GAMBLER! 第2巻 感想
近オリで連載していた、『GAMBLER!』の第2巻が発売された。
この作品、本誌掲載時には読み飛ばしていたのだが、改めて読むと色々と酷いな。
まぁ、サンデーで連載されていた、前作の『ギャンブルッ!』も相当なものだったけどさ。
まず気になったのが、このシーン。
……誰が打っているのか、非常に分かり難い。
よく見れば分かるが、一番上に書かれているのは、アゴヒゲオカマの手ではない。
アゴヒゲオカマはただのギャラリーで、打っているのは別の人物。
つか、ソイツが主人公の敵なのだが、どうしてギャラリーの顔を描いて、敵の顔を描かないのか?
それと、上から三番目の手は右にいる主人公のもので、左にいるスーツのオッサンはギャラリー。
このオカマとスーツ、前半荘では同卓していたので、余計にややこしい。
しかも、この半荘が始まる前に、誰が入るかで一悶着あったし。
あと、主人公の切りはおかしいけど、「この手は染め」と言い切れる程じゃないよな。ドラだし。
「ツモ… 16000・8000… 数え役満や…」
……この点数申告の仕方。
「8000・16000」を逆に申告するだけではなく、後から「数え役満」と付け加える、蛇足っぷりが凄い。
この作品では、敵が同じ役ばかりを和了る。
染物屋なら染め手、双子なら七対子といった具合に。
『哲也』かよ……。
まぁ、それは良いとしても、この闘牌は酷かった。
ダブリーチャンスだったのに、染物屋はここからを切る。
親の主人公とは11000点差だが、まだ南3局なので緑一色を狙うという発想は分からなくもない。
だが、次巡にをツモり、狙い通りに緑一色四暗刻の聴牌……と思ったら、
染物屋は、そこからの暗刻落としを始めてしまう。意味不明。
その後、染物屋はとをツモり、緑一色四暗刻単騎を聴牌。
でも、の暗刻落としをしなければ、ツモの時点で、脇をトバして勝ってたよね。
にも関わらず、ギャラリーが「和了り切ったら文句なしトップ終了」なんて、ズレた事を言っているのが謎。
あと、“純正緑一色”なんて言葉、麻雀にないから。言いたい事は分かるけどさ。
次巡、染物屋はツモ。
倍ツモでトップ逆転だが、染物屋はこれも和了らずにツモ切る。
……コイツ、本当に勝つ気あるんだろうか?
ただ、染物屋の切り方は、河に置いたのか、ツモ牌を手から零してしまったのか分かり難かった。
そのため、主人公が、捨て牌はで良いのかどうか、染物屋に確認すると、
その返答よりも先に、主人公に和了らせたくない下家が、次の牌をツモってしまった。
マナー悪っ!
つか、「こうすりゃあ勝のロン和了は防げる」って、そんなの認められるのか?
もっとも、このオッサンは、主人公のツモで、トばされる羽目になった訳だが。
次の勝負も敵が阿呆過ぎた。
1対3の上、自分だけ1牌以外は全てオープンで打つという超ハンデ戦を受けた主人公。
その主人公のリーチを受け、敵が口にしたこのセリフ。
「クソ… 待ちが読み切れねえ…」
どれだけ頭悪いんだよ!!
放銃するとしたら、しかねーよ!!
なのに、を切ってしまうお馬鹿さん。
「この待ちは絶対にねえ!!」って、何でやねん。
主人公は主人公で、普通に打っていれば、8000オールだったよね。
七対子使いの双子に追い詰められた脇役くん。
「あかん… 現物が切れてもうた…」
え~と、ももも、二人の現物に見えるのだが……。
こんな感じの『GAMBLER!』。
真面目に読む気はしないけど、ネタ漫画としてツッコミ入れながら読む分には面白かったかな。
近オリで連載していた、『GAMBLER!』の第2巻が発売された。
この作品、本誌掲載時には読み飛ばしていたのだが、改めて読むと色々と酷いな。
まぁ、サンデーで連載されていた、前作の『ギャンブルッ!』も相当なものだったけどさ。
まず気になったのが、このシーン。
……誰が打っているのか、非常に分かり難い。
よく見れば分かるが、一番上に書かれているのは、アゴヒゲオカマの手ではない。
アゴヒゲオカマはただのギャラリーで、打っているのは別の人物。
つか、ソイツが主人公の敵なのだが、どうしてギャラリーの顔を描いて、敵の顔を描かないのか?
それと、上から三番目の手は右にいる主人公のもので、左にいるスーツのオッサンはギャラリー。
このオカマとスーツ、前半荘では同卓していたので、余計にややこしい。
しかも、この半荘が始まる前に、誰が入るかで一悶着あったし。
あと、主人公の切りはおかしいけど、「この手は染め」と言い切れる程じゃないよな。ドラだし。
「ツモ… 16000・8000… 数え役満や…」
……この点数申告の仕方。
「8000・16000」を逆に申告するだけではなく、後から「数え役満」と付け加える、蛇足っぷりが凄い。
この作品では、敵が同じ役ばかりを和了る。
染物屋なら染め手、双子なら七対子といった具合に。
『哲也』かよ……。
まぁ、それは良いとしても、この闘牌は酷かった。
ダブリーチャンスだったのに、染物屋はここからを切る。
親の主人公とは11000点差だが、まだ南3局なので緑一色を狙うという発想は分からなくもない。
だが、次巡にをツモり、狙い通りに緑一色四暗刻の聴牌……と思ったら、
染物屋は、そこからの暗刻落としを始めてしまう。意味不明。
その後、染物屋はとをツモり、緑一色四暗刻単騎を聴牌。
でも、の暗刻落としをしなければ、ツモの時点で、脇をトバして勝ってたよね。
にも関わらず、ギャラリーが「和了り切ったら文句なしトップ終了」なんて、ズレた事を言っているのが謎。
あと、“純正緑一色”なんて言葉、麻雀にないから。言いたい事は分かるけどさ。
次巡、染物屋はツモ。
倍ツモでトップ逆転だが、染物屋はこれも和了らずにツモ切る。
……コイツ、本当に勝つ気あるんだろうか?
ただ、染物屋の切り方は、河に置いたのか、ツモ牌を手から零してしまったのか分かり難かった。
そのため、主人公が、捨て牌はで良いのかどうか、染物屋に確認すると、
その返答よりも先に、主人公に和了らせたくない下家が、次の牌をツモってしまった。
マナー悪っ!
つか、「こうすりゃあ勝のロン和了は防げる」って、そんなの認められるのか?
もっとも、このオッサンは、主人公のツモで、トばされる羽目になった訳だが。
次の勝負も敵が阿呆過ぎた。
1対3の上、自分だけ1牌以外は全てオープンで打つという超ハンデ戦を受けた主人公。
その主人公のリーチを受け、敵が口にしたこのセリフ。
「クソ… 待ちが読み切れねえ…」
どれだけ頭悪いんだよ!!
放銃するとしたら、しかねーよ!!
なのに、を切ってしまうお馬鹿さん。
「この待ちは絶対にねえ!!」って、何でやねん。
主人公は主人公で、普通に打っていれば、8000オールだったよね。
七対子使いの双子に追い詰められた脇役くん。
「あかん… 現物が切れてもうた…」
え~と、ももも、二人の現物に見えるのだが……。
こんな感じの『GAMBLER!』。
真面目に読む気はしないけど、ネタ漫画としてツッコミ入れながら読む分には面白かったかな。
この染め屋が自分の娘を犠牲にしてでも染めに狂っていく表情とかも最高でした