週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2015年04・05号 感想


マギ

　現皇帝・練玉艶を殺した白龍は、自分こそが正当な皇帝だと名乗りを上げた。

　白龍は、初代皇帝・練白徳だけではなく、第三代皇帝・玉艶の実子でもある。
　なら、血筋的には一理あるんじゃないのと思ったら、紅炎陣営内でもそういう声が。



　何故か今まで挙がらなかった意見だけど、やっぱりそう考える人もいるんだね。

　しかし、



　紅炎は、白龍は「皇帝にしてはならない王の器」なのだという。

　具体的な事は何も言わなかった上、部下の誰一人として質問しなかったため、その根拠は不明。
　ただ、裏を返せば、紅炎にとって玉艶は「皇帝にしても良い王の器」だったという事になる訳だ。

　勿論、白龍が「逆賊・紅炎を討て」という勅令を出してしまった以上、死にたくなければ戦うしかないけどね。
　前にも書いた様に、紅炎を逆賊扱いするのは無理があるし、愚策だと思うんだけど、その辺は話の都合か。
　そういや、大義名分だったハズの同化政策の件も、今回は全く触れられていなかったな。


　一方その頃、アリババとアラジンは、白龍のところへ向かっていた。



　成程ねぃ。
　煌帝国内が混乱している今なら、アリババも自由に動けるという訳だ。

　でも、バルバッドの全権委任に関する約束は、紅炎とアリババの間の個人的なものじゃないの？
　煌帝国とアリババが約束した訳じゃないんだから、紅炎を蔑ろにするのはマズイ気もするのだが。
　まぁ、紅炎としても、いまアリババが敵に回るのは損だから、そう強く咎める事はしないだろうけど。


　煌帝国の首都・洛昌で、アリババ＆アラジンは白龍と再会。



　う～ん、ベリアルの中ではアリババを「汚物」呼ばわりしていたのに、この笑顔。

　不意に、『シグルイ』の伊良子清玄を思い出してしまった。




何もないけど空は青い

　あらら、家取られちゃった。
　でも、今の無政府状態では、「所有権」なんて存在しないよね。
　主人公の言う通り、取り返そうと思うなら、戦うしかないか。




ＥとＴ。 ～えいがとてんし。～



　オール０点。
　桜って、そんなにおバカだったのか。
　そういや、教師に超贔屓されるあまり、逆に何一つ教えてもらえなかったんだっけ。

　ちょっと可哀想だけど、涙目可愛い。




氷球姫×常盤木監督の過剰な愛情



　火爪のスティックは、元は雷監督のものだったのか。愛だね、愛。

　世界の頂を目指す強い意志といい、よく似ている姫と火爪。
　この二人の勝負は、何が明暗を分けるのだろうか？