花鳥の郷をつくる会 ミツバツツジとササユリの郷

花鳥の郷の季節の風景やイベントのお知らせ。郷つくりの様子も発信し、花鳥の郷への理解や関心を持ってもらう。

サマツ(早松茸)狩りに行ってきました!

2016-09-29 09:08:24 | 日記
 9月28日(昨日)、雨の間隙を狙って、花鳥の郷へさまつ狩りにいってきました。
 先日の花鳥の郷をつくる会の作業で入山したとき、台風16号の影響被害で、枯れた松やコナラの倒木、枝(かなり太い)の落樹で通路が大変だったと聞いていましたが、今回も新たな落枝がいたるところに有り、風が吹くたびにこうしたことが起こるのだろうと心配になりました。入残中に上から落枝があったりしたら怪我をすることにもなります。
 まだ枯れ木がたくさんあり、かつ、今年の楢枯れで今後倒木の発生のおそれもあることから、今季の作業は、これらの処理から始めることになるのでしょうか。
 



 また、イノシシが地面を掘り返した跡がいたるところにありました。花鳥の郷へ入る直前には、2頭のシカ(バンビ)が道路で餌を食べているのに遭遇しました。シダが茂り、入山しなかった夏のあいだに様子は大きく変化していました。



 ところで、今回の入山の目的は、きのこ狩りです。
 「サマツがあがり始めている」という話(25日の事務局メンバーの入山時にサマツを収穫、おいしく食べたと)

 ぜひ、一緒に連れて行ってくださいと事務局長にお願いし、真っ黒な雲が空を覆う中の入山となりました。
 昨年生えていた場所に今年もありました。昨年は1,2本だったのが、今年は、なんと立派なサマツが8本も見つかりました。 昨年、間伐したり落ち葉や腐葉土を除去したりして発生の条件作りをした成果だと事務局長は仰っておられました。
 ありがたく収穫させてもらい、二人で山分けということで・・・。








 他にないかとあたり50m四方山中を歩き回って探しましたが、残念ながら他の場所では見つけることができませんでした。



 <付録>
 花鳥の郷には、たくさんのキノコが生えていました。(もちろん食べられませんが、目を楽しませてくれます)









ササユリの苗探し  花鳥の郷から大きな贈り物=サマツ茸

2016-09-27 21:32:23 | 日記
活動開始。今秋初の作業         2016.9.25
大きな収穫も・・・さまつがとれました!!!
 台風16号が去った後、久しぶりの青空の下、花鳥の郷の様子を見に行きました。
 倒木だらけの荒れよう。去年枯れたナラの枝折れ・落下と松枯れの倒木です。
 整理が思いやられます・・・。
 が、嬉しいことに村の特産・サマツが上がっていましたよ。今年は期待大です。

 

 今日の作業は、11月に予定するササユリ苗(1・2年生の1枚葉)を見つけ出し、目印をつけること。小南さんのユリ園に自生する苗に印を打つことです。

5名の事務局員が参加。印は50センチほどに切ったしのぶ竹。現地調達!


 苗探しに奮闘!!! 頑張りましたが見つかりません。


 6月頃にはたくさんあった1枚葉が無いのです。
 ようやく見つけ出した2本の苗に印をしましたが、これでは苗を増やそうとする計画が狂ってしまいます。



  それにしても、苗はどこに消えてしまったのか?
 『おそらく虫に食べられたのでは・・・・』が私たちの結論でした。
 来春苗が芽を出した頃に掘り挙げようかと相談しました。まずは大失敗の巻。

  予定を変更して、今考慮中の事務所の下見に行くことにしました。コンテナ型の中古品を払い下げてもらう予定です。運 搬・据え付け・改装・水道・電気の準備など大変です。



10月の予定
10月 7日(金)作業日  AM 9時半 花鳥の郷集合
    9日(日)秋の野草観察会 AM10時 やまなみP集合
     16日(日)作業日 AM 9時半 花鳥の郷集合     
    22日(土)秋の探鳥会 AM10時 やまなみP集合

