス → ウサギ → 月 という連想か。
また、対戦経験のある池田はそれを知っていた様だ。
確かに、全員が門前なら海底は南家の池田だが、チーが1つ入ると西家の衣になってしまう。
次局は、最初から衣が海底だから、更に厳しいなぁ。
今まで謎だった衣の能力が、一気に明らかになった今回。
まとめてみると、
1.他家の聴牌率を激減させる。
2.海底ツモなら高確率で(必ず?)和了る。
3.満月の夜という状況に近いほど“性格のヤバさ”と“麻雀ぢから”が上がる。
だそうだ。
対処法としては、門前では聴牌が入り難いので鳴きに徹する。
海底前に早和了りするのが理想だが、それが駄目なら海底をズラすってところかな。
難点は、打撃力が落ちる事と、衣は別に海底じゃなくても和了れるという事。
でも、咲なら鳴いても嶺上開花で高得点を狙えるから、相性は悪くないんじゃないだろうか。
それに、この日は完全な満月ではないそうだから、まだ衣にも隙があるだろうし。
これ、のどっちが戦ったらどうなるのかなぁ?
1は「そんなオカルトありえません」で無効化出来るとしても、2に対処しなさそうだからなぁ。
衣の実力次第だけど、衣が意図的に海底撈月を狙って来ると苦戦しそうだ。
ちなみに、僕なら朝まで牛歩かな。
勿論、どうしても勝たなければいけない場合ならだけど。
東3局 親:ゆみ ドラ:
咲にこんな聴牌が入る。
これなら、普通の人間でもをカンしてリ ーチだが、前局の搶槓が咲の頭を過ぎる。
捨て牌を見ると、確かに下家の親が国士気配。
そして咲の勘違いでなければ、大会ルールでは国士の暗槓搶槓アリらしい。
咲は、頭では大丈夫だろうと思いつつも、暗槓する事を躊躇。
恐らくを暗槓すれば、また嶺上開花で和 了りだろうに、結局聴牌を崩してしまう。
結果論かもしれないが、この時、親のゆみはまだ国士一向聴だった。
どうやら、配牌から一向聴だったらしい。
その後、ゆみは聴牌するが、この局はそのまま流局。
だが、ゆみが聴牌した事で、咲は自分のミスに気付かない。
それどころか、自分の選択が正解だったと勘違いしてしまう。
こんな咲を見て、衣は落胆。
どうやら、これまでは様子見だった様だが、遂に本性を見せ始める。
それを目の当たりにし、咲はガクブル。
ガクガクブルブルではなく、ガクガクブルッなのがポイント。
にしても、「おトイレ行っとけば……」って、やっぱ咲ってそういうキャラなんだ。
対局中に漏らさない事を祈る。
東3局1本場 親:ゆみ ドラ:
15巡目。
池田とゆみは一向聴から手が進まない。
特に池田は配牌からずっと一向聴だそうだ。
透華のセリフからすると、衣は対局者の聴牌率を下げるらしい。
また、夜、それも月が満月に近いほど能力が上がるとか。
「月は出ているか?」
確かに1巻から月が描かれる事が多く、大会の日が近付くに伴い、月も段々と満月に近付いていったが、まさか最初からこの設定を考えていたんだろうか?
……考えていたんだろうなぁ。
改めて、第23局を読んでみたら、これ見よがしに満月が描かれているし。
今更ながら感心させられた。
閑話休題。
幾ら経っても聴牌しないゆみは、咲の切った牌をチーして聴牌に取る。
親なら――というか、流局間際なら鳴いて聴牌を取るのは当然の行為だが、何故か池田は心中でこれを咎める。
その理由は、衣にあった。
もう残り巡目も少ないのに、衣はリーチを打つ。
そして、海底ツモ。
メンピン海底ツモ純チャンドラで4000・8000の1本付け。
一発かどうかは不明だが、付いても付かなくても点数は同じ。
何気に、前回の二索搶槓に続いて、今回は一筒撈月の形だな。
衣は、満月で強くなるだけではなく、得意技も月に関係する海底撈月らしい。
アリス → ウサギ → 月 という連想か。
また、対戦経験のある池田はそれを知っていた様だ。
確かに、全員が門前なら海底は南家の池田だが、チーが1つ入ると西家の衣になってしまう。
次局は、最初から衣が海底だから、更に厳しいなぁ。
今まで謎だった衣の能力が、一気に明らかになった今回。
まとめてみると、
1.他家の聴牌率を激減させる。
2.海底ツモなら高確率で(必ず?)和了る。
3.満月の夜という状況に近いほど“性格のヤバさ”と“麻雀ぢから”が上がる。
だそうだ。
対処法としては、門前では聴牌が入り難いので鳴きに徹する。
海底前に早和了りするのが理想だが、それが駄目なら海底をズラすってところかな。
難点は、打撃力が落ちる事と、衣は別に海底じゃなくても和了れるという事。
でも、咲なら鳴いても嶺上開花で高得点を狙えるから、相性は悪くないんじゃないだろうか。
それに、この日は完全な満月ではないそうだから、まだ衣にも隙があるだろうし。
これ、のどっちが戦ったらどうなるのかなぁ?
1は「そんなオカルトありえません」で無効化出来るとしても、2に対処しなさそうだからなぁ。
衣の実力次第だけど、衣が意図的に海底撈月を狙って来ると苦戦しそうだ。
ちなみに、僕なら朝まで牛歩かな。
勿論、どうしても勝たなければいけない場合ならだけど。
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