Fate/Zero 感想

Fate/Zero　感想

　第四話　魔槍の刃



（以下、原作及び関連作品のネタバレを含む。）



　セイバー vs ランサー





　今回は、基本的にセイバーとランサーが戦っていただけなのだが、それでも面白かった。
　騎士同士だからか、同じ価値観を共有し、互いに敬意を払いながら戦える、この二人は幸せだよね。




　マスターであるケイネスから、治癒魔術を施されたランサー。



「痛み入る。我が主よ」

　罵倒された直後だというのに、僕にはランサーがとても嬉しそうに見える。

　ディルムッドという英霊の事は、この作品を読むまで知らなかったなぁ。
　そもそも、ケルト神話自体、僕は全く読んだ覚えがない。
　いずれ読んでみたいとは思っているのだが、どの本が一番読み易いのだろう？




　ランサーの宝具により、セイバーは腱を切られてしまった。



　でも、綺礼も言っていた通り、能力値はセイバーの方が上のハズなんだよな。


　そう思って、確認してみたら、

　セイバー　筋力Ｂ　耐久Ａ　敏捷Ａ　魔力Ａ　幸運Ｄ　宝具Ａ++
　ランサー　筋力Ｂ　耐久Ｃ　敏捷Ａ+ 魔力Ｄ　幸運Ｅ　宝具Ｂ

　ランサーって、耐久はＣだけど、敏捷はＡ+だったのか。
　これだと、どっちが「一本」取るかという勝負なら、ランサーの方が有利？


　ただ、セイバーって、保有スキルに「直感：Ａ」というのもあるんだよね。
　でも、「未来予知に近い」とまで書かれている割には、選択肢を間違えまくっている様な……。
　まぁ、細かい設定の事は分からないので、気にしないでおこう。




「AAAALaLaLaLaLaieアァァァララララライッ！！」



「我が名は征服王イスカンダル。此度の聖杯戦争においてはライダーのクラスを得て現界した」

　名乗っちゃった。
　名乗っちゃったよ、この人。
　開いた口が塞がらないといった表情のウェイバーが笑える。

　さすがイスカンダル！
　他のサーヴァントにできない事を平然とやってのけるッ
　そこにシビれる！ あこがれるゥ！

　……いや、意外といるけどね、自ら真名を名乗っちゃうサーヴァント。


　なお、「AAAALaLaLaLaLaieアァァァララララライッ！！」は、「軍神アレスのご加護あらん事を」という意味らしい。
　まぁ、ソースは、『ヒストリエ』なんだけど。