怜-Toki- 感想

第12局　狙撃


　葉子ちゃんのダブリーに対し、余裕で危険牌を押し通す泉。
　この自信、一体何処から来るのかと思ったら、



　……単に下手なだけか（笑）。


　だが、下手さで怜の右に出る者はなかなかいない。



　泉からもリーチが入り、流石には打てないと分かっていながら、



　ツモで聴牌した途端、そのを切ってリーチ！！（笑）

　ないわー（笑）。
　取り敢えず、現物のを切れば、ツモでを使い切れるじゃん。
　相変わらず、『シノハユ』の後に読むと、子供らしい無邪気な麻雀で微笑ましい。



　勿論、怜の切ったは泉に放銃。
　リーチ門混白赤１で12000点。


　だが、怜を直撃した事が竜華の逆鱗に触れた。



　おぉ～、この目は無極点（無極天）竜華！？
　五感を研ぎ澄まし、同卓者の体温、鼓動、呼吸から情報を得るこの能力。
　竜華は小学生の頃から使えたのか。


　東２局、断幺赤２を聴牌した竜華は、怜からの当たり牌を２回見逃し、



　泉から5200点を直撃。
　今も昔も、泉は狙い撃たれるのがよく似合う（笑）。

　更に東３局も泉からのみ1000点を直撃し、トップまで400点差に詰め寄った竜華だったが、



　怜に抗議されて意気消沈。
　無極点竜華終了（笑）。




　東４局は泉が自風のをポン。
　しかし、前局で竜華ののみを「安い」と嘲った泉は、素直にのみ手を和了る事が出来ない。
　強引に全帯を付けようとした泉は、怜のリーチにと無筋を連打した挙句に放銃。



　僕に言わせると、のみ手を遠回りして2000点にする方が格好悪いんだけどなぁ（笑）。
　打点が必要なら、最初から役牌は鳴かずに門前で進めるべきであって……。

　ともあれ、怜の手はリーチドラ１、赤１で5200点。



　タンヤオはねーよ！！（笑）

　なのに、作中では8000点という事で話が進んでしまった。
　これは、また単行本で要修正だね。

　現在の点数状況は、竜華：31200点、葉子：24000点、泉：23800点、怜：21000点。
　気付けば、泉は３着で怜とラス争い（笑）。




　南１局、怜にチャンス手が入った。

　　ツモ：　　ドラ：

　平和一盃ドラ２赤１、高め断幺の三面張。
　リーチすればハネ満確定、高めツモなら倍満まであるすばらな手。

　だが、怜がリーチを掛けようとした瞬間、



　またしても、未来視の能力が暴走！？
　今度の怜は、果たしてどんな未来を視るのだろうか？

　次回掲載は、次の6月24日発売号。




　ヴァグラピード大阪。



　「ヴァグラピード」って、大阪のクラブチームの名前だったんだね。
　てっきり、自分たちで考えた、黒歴史ものの名前だとばかり（笑）。
　ただ、泉はセーラ（？）に「まだ早い」と言われて、入団試験を受けていないみたいだけど……？