第152局 一片
本編
前回、遂に嶺上開花を決めた咲は、東4局にネリーから2600点を和了ると、南1局で再び嶺上開花。
これがダブ南混一嶺上開花赤1の3000・6000となり、決勝進出圏内の2着まで浮上した。
しかし、部員たちが喜ぶ一方で、部長は不穏なものを感じていた。
そんな部長の言葉に、首を傾げるのどっち可愛い。
どうやら、咲の2600点はネリーに和了らされたものだったらしい。
ネリーは2600点の内に差し込む事で、咲の手がもっと高くなる可能性も、フリカムイを召喚している爽が和了る可能性も潰してみせた様だ。
そして、南2局。
いよいよ Nelly Virsaladze がそのベールを脱ぐ。
ネリー曰く、これまでの彼女は決して手を抜いていた訳ではないらしい。
ただ、ここで「最大の波」が来る様に調整していたのだとか。
調整。
以前部長が言っていた様に、麻雀には「流れ」があると信じる人がいる。
調整というのは、その「流れ」が良い状態で大事な試合に挑もうという考え方だね。
ネリーの能力は、それを可能にする運勢操作―――いや、運命奏者か。
今こそ飛翔のとき――
「1」
飛翔したネリーは、いきなり爽から三倍満を直撃!
ドラや和了牌は不明だが、恐らくはで門清平和一通一盃口赤1。
「2」
次局、今度は三倍満ツモ!!
混一対々三暗刻発ドラ3赤1は、6000・12000!!
そして、
「3」
またしても、三倍満!!!
怒涛の3連続三倍満で大将戦終了!!!
まさか、一気に試合終了までいくとは思っていなかったので驚いてしまった。
臨海1位、有珠山4位は確定だけど、清澄と姫松はどっちが上なんだ!?
最終結果が書かれていないので、Excelで計算してみると……、
臨海:185200点、清澄:101800点、姫松:101700点、有珠山:11300点。
何と、100点差で清澄2位、姫松3位という結果に!!
勿論、描写されていないところでリー棒が出ている可能性もあるけれど。
清澄、薄氷の勝利というか、完全に棚ボタでの決勝進出だな。
そういえば、清澄が他校の後塵を拝したのは、これが初めてか。
しかも、ネリーの和了り方次第では負けていてもおかしくない、むしろその確率の方が高かった。
ザ・ニュー末原さんは、咲に勝るとも劣らないくらいに強かったね。
なお、上記点数が正しい場合の個人成績は下記の通り。 先鋒戦 片岡優希 (清澄) : 82200点( -17800点) 辻垣内智葉 (臨海) :151000点( +51000点) 上重漫 (姫松) :120100点( +20100点) 本内成香 (有珠山): 46700点( -53300点) 次鋒戦 染谷まこ (清澄) : 73200点( - 9000点) 郝慧宇 (臨海) :162700点( +11700点) 真瀬由子 (姫松) :121600点( + 1500点) 桧森誓子 (有珠山): 42500点( - 4200点) 中堅戦 竹井久 (清澄) :101000点( +27800点) 雀明華 (臨海) :164400点( + 1700点) 愛宕洋榎 (姫松) :127300点( + 5700点) 岩館揺杏 (有珠山): 7300点( -35200点) 副将戦 原村和 (清澄) : 88100点( -12900点) Megan Davin (臨海) :170300点( + 5900点) 愛宕絹恵 (姫松) :111300点( -16000点) 真屋由暉子 (有珠山): 30300点( +23000点) 大将戦 宮永咲 (清澄) :101800点( +13700点) Nelly Virsaladze(臨海) :185200点( +14900点) 末原恭子 (姫松) :101700点( - 9600点) 獅子原爽 (有珠山): 11300点( -19000点) 派手に点数が飛び交っていた大将戦だけど、最終得点だけみると大人しい結果に。
特に、ラスト3局で72000点稼いだネリーが、トータルでは+14900点というのは意外。
臨海女子全体で見ると、準決勝なのに先鋒から大将まで全員プラスというのはスゴイね。
爽ももっと稼いだかと思ったけど、最終得点はマイナスか。
能力を使ってもなかなか和了れなかったのと、何より三倍満直撃が痛かったね。
爽がギリギリまでホヤウを温存していたら、逆にネリー涙目だったのに。
有珠山全体としては、他校に実力で一歩劣りながらも要所要所では健闘していたと思う。
大将戦で一度は2着になったし、爽の大物手がもう1回成就していれば結果は違ったかも。
次号は休載で、次回掲載は12月29日発売号。
実はオーラスで咲がリーチしてました……、なんて卓袱台返しされない事を祈ろう。
YG連載作家陣 お祝いコメント&SP4コマ祭!!
今号のYGには11周記念として千里山の4コマが載っていた。
同じ大阪でも、姫松に比べると千里山はツッコミが弱いな。
dreamscapeの画像は4コマ目の竜華に彩色したものかな?
