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週刊少年サンデー 感想

2009-09-02 21:34:24 | サンデー
週刊少年サンデー 2009年40号 感想


神知る

 新展開。

 桂馬とエルシィは、お盆で里帰り。
 孫の集めたゲームやグッズを蔵で保管しておいてくれるとは、良い祖父母だなぁ。
 僕も、本棚に入り切らない漫画を保管出来る別宅が欲しい。

 それはさておき、桂馬とエルシィは、夜の墓場でお化けだか幽霊だかに遭遇した。
 悪魔が存在する世界だから、本物だとも偽者だとも断言出来ないなぁ。
 まさかとは思うが、今回は愛梨という少女が攻略対象なのだろうか?




ハヤテ

 ディナーのあと、アテネとはどんな関係なのかとヒナギクに尋ねられ、ハヤテは考えた。

 ハヤテにとってアテネとはどういう存在なのか、そしてハヤテ自身はどうしたいのか?

 悩んだ末にハヤテが出した結論。



 それは、ハヤテにとって、アテネは他の人とは違う特別な存在だという事。



 あの人は僕の… 好きな人です。

 10年越しに再会して、ハヤテはようやくその事に気が付いた。


 ……ヤバイなぁ。
 最近、ハヤテとアテネの話を読んでいると、涙腺が緩くなる。

 自分の気持ちを認識して、ハヤテはどんな行動に出るんだろう?
 ハヤテが想像した「他の人」の中にナギがいなかったのも気になるところ。

 それと、告白しようとした矢先に、ハヤテがアテネを好きだと知ったヒナギクもどうなるんだろう?




マギ

 ジャミルは、自分を認めないアラジンを、モルジアナを使って従えようとした。

 何でも、モルジアナは、伝説の戦闘民族『ファナリス』の末裔なのだとか。



 ……だから、ジャミルは、瞬時に敗北フラグを立てまくるのをやめてくれ。

 いや、「これからアラジンが勝つ相手は、このくらい強いんですよ」と説明する、よくある表現なのは分かっているんだけど、表情が豊かだからか、ジャミルが言うと吹いてしまう。



 案の定、モルジアナは、アラジンのトリモチみたいな魔法(?)で、瞬時に無力化されてしまった。


 力尽くでアラジンを従える事に失敗したジャミルは、自分がいかに王に相応しいかを語り出す。
 人を使い、法を布き、商いを興し、町を一大迷宮都市に栄えさせた、だから自分を王様にして欲しいと。


 1ページ目からここまで、ジャミルはほとんど1人で喋り続けていた。


 そんなジャミルに対し、アラジンは、


 王様… 何のことかわかんないけど…

 僕は…



 おにいさんのこと、そんな大した人じゃないと思うよ。


 冷たい目でジャミルを見下ろし、こう言い捨てた。

 アラジン、一言で的確に心を抉ったなぁ。

 ジャミルは、幼い頃に「先生」に師事してからずっと、王様になる事を目標にして来たみたいなのに、肝心の『マギ』にこう言われてしまうなんて、存在を全否定された様なものだろう。



 ジャミルから笛を取り戻したアラジンは、「友だち」のアリババに肩を貸して立ち上がらせた。

 その直後、ウーゴくんの笛が光り出し、前々回で出ていた石の壺を指し示す。
 アラジンが恐る恐るその壺に触ると、その中からは2人目のジンが登場。


 老人の姿をしたそのジンは、王になるのは誰だと言って、その場にいた者たちを見定め始める。

 失禁して怯えるジャミルの評価は、黒の器だが他人に作られた贋作。
 モルジアナへの評価は、縛られた小さい器。だが、強い生命力は感じるとの事。

 いずれにしても、この2人は「違う」らしい。


 次に、アリババを見たジンは、何故か小さく吹き出した。
 小馬鹿にされたと思い、アリババはジンに抗議したが、ジンの真意は不明。

 最後に、ジンはアラジンの姿を目に留めると、頭を下げた。
 ジャミルと同様、アラジンの事を『マギ』と呼んで。


 改めて、アリババはアラジンは何者なのかと疑問に思う。
 だが、その緊張を破って、笛からウーゴくんが登場。



 ……何やら、身振り手振りで会話を始めたが、一体何なんだろう?

 ジンが「あなた様」と呼んだところを見ると、ウーゴくんは高位のジンっぽいな。

 それと、アラジン自身は『マギ』という呼び名に心当たりがない様だ。
 その割には、石の杖で魔法使っていたし、何を知っていて、何を知らないのか謎が多いなぁ。
 そう言えば、石の杖は、アリババに肩を貸した時に、置いて来ちゃったのか?




ケンイチ

 逆鬼が救出したレイチェルは、イーサンの師匠が身柄を預かる事になったのだとか。
 梁山泊の事を知った拳魔邪神は、弟子育成よりも、逆鬼達との死合いに興味が湧いたのだそうだ。
 てっきり、梁山泊で預かるものかと思ったが、“闇”に返してしまうのか。ちょっと意外。

 兼一に負けたイーサンは、師のいるインドに戻る事に。
 クラスメイトには別れを告げずに去ると言い張ったイーサンに対し、兼一がイーサンのクラスメイトを空港まで連れて行って、ちゃんとお別れをさせたところが良かった。


 さて、セロ・ラフマンが身柄を預かると言っていたのに、レイチェルは日本に残る事となった。
 笑う鋼拳の居場所が分かるまで、日本を離れる気はないそうだが、このまま仲間になるのだろうか?




はじあく

 早くも、ジローとキョーコは、旅行から帰って来た。
 行きは結構時間を掛けたのに、帰りはあっさりだったな。

 なお、今回は2人が子育てをする話だった。
 ……ジローとキョーコをパパとママって呼ぶ展開はなしか。



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