2016年購入書籍について
今年も残すところ10日強となった。
思えば、今年2016年は様々な事があった。
『咲-Saki-』の実写化、『怜-Toki-』の連載開始、『こち亀』の完結、天皇陛下のお気持ち表明、イギリスのEU離脱決定、トランプ氏の次期アメリカ大統領当選、米大統領選挙直後の円安及び株価上昇、等々。
僕自身も色々あったなぁ。
『咲-Saki-』を読んだし、WiiUを購入して『スプラトゥーン』始めたし、PS4も買ったし、水族館でペンギン見たし、1歳年齢が上がったし、義妹が死んだし。
さて、そんな2016年に僕が読んだ本の中で面白いと思った10作品を紹介したいと思う。
例年通り、僕が今年初めて第1巻を買った作品が対象で順不同。
なお、去年までは「このマンガがすごい!」にも言及していたのだが……今年はいいや。
ここ最近は微妙に僕の好みと異なって来ており、あまり参考にならないし。
かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~
人を好きになり 告白し 結ばれる
それは とても素晴らしい事だと 誰もが言う
だが、それは間違いである!!
恋人達の間にも明確な力関係が存在する!
搾取する側とされる側 尽くす側尽くされる側! 勝者と敗者!!
もし貴殿が気高く生きようと云うのなら 決して敗者になってはならない!!
恋愛は戦!
こんなナレーションで始まるこの作品は、相思相愛ながらもヘタレ―――もとい、高いプライドのせいで自分から告白出来ない高校生2人が、どうにかして相手に告らせようと頭脳戦を繰り広げる話。
ユニークな設定に加えて、キャラクターも魅力的で面白い。
特に素直になれない主人公のかぐやが可愛らしくて良い。
悪魔のメムメムちゃん
『少年ジャンプ+』連載作品。
人間の魂を奪うため、主人公の元にやって来た悪魔・メムメム。
だが、メムメムはポンコツ―――どころか、自分一人では何も出来ない幼児レベル。
そんなメムメムの空回りっぷりが、面白可愛くて癒される作品。
ゴールデンカムイ
日露戦争帰りの元陸軍兵・杉元とアイヌの少女・アシㇼパが、北海道の地で囚人が隠した金塊を追う話。
本筋も然る事ながら、アイヌ文化の描写が詳細で面白い。
味噌という食品はアイヌ文化には存在しないものだったんだね。
杉本のオソマ、ヒンナヒンナ。
AIの遺電子
ヒューマノイド、それは人間の脳を忠実に真似たAI。
その近未来では、ヒューマノイドは人間と同様の権利を持ち、同じ社会の中で暮らしていた。
そして、主人公はそのヒューマノイドを治療する医者、帯の言葉を借りれば近未来版ブラック・ジャック!
人に似せて作られながら人に非ざるヒューマノイドたちが抱える悩みは、思考実験としてとても興味深い。
少女不十分
西尾維新原作の作品。
隣りを歩いていた友達が車に轢かれて死んだというのに、手元のゲームをセーブしてから駆け寄った少女。
主人公は、その一部始終を目撃してしまったがために、少女に監禁されてしまう。
不気味の谷ではないけれど、ほんの少しだけ“普通”ではないというのが、僕は最も怖さが感じられて好き。
しかし、少女の監禁はあまりに無計画な不完全犯罪だった。
だが、いつでも逃げられる、助けを呼べる状況だという事が、逆に主人公を縛ってしまうのは面白い。
あそびあそばせ
『りとる・けいおす』の作者、涼川りんの新作。
今作も作者のクレイジーなセンスが光るギャグ漫画。
前作は2巻で終わってしまって残念だったが、また同タイプの作品を出してくれて嬉しい。
Back Street Girls
3人のヤクザが落とし前として、性転換してアイドルをさせられる話。
僕が最初に見たのはネットだったのだが、その時は実在する作品だとは思わなかった。
出落ちかとも思ったが、読み進めてもなかなかに面白い。
ウソツキ! ゴクオーくん
小学生になった閻魔大王が、クラス内の事件を解決する話。
昔、ネットで『学糾裁判』の感想を見ていたら、もっと面白い作品として名前が挙がっていたので読んでみた。
子供向けながら、ウソが大好きな主人公が、ウソを以てウソを暴く過程が良く練られていて面白い。
りゅうおうのおしごと!
ライトノベル。
最年少竜王を獲得した主人公の元に、女子小学生が弟子入りしてくるという内容の作品。
簡単に言ってしまえば、将棋版『ロウきゅーぶ!』。
まったく、小学生は最高だぜ!!
3びきのかわいいオオカミ
絵本。
『三匹の子豚』のパロディ作品。
元ネタとは立場を変え、狼が家を作り、それを豚が破壊していく。
家を壊すため、ハンマーにドリル、果てはダイナマイトまで持ち出す豚の本気度が笑える。
容赦のない豚に対し、狼が最後に建てた家とは……?
今年も残すところ10日強となった。
思えば、今年2016年は様々な事があった。
『咲-Saki-』の実写化、『怜-Toki-』の連載開始、『こち亀』の完結、天皇陛下のお気持ち表明、イギリスのEU離脱決定、トランプ氏の次期アメリカ大統領当選、米大統領選挙直後の円安及び株価上昇、等々。
僕自身も色々あったなぁ。
『咲-Saki-』を読んだし、WiiUを購入して『スプラトゥーン』始めたし、PS4も買ったし、水族館でペンギン見たし、1歳年齢が上がったし、義妹が死んだし。
さて、そんな2016年に僕が読んだ本の中で面白いと思った10作品を紹介したいと思う。
例年通り、僕が今年初めて第1巻を買った作品が対象で順不同。
なお、去年までは「このマンガがすごい!」にも言及していたのだが……今年はいいや。
ここ最近は微妙に僕の好みと異なって来ており、あまり参考にならないし。
かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~
人を好きになり 告白し 結ばれる
それは とても素晴らしい事だと 誰もが言う
だが、それは間違いである!!
恋人達の間にも明確な力関係が存在する!
搾取する側とされる側 尽くす側尽くされる側! 勝者と敗者!!
もし貴殿が気高く生きようと云うのなら 決して敗者になってはならない!!
恋愛は戦!
こんなナレーションで始まるこの作品は、相思相愛ながらもヘタレ―――もとい、高いプライドのせいで自分から告白出来ない高校生2人が、どうにかして相手に告らせようと頭脳戦を繰り広げる話。
ユニークな設定に加えて、キャラクターも魅力的で面白い。
特に素直になれない主人公のかぐやが可愛らしくて良い。
悪魔のメムメムちゃん
『少年ジャンプ+』連載作品。
人間の魂を奪うため、主人公の元にやって来た悪魔・メムメム。
だが、メムメムはポンコツ―――どころか、自分一人では何も出来ない幼児レベル。
そんなメムメムの空回りっぷりが、面白可愛くて癒される作品。
ゴールデンカムイ
日露戦争帰りの元陸軍兵・杉元とアイヌの少女・アシㇼパが、北海道の地で囚人が隠した金塊を追う話。
本筋も然る事ながら、アイヌ文化の描写が詳細で面白い。
味噌という食品はアイヌ文化には存在しないものだったんだね。
杉本のオソマ、ヒンナヒンナ。
AIの遺電子
ヒューマノイド、それは人間の脳を忠実に真似たAI。
その近未来では、ヒューマノイドは人間と同様の権利を持ち、同じ社会の中で暮らしていた。
そして、主人公はそのヒューマノイドを治療する医者、帯の言葉を借りれば近未来版ブラック・ジャック!
人に似せて作られながら人に非ざるヒューマノイドたちが抱える悩みは、思考実験としてとても興味深い。
少女不十分
西尾維新原作の作品。
隣りを歩いていた友達が車に轢かれて死んだというのに、手元のゲームをセーブしてから駆け寄った少女。
主人公は、その一部始終を目撃してしまったがために、少女に監禁されてしまう。
不気味の谷ではないけれど、ほんの少しだけ“普通”ではないというのが、僕は最も怖さが感じられて好き。
しかし、少女の監禁はあまりに無計画な不完全犯罪だった。
だが、いつでも逃げられる、助けを呼べる状況だという事が、逆に主人公を縛ってしまうのは面白い。
あそびあそばせ
『りとる・けいおす』の作者、涼川りんの新作。
今作も作者のクレイジーなセンスが光るギャグ漫画。
前作は2巻で終わってしまって残念だったが、また同タイプの作品を出してくれて嬉しい。
Back Street Girls
3人のヤクザが落とし前として、性転換してアイドルをさせられる話。
僕が最初に見たのはネットだったのだが、その時は実在する作品だとは思わなかった。
出落ちかとも思ったが、読み進めてもなかなかに面白い。
ウソツキ! ゴクオーくん
小学生になった閻魔大王が、クラス内の事件を解決する話。
昔、ネットで『学糾裁判』の感想を見ていたら、もっと面白い作品として名前が挙がっていたので読んでみた。
子供向けながら、ウソが大好きな主人公が、ウソを以てウソを暴く過程が良く練られていて面白い。
りゅうおうのおしごと!
ライトノベル。
最年少竜王を獲得した主人公の元に、女子小学生が弟子入りしてくるという内容の作品。
簡単に言ってしまえば、将棋版『ロウきゅーぶ!』。
まったく、小学生は最高だぜ!!
3びきのかわいいオオカミ
絵本。
『三匹の子豚』のパロディ作品。
元ネタとは立場を変え、狼が家を作り、それを豚が破壊していく。
家を壊すため、ハンマーにドリル、果てはダイナマイトまで持ち出す豚の本気度が笑える。
容赦のない豚に対し、狼が最後に建てた家とは……?
この年の瀬にぶっこんでくるなよ
なんか複雑な気持ちになるだろ!
とりあえず、かぐや様とゴールデンカムイ読むわ!
哀悼の意を表します