  イベントにも作業にもたくさんお越し下さい

                                  <報告  事務局長・橋本洋一>

花鳥の郷をつくる会ニュース 9月号発行

2016-09-15 17:05:25 | お知らせ
 花鳥の郷をつくる会ニュースを発行しました。

 秋のイベント「秋の野草観察会」と「秋の探鳥会」の案内、後期の作業日程や作業内容を紹介しています。





2016年度後期日程:秋からのスケジュール

2016-09-12 23:36:36 | お知らせ
 厳しい夏も終わりつつあります。
 秋からの予定を掲載します。
 今年は、楢枯れがひどく、山が真っ茶色に変色しています。
 一説によると、里山に人が入らなくなって山が荒れてきた結果だと・・・。
 それだけではないと思いますが、確かに里山は放置されてきました。

 少しでも、山を生き返らせ美しい景色を取り戻したいと思います。
 花鳥の郷をつくる会の活動は、そのひとつです。

 「楽しみながら、自分に合わせてやれることをやる」をモットーに取り組んでいます。
 みなさんのご参加をお待ちしています。

 初めての方、大歓迎です。ご連絡ください。



2016ササユリ見学会 6月

2016-09-07 17:39:25 | 日記
 今頃になって申し訳ありません。
 当ブログ(つくる会)の中心テーマの一つ、『ササユリ見学会』の報告をします。
 最近の気象状況でササユリの開花時期にも変化が起きているのでは・・・。今年は、例年より1週間早く開催しました。
ちょうど見頃のササユリと出会え、参加者から喜びの声を聞くことができました。花鳥の郷をつくる会の事務局長・橋本からの報告です。
報告1  6/5今年第1回のササユリ見学会について

 強い希望があり、小雨ながら決行。参加者22名。
 押原レストランから歩いてすぐの坂道に数本の開花したユリを見かけました。
  いきなりのユリ出現に感動と期待の声が・・・
  アザミやウツボグサ、ドクダミの花を愛で、茶畑を眺めながら小南さんの小屋へ
 出迎えていただいた小南さんからササユリ保護のお話を聞き入山。1〕
 ユリ園に入ると10数本のササユリがお出迎え、各所で歓声が上がり、そして撮影モードに・・・・・
 ササユリはちょうど見頃。開花したもの、膨らみかけたつぼみ、そしてまだかたいもの・・・と入り交じり、清楚な姿形、色合い、香どれをとっても期待を満足させてくれるものでした。
 畑には、6輪の花を付けたみごとなユリも見られました。
 ササユリ保護の苦労話、炭焼きの話、サンショウウオやモリアオガエルの話等話題いっぱい、時間が過ぎるのを忘れるほど・・・。いっぱいのお話と木酢液、竹杖をお土産にいただいてササユリと別かれたのは12時過ぎきっと満足いただけたのではないでしょうか。



報告2  見学会2日後の今日の様子

 小南ササユリ園の様子が気になって、朝からのぞきに行ってきました。
 6輪のササユリはすっかり満開状態。おそらく10年以上の星霜を生き抜いた花でしょうね。
 山のユリ園の花たちは更にたくさん咲いていました。つぼみを含めて100本はあるのではないでしょうか 見事としか言い様がありません。
 10年近く前、「シシにやられてあかんわ」と嘆いておられた時以来、ユリの生息地を柵で囲い、木を間引き、下草を刈り、さらに鹿よけに柵を高くし、近は電気柵を張り巡らして獣害対策に力を入れられた成果です。一度生態系を崩すと大変なことになる一例でしょうか。
 小南さんご苦労様、そしてありがとう。

 軽トラで5分、気になっていた花鳥の郷のササユリの様子を見に走りました。
郷の入り口ポールのすぐ左側に自然生えのユリが3輪、白い花を咲かせていま
した。〔写真4と5〕
 その30㍍先にも2本のユリが笹の奥で不安げに咲いていました。私たちが気に
とめながら笹退治を怠るなど世話をしなかったせいでしょうか。
 今年からはしっかり世話をし、自生地をよみがえらせたいも のです。
 そして入り口から300㍍、私たちの作業道にも一輪、ピンクの濃いユリが咲いていました。
 葉を4~5枚付け来年くらいには咲きそうなものが2本、発芽1~2年目の一枚葉
の苗も数本ありました。
 ササユリたちのそのたくましさに感動です。今、会員の庭で来春の発芽を待っている苗を成長させ、適地に戻す作業を成功させたいと考えています。

 小さなササユリの苗。村の中にササユリの花を増やそうと取り組んでいる私たちに希望と期待を持たせてくれる発見です。獣害・昆虫害・人害に合わず無事に成長して欲しいものです。