多摩川サイクリングロードの車窓から

HINODEステージ試走 そして大ダワ

先々週はインフルエンザでダウンし、その煽りで先週は仕事が立て込み、そんなこんなで4月に入ってからほとんど自転車に乗ってない俺ですこんにちわ。
そろそろヒルクライムのシーズン。とゆーか来週に今年緒戦の東京ヒルクライムHINODEステージがあります。やばいです。明日はどうやら雨風が強くて乗れそうも無いし、せめて今日のうちