多摩川サイクリングロードの車窓から

空と海と激坂と 外房へGO!

 八街に飛ばされて初の休日、さあどこに行こうかと考えましたがここは千葉県東部。奥多摩もヤビツも箱根も遠すぎます。しばらくは比較的手近な房総半島の開拓にいそしむことにしました。手近といっても丘陵地帯まで片道70kmあるので大して近くもないのですが。

 房総半島は俺にとって未開拓エリア、走ったことの無い道がたくさんあるので当面は行く場所に困らないでしょう。

 

 今日の目的地は房総半島の丘陵地帯ですが、せっかくなのでいったん東に出て九十九里浜沿いの県道をひた走ります。と言っても、この道から海は見えません。道が広く信号も少ないので快適な道ではあるのですが。


 道をそれて海岸に出てみると、どこまでも続く一面の砂浜。神奈川県ではお目にかかれない光景です。この光景を見ると、海沿いに道を作らない理由がわかります。すぐに砂で埋まっちゃうのでしょうね。

 そして一宮・大多喜・養老渓谷を経て、今日のお目当てである麻綿原高原の林道へと入っていきます。

 麻綿原高原の林道は養老渓谷から安房小湊に抜ける道で、面白そうな林道はないかとルートラボでポチポチしてたら偶然見つけました。舗装道であることだけはストリートビューで確認しましたが、それ以外の予備知識は全くなし。はてどうなることやら。



 林道に入ってすぐに分岐がありました。右は通行止めの看板があるし左が正解かと思いきや、ここは右が正解。



 この林道は両側が崖になっているところが多いのですが、もちろんガードレールなんかありません。テープの仮柵がマイナー道っぽさを際立たせてくれます。



 この林道は途中にな~んにもなく、ただひたすら山の中。車はおろかバイクすら見かけません。傾斜は最大で12,3%くらいでしょうか?傾斜のきつさもさることながら、路面の苔を踏むと滑りそうなので気を使いながらゆっくりと前に進みます。



 ピークを越え、下りに入ってしばらくすると天拝園という寺院があります。どうやらアジサイの名所らしいですが、3月の今はだれもいませんでした。

 



 アジサイは咲いてなくても、登ってみるとちょっとした展望台。周囲の山と海が一望できます。



 そして安房小湊の海岸へ。今日の山はここで打ち止め、ここからは海沿いのサイクリングですが、今日は風が強いので難儀しそうです。

 

 とりあえず安房小湊の魚料理屋さんでお昼にしました。風が強くて寒かったので刺身という気分でなく、イサキの焼き物。



 今日のゴールは勝浦の予定ですが、海沿いの荒々しい風景を見たいので意図的に旧道を選んでいきます。この先に見えるのがおせんころがしで、かつては崖沿いが道路になっていたとか。





 最後は勝浦近くの八幡岬公園に。ここからは外房の海が一望できます。




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