第37話 杏果③
扉絵
今回の扉絵は、本編に合わせて、小学2年生の慕たち。
大きく外見が変わった娘はいないけど、さすがに小さいね。
本編
杏果さんが語る、小学2年生の―――真剣になった「あの夏」のエピソード。
その日の杏果さんは、閑無ちゃんや玲奈と一緒に、遠くまで遊びに来ていた。
「男子並のアホだな………」
閑無ちゃん、玲奈、そして、全ての男子をまとめてアホ扱いする杏果さん酷い(笑)。
確かに、女子からすると、同世代の男子が子供に見えるものだけど……。
さて、そんなアホ―――もとい、閑無ちゃんと玲奈は、宍道湖のほとりにボートを見付け、乗り込んでしまう。
杏果さんも一度は止めたものの、仲間ハズレは嫌だったのか、一緒にボートに乗ってしまった。
そして、湖の中央まで来たところで、
ボートが浸水!
パニックになり、号泣する閑無ちゃんと玲奈。
閑無ちゃん、こういう時なら、素直に「ゴメン」と言えるんだね。
そんな二人を杏果さんは叱咤する。
先程までは杏果さんも怖がっていたのだが、二人がパニックを起こした事で冷静になったのだろうか?
いずれにせよ、助かるための具体的な案が出た事で、閑無ちゃんたちも落ち着きを取り戻した。
結局、湖岸までは声が届かず、助けを呼ぶというアイデアは失敗に終わる。
すると、閑無ちゃんは服を脱ぎ、泳いでボートを押す事を決意した。
意外にも、この頃の玲奈は泳げなかったのか。
水泳を習い始めたのも、この事件がキッカケだったりするのかな?
25mしか泳げないという杏果さんも、閑無ちゃんと協力してボートを押す。
杏果さんは、シャツとスカート着用で泳いでるね。
閑無ちゃんと比べると、杏果さんはガードが堅い(笑)。
必死に泳いだ甲斐あり、閑無ちゃんたちは無事に湖岸まで到着。
船の上では言えた「ゴメン」が、陸の上では口から出せない閑無ちゃん可愛い。
さて、無事に助かった杏果さんだったが、
翌日は風邪を引き、祖母からもらったネックレスもなくしてしまっていた。
そんな杏果さんを見舞いに来た閑無ちゃん。
その時は朦朧としていた杏果さんが目を覚ますと、
枕元には「ごめん」と書かれた書き置きと共に、なくしたハズのネックレスが。
杏果さんはネックレスの事を黙っていたのに、閑無ちゃんは気付いて探し出したのか。
これは格好良い。
場面は戻り、再び現代。
杏果さんが語った、小学2年生の夏の思い出。
それは、閑無ちゃんにとっても大切な記憶となっており、気を引き締めたい時にはここに来るのだとか。
「もう二度と無様にトんだりはしねぇ」
思い出の場所で、閑無ちゃんはそう強く心に誓う。
なお、個人戦は来週から行われるそうだ。
そして、杏果さん。
「5年前のネックレスだって
無茶しなければ そもそもなくなることがなかったんだから
あれでチャラなんて思わないけど」
そう言いつつ、頬を赤らめるツンデレ杏果さん可愛い。
「閑無が ただただダメなままでは終わらないやつだってこと」
「私くらいは信じていてあげないとね」
杏果さんが語った「あの夏」。
終わってみれば、杏果さんが閑無ちゃんを好きになったエピソードだった(笑)。
杏果さんが、閑無ちゃんについては山ほど語っておきながら、玲奈については一言も触れないのも笑える。
次回掲載は、次の10月25日発売号。
特別付録 [シノハユ][怜-Toki-]特製ICカードステッカーセット
今号のBGは『シノハユ』と『怜-Toki-』のICカードステッカー付き。
『シノハユ』からは、慕と閑無ちゃん。
『怜-Toki-』からは、怜と千里山の5人。
最初、左下は『咲日和』かと思ってしまったじぇ。
扉絵
今回の扉絵は、本編に合わせて、小学2年生の慕たち。
大きく外見が変わった娘はいないけど、さすがに小さいね。
本編
杏果さんが語る、小学2年生の―――真剣になった「あの夏」のエピソード。
その日の杏果さんは、閑無ちゃんや玲奈と一緒に、遠くまで遊びに来ていた。
「男子並のアホだな………」
閑無ちゃん、玲奈、そして、全ての男子をまとめてアホ扱いする杏果さん酷い(笑)。
確かに、女子からすると、同世代の男子が子供に見えるものだけど……。
さて、そんなアホ―――もとい、閑無ちゃんと玲奈は、宍道湖のほとりにボートを見付け、乗り込んでしまう。
杏果さんも一度は止めたものの、仲間ハズレは嫌だったのか、一緒にボートに乗ってしまった。
そして、湖の中央まで来たところで、
ボートが浸水!
パニックになり、号泣する閑無ちゃんと玲奈。
閑無ちゃん、こういう時なら、素直に「ゴメン」と言えるんだね。
そんな二人を杏果さんは叱咤する。
先程までは杏果さんも怖がっていたのだが、二人がパニックを起こした事で冷静になったのだろうか?
いずれにせよ、助かるための具体的な案が出た事で、閑無ちゃんたちも落ち着きを取り戻した。
結局、湖岸までは声が届かず、助けを呼ぶというアイデアは失敗に終わる。
すると、閑無ちゃんは服を脱ぎ、泳いでボートを押す事を決意した。
意外にも、この頃の玲奈は泳げなかったのか。
水泳を習い始めたのも、この事件がキッカケだったりするのかな?
25mしか泳げないという杏果さんも、閑無ちゃんと協力してボートを押す。
杏果さんは、シャツとスカート着用で泳いでるね。
閑無ちゃんと比べると、杏果さんはガードが堅い(笑)。
必死に泳いだ甲斐あり、閑無ちゃんたちは無事に湖岸まで到着。
船の上では言えた「ゴメン」が、陸の上では口から出せない閑無ちゃん可愛い。
さて、無事に助かった杏果さんだったが、
翌日は風邪を引き、祖母からもらったネックレスもなくしてしまっていた。
そんな杏果さんを見舞いに来た閑無ちゃん。
その時は朦朧としていた杏果さんが目を覚ますと、
枕元には「ごめん」と書かれた書き置きと共に、なくしたハズのネックレスが。
杏果さんはネックレスの事を黙っていたのに、閑無ちゃんは気付いて探し出したのか。
これは格好良い。
場面は戻り、再び現代。
杏果さんが語った、小学2年生の夏の思い出。
それは、閑無ちゃんにとっても大切な記憶となっており、気を引き締めたい時にはここに来るのだとか。
「もう二度と無様にトんだりはしねぇ」
思い出の場所で、閑無ちゃんはそう強く心に誓う。
なお、個人戦は来週から行われるそうだ。
そして、杏果さん。
「5年前のネックレスだって
無茶しなければ そもそもなくなることがなかったんだから
あれでチャラなんて思わないけど」
そう言いつつ、頬を赤らめるツンデレ杏果さん可愛い。
「閑無が ただただダメなままでは終わらないやつだってこと」
「私くらいは信じていてあげないとね」
杏果さんが語った「あの夏」。
終わってみれば、杏果さんが閑無ちゃんを好きになったエピソードだった(笑)。
杏果さんが、閑無ちゃんについては山ほど語っておきながら、玲奈については一言も触れないのも笑える。
次回掲載は、次の10月25日発売号。
特別付録 [シノハユ][怜-Toki-]特製ICカードステッカーセット
今号のBGは『シノハユ』と『怜-Toki-』のICカードステッカー付き。
『シノハユ』からは、慕と閑無ちゃん。
『怜-Toki-』からは、怜と千里山の5人。
最初、左下は『咲日和』かと思ってしまったじぇ。
いや、今更な話ですけど(汗)。
杏果さんの「悲観的になるな!」が良かった。この頃から、まとめ役的ポジションだったのかなぁ。グイグイ引っ張っていくタイプじゃないけど統率力高そうだし、中3時の部長は彼女が良さそう。
なんだかんだで部長をやるなら閑無が一番向いてる
雑務あるから 部長はな〜