第15話 悠彗③
閑無ちゃん、杏果さん、そして慕が同卓する事になった、松江こども麻雀大会決勝戦。
湯町小メンバーが誰を応援するか悩む中、玲奈は逸早く慕を応援すると宣言した。
その理由は、慕が一番麻雀を好きだから。
麻雀が何よりも好きな主人公は、意外にも『咲-Saki-』シリーズでは初めてだね。
咲は言わずもがな、穏乃も中学時代は麻雀から離れてたし。
そして、偶然にも玲奈の言葉を耳にし、悠彗は自分と慕との違いを思い知らされる。
「のどぐろ」って何かと思えば魚の名前なのか。和×玄の略称かと思った。
いや、読み返してみたら、第13話でも「ノドグロ」って言ってたけどさ。
決勝戦の席は、起家から順に、閑無ちゃん、はやりん、杏果さん、慕に決まった。
公式戦初出場の杏果さん。
閑無ちゃんによれば、杏果さんは手を縦に伸ばす事が多く、七対子や対々和が多いらしい。
そういや、麻雀覚えたての頃も、閑無ちゃんに対々三暗刻を直撃していたね。
慕は言わずと知れた、門前重視の手役派。
安目を見逃しての高目狙いもしばしば見られる。
一方、速攻派という程でもないけど、閑無ちゃんは割と鳴き主体。
そして、はやりんは、タンピン系の門前主体だね。
杏果さんも慕も手の遅い打ち手。
自然、この決勝戦は閑無ちゃんとはやりんが主導権を握る形となった。
しかし、はやりんが連荘した後の南2局2本場、
杏果さんが対々三暗刻ドラドラの3200・6200ツモ。
閑無ちゃんを抜いて、トップのはやりんと3800点差の2着に踊り出る。
だが、閑無ちゃんも負けてはいない。
南3局で、西混一色の1000・2000をツモ和了り、再び2着逆転。
更に、南2局の杏果さんのハネツモのおかげで、トップのはやりんとは3100点差。
にしても、閑無ちゃんがこんなに混一色和了ってたら、悠彗の立場がないな。
南4局 親:慕 ドラ:
例によって、慕は一発逆転を狙って来る―――と、考えていた閑無ちゃんだったが、
その予想に反して、慕は平和ドラ1の2900点を和了って連荘。
4000オールを和了ればトップ逆転なので、このダマはちょっと勿体無い。
……と一瞬思ったけど、一発裏ドラなしだから、どうやっても2600オールにしかならないのか。
又はツモで一発逆転の手になるし、ダマで手変わりを待つのもアリなのかな?
1本場でも、慕は中のみの1800点を和了って連荘。
速度重視……!!
南4局2本場 親:慕 ドラ:
トップ目のはやりんは何を和了っても優勝。
この局も両面塔子を2副露し、最速で聴牌を入れていた。
はやりんの捨て牌に、今切ったが描かれていないが、それはさておき。
聴牌気配濃厚なれど、優勝のための選択肢は唯一つ。
「今――」
「押し引きの引きはない――――!!」
慕はツモって来たを暗槓すると、
自身を象徴するで嶺上開花!!
嶺上開花・東―――2500オールで9800点差のはやりんをまくり、慕、逆転優勝!!
そして、
慕の優勝する姿を観戦していた悠彗は、自分も決勝卓に座りたかったという思いを強くする。
そんな悠彗は、麻雀が強い先輩「森脇曖奈」の家を訪ねた。
一瞬、越谷女子の水村史織さんを思い出したけど、無関係だよね。きっと。
曖奈さんは現在中1らしいから、『シノハユ』中学生編とかで、慕たちの敵になるのかな?
慕たちに感化された悠彗が、魚よりも麻雀を優先して次回に続く。
そういえば、次回からはどうなるんだろう?
慕が優勝した事だし、『シノハユ』全国編?