本編
前回、遂に嶺上開花を決めた咲は、東4局にネリーから2600点を和了ると、南1局で再び嶺上開花。
これがダブ南混一嶺上開花赤1の3000・6000となり、決勝進出圏内の2着まで浮上した。
しかし、部員たちが喜ぶ一方で、部長は不穏なものを感じていた。
そんな部長の言葉に、首を傾げるのどっち可愛い。
どうやら、咲の2600点はネリーに和了らされたものだったらしい。
ネリーは2600点の内に差し込む事で、咲の手がもっと高くなる可能性も、フリカムイを召喚している爽が和了る可能性も潰してみせた様だ。
そして、南2局。
いよいよ Nelly Virsaladze がそのベールを脱ぐ。
ネリー曰く、これまでの彼女は決して手を抜いていた訳ではないらしい。
ただ、ここで「最大の波」が来る様に調整していたのだとか。
調整。
以前部長が言っていた様に、麻雀には「流れ」があると信じる人がいる。
調整というのは、その「流れ」が良い状態で大事な試合に挑もうという考え方だね。
ネリーの能力は、それを可能にする運勢操作―――いや、運命奏者か。
今こそ飛翔のとき――
「1」
飛翔したネリーは、いきなり爽から三倍満を直撃!
ドラや和了牌は不明だが、恐らくはで門清平和一通一盃口赤1。
「2」
次局、今度は三倍満ツモ!!
混一対々三暗刻発ドラ3赤1は、6000・12000!!
そして、
「3」
またしても、三倍満!!!
怒涛の3連続三倍満で大将戦終了!!!
まさか、一気に試合終了までいくとは思っていなかったので驚いてしまった。
臨海1位、有珠山4位は確定だけど、清澄と姫松はどっちが上なんだ!?
最終結果が書かれていないので、Excelで計算してみると……、
臨海:185200点、清澄:101800点、姫松:101700点、有珠山:11300点。
何と、100点差で清澄2位、姫松3位という結果に!!
勿論、描写されていないところでリー棒が出ている可能性もあるけれど。
清澄、薄氷の勝利というか、完全に棚ボタでの決勝進出だな。
そういえば、清澄が他校の後塵を拝したのは、これが初めてか。
しかも、ネリーの和了り方次第では負けていてもおかしくない、むしろその確率の方が高かった。
ザ・ニュー末原さんは、咲に勝るとも劣らないくらいに強かったね。
なお、上記点数が正しい場合の個人成績は下記の通り。 先鋒戦 片岡優希 (清澄) : 82200点( -17800点) 辻垣内智葉 (臨海) :151000点( +51000点) 上重漫 (姫松) :120100点( +20100点) 本内成香 (有珠山): 46700点( -53300点) 次鋒戦 染谷まこ (清澄) : 73200点( - 9000点) 郝慧宇 (臨海) :162700点( +11700点) 真瀬由子 (姫松) :121600点( + 1500点) 桧森誓子 (有珠山): 42500点( - 4200点) 中堅戦 竹井久 (清澄) :101000点( +27800点) 雀明華 (臨海) :164400点( + 1700点) 愛宕洋榎 (姫松) :127300点( + 5700点) 岩館揺杏 (有珠山): 7300点( -35200点) 副将戦 原村和 (清澄) : 88100点( -12900点) Megan Davin (臨海) :170300点( + 5900点) 愛宕絹恵 (姫松) :111300点( -16000点) 真屋由暉子 (有珠山): 30300点( +23000点) 大将戦 宮永咲 (清澄) :101800点( +13700点) Nelly Virsaladze(臨海) :185200点( +14900点) 末原恭子 (姫松) :101700点( - 9600点) 獅子原爽 (有珠山): 11300点( -19000点) 派手に点数が飛び交っていた大将戦だけど、最終得点だけみると大人しい結果に。
特に、ラスト3局で72000点稼いだネリーが、トータルでは+14900点というのは意外。
臨海女子全体で見ると、準決勝なのに先鋒から大将まで全員プラスというのはスゴイね。
爽ももっと稼いだかと思ったけど、最終得点はマイナスか。
能力を使ってもなかなか和了れなかったのと、何より三倍満直撃が痛かったね。
爽がギリギリまでホヤウを温存していたら、逆にネリー涙目だったのに。
有珠山全体としては、他校に実力で一歩劣りながらも要所要所では健闘していたと思う。
大将戦で一度は2着になったし、爽の大物手がもう1回成就していれば結果は違ったかも。
次号は休載で、次回掲載は12月29日発売号。
実はオーラスで咲がリーチしてました……、なんて卓袱台返しされない事を祈ろう。
YG連載作家陣 お祝いコメント&SP4コマ祭!!
今号のYGには11周記念として千里山の4コマが載っていた。
同じ大阪でも、姫松に比べると千里山はツッコミが弱いな。
dreamscapeの画像は4コマ目の竜華に彩色したものかな?
と思ったけどまだあるんかい!
特に清澄と姫松
メタ的な視点だと決勝に向けて戦いやすい土壌にはなってるか
ついに本編で白糸台や阿知賀メンバーが本格登場となると、今後の展開が楽しみで仕方ない
あと、咲さんオーラスで姫松と5900点差だったから本当に勝たせてもらった感じ。
もし、ネリーが三倍マンでなければ、もし姫松がオーラス親じゃなければ清澄敗退だった。
阿知賀編オーラスは四校が最後必死に勝とうとするは描写が凄かった。
終わりが見えませんなぁ…。
果たして清澄は勝ちぬけたかな?
しかしまさか一気に大将戦終了まで行くとは思わなかったw
しかも咲さんの支配力を上回ってる
はたして決勝では森林限界を超えた峰の上で花は咲くのか…