いままでの奥多摩遠征はいずれも輪行でしたが、今回は往路だけでも自走で行ってみることにしました。多摩川民が奥多摩に行くなら、当然通るのは多摩サイです。いくらスピードが出しにくいと言っても、信号が無いのでどんな幹線道路よりも速いですからね。
今日は武蔵五日市から風張峠を抜けるルートにしましたので、羽村のちょっと手前、拝島駅近くの睦橋まで多摩サイを走ってきました。ここまで約50kmを2時間ちょっと。26,7km/h程度のノンビリペースで、です。信号が無いという恩恵はでかいです。
武蔵五日市駅を過ぎて、秋川渓谷の中をジワジワ登って行きます。この辺は山奥感があって良い感じ。
しばらく走ると、檜原村役場を過ぎて橘橋交差点。風張峠に行くにはここを左折ですが、右折して最初の寄り道をしましょう。
交差点から500m程度走ると、払沢の滝の入口。看板が出ているので見逃す心配はまず無いです。
わき道を少し進み、ここで右折して砂利道に入ります。自転車を置かせてもらって、ここからは徒歩。そこそこ距離があるので、ここに来るときはSPD推奨です。
渓谷沿いにしばらく歩くと、払沢の滝とご対面。近くまで寄ると気持ちがいいです。もっと上の方も滝が続いてるっぽかったのですが、登る道は無いみたいでした。
日本の滝100選にも入っているそうで、奥多摩ではここが一番メジャーな滝。最初にこれを見てしまったから、これから見る滝はショボく感じてしまいそうです。
橘橋交差点に戻り、風張峠方面にほんのちょっと行った所にあるのがこのたちばな家。正直味はあまり期待してなかったのですが、ラーメンは結構うまかったです。ちょっと油が多いかなと思いましたが、オーソドックスな味で落ち着きます。
この店、中は小奇麗だし、トイレはウォシュレットだし、カウンター席は渓谷に面してるので景色を眺めながら食べられるし、と休憩場所として価値が高いです。寄って見て損は無いでしょう。
ちなみに、たちばな家の裏手に吉祥寺滝があるようです。店の隣のここから降りていきます。
・・・これ?前後を見渡しても他に滝らしきものは無いので、これなんでしょうね。
滝って言うか、ただの段差だよなぁ。
気を取り直して、先に進むとしましょう。
数馬温泉を過ぎると傾斜がきつくなり本格的な登りに入りますが、そこから1kmほど進んだところにあるのが、この九頭龍の滝。檜原街道の進行方向右側に看板があり、そこから斜面を下りたところにあります。さっきの吉祥寺滝がショボかっただけに、立派に見えます。
上の方にも滝が見えますが、ここでも道が発見できず上に行くのは諦めました。
さらに少しだけ進み、料金所跡地の目と鼻の先にあるのがこちら夢の滝。ここは道路から直接見えるのですが、都民の森までもう一息というポイントにあるせいか、滝に目もくれず登っていく人がほとんどみたいです。
夢の滝から少し登れば都民の森に到着です。今日も駐車場は満車、自転車もご覧の通りたくさん来てました。
焼き団子を売ってたので食ってみましたが、まあ普通、かなぁ。
この後はごくオーソドックスに風張峠を越え、奥多摩湖を抜けて奥多摩駅へ。この時点で15時半だったし、脚に疲れもきていたのでここから輪行で帰還しました。
今回は奥多摩周遊道路ルート沿いの滝を見て廻ったわけですが、次回は他の滝も回ってみることにしましょう。奥多摩は懐が深いですね。
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