去年はやりんを負かした咏さんは、今年は小3か……。
次回掲載は、次の12月25日発売号。
閑無ちゃん、杏果さん、そして慕が同卓する事になった、松江こども麻雀大会決勝戦。
湯町小メンバーが誰を応援するか悩む中、玲奈は逸早く慕を応援すると宣言した。
その理由は、慕が一番麻雀を好きだから。
麻雀が何よりも好きな主人公は、意外にも『咲-Saki-』シリーズでは初めてだね。
咲は言わずもがな、穏乃も中学時代は麻雀から離れてたし。
そして、偶然にも玲奈の言葉を耳にし、悠彗は自分と慕との違いを思い知らされる。
「のどぐろ」って何かと思えば魚の名前なのか。
いや、読み返してみたら、第13話でも「ノドグロ」って言ってたけどさ。
決勝戦の席は、起家から順に、閑無ちゃん、はやりん、杏果さん、慕に決まった。
公式戦初出場の杏果さん。
閑無ちゃんによれば、杏果さんは手を縦に伸ばす事が多く、七対子や対々和が多いらしい。
そういや、麻雀覚えたての頃も、閑無ちゃんに対々三暗刻を直撃していたね。
慕は言わずと知れた、門前重視の手役派。
安目を見逃しての高目狙いもしばしば見られる。
一方、速攻派という程でもないけど、閑無ちゃんは割と鳴き主体。
そして、はやりんは、タンピン系の門前主体だね。
杏果さんも慕も手の遅い打ち手。
自然、この決勝戦は閑無ちゃんとはやりんが主導権を握る形となった。
しかし、はやりんが連荘した後の南2局2本場、
杏果さんが対々三暗刻ドラドラの3200・6200ツモ。
閑無ちゃんを抜いて、トップのはやりんと3800点差の2着に踊り出る。
だが、閑無ちゃんも負けてはいない。
南3局で、西混一色の1000・2000をツモ和了り、再び2着逆転。
更に、南2局の杏果さんのハネツモのおかげで、トップのはやりんとは3100点差。
にしても、閑無ちゃんがこんなに混一色和了ってたら、悠彗の立場がないな。
南4局 親:慕 ドラ:
例によって、慕は一発逆転を狙って来る―――と、考えていた閑無ちゃんだったが、
その予想に反して、慕は平和ドラ1の2900点を和了って連荘。
4000オールを和了ればトップ逆転なので、このダマはちょっと勿体無い。
……と一瞬思ったけど、一発裏ドラなしだから、どうやっても2600オールにしかならないのか。
又はツモで一発逆転の手になるし、ダマで手変わりを待つのもアリなのかな?
1本場でも、慕は中のみの1800点を和了って連荘。
速度重視……!!
南4局2本場 親:慕 ドラ:
トップ目のはやりんは何を和了っても優勝。
この局も両面塔子を2副露し、最速で聴牌を入れていた。
はやりんの捨て牌に、今切ったが描かれていないが、それはさておき。
聴牌気配濃厚なれど、優勝のための選択肢は唯一つ。
「今――」
「押し引きの引きはない――――!!」
慕はツモって来たを暗槓すると、
自身を象徴するで嶺上開花!!
嶺上開花・東―――2500オールで9800点差のはやりんをまくり、慕、逆転優勝!!
そして、
慕の優勝する姿を観戦していた悠彗は、自分も決勝卓に座りたかったという思いを強くする。
そんな悠彗は、麻雀が強い先輩「森脇曖奈」の家を訪ねた。
一瞬、越谷女子の水村史織さんを思い出したけど、無関係だよね。きっと。
曖奈さんは現在中1らしいから、『シノハユ』中学生編とかで、慕たちの敵になるのかな?
慕たちに感化された悠彗が、魚よりも麻雀を優先して次回に続く。
そういえば、次回からはどうなるんだろう?
慕が優勝した事だし、『シノハユ』全国編?
去年はやりんを負かした咏さんは、今年は小3か……。
次回掲載は、次の12月25日発売号。
正直鳥肌たった!
美人だね
嶺上開花だけで邪推はだめか。
せっかくの慕の優勝なのに
本編や阿知賀編よりシノハユの方が好きだわやっぱ
個人的に慕、杏果、悠彗、真深の順で好き
とりあえず姫松の善野監督と赤坂監督代行のシノハユ参戦は確定みたいだけど
あとのよりんが慕たちの一学年下とか