多摩川サイクリングロードの車窓から

千葉北部の数少ない観光地?銚子を目指してみる

 八街というのはライド先が非常に限られた場所です。近くに山らしい山はなく、特に観光地があるわけでもない。房総の丘陵地帯は自走すると遠いし、輪行すればいいとはいえ毎週というのもちょっとマンネリになります。川崎からなら尾根幹・湘南国際村・ヤビツ峠・三浦一周など自走で行ける定番目的地がありましたが、そういうのがこちらには見当たりません。
 そこで今日は銚子を目指して走ってみることにしました。犬吠埼とかあるから何となく観光地っぽいし、漁港なのでおいしいお店もあるでしょう。多分・・・


 とりあえず九十九里浜に出て、海沿いを走れそうなところに行ってきました。場所はこちらになります。




 舗装道路があるとはいえやはり砂浜、砂がすぐ堆積してしまうみたいです。車ならいいでしょうけど自転車では実に走りにくい。


 砂があちこちに積もってるし、人も多いのでスピードは出せませんが、海と砂浜の間を走るのはなかなか気分がいいです。


 おいまじか。
 試しにちょっと入ってみましたが、やはり砂が厚くてまともに進めません。通り抜けできると思っていたのですが、あてが外れました。

 砂浜沿いに道を作るとこうなっちゃうんですね。砂を除去するには金も人手もかかるし、交通量の少ないこんな道にそこまでコストはかけられない、ということでしょうか。



 間をすっ飛ばし、犬吠埼までやってきました。灯台の上にいけば眺望がよさそうですが、ビンディングシューズで登るのも辛いので今回はパス。




 替わりにというわけではないですが、周囲を一回りしてきました。荒々しい風景はなかなかのものだけど、房総のほうでもこういう光景は結構あるので、銚子でならではという感じではないのが惜しいところ。雲が多くて視界が暗かったのもよくなかったかもしれませんけど。



 せっかく銚子まできたので、魚を食べて帰ることにしましょう。やってきたのは七兵衛というお店で、食べログでも高評価のお店なので混んでるかと思いきや、空いていたので拍子抜けでした。
 いただいたのは極上さば定食で、丼に乗っているのはしめていない生の鯖です。ゴマが効いたタレと相性が良く、実に美味しゅうございました。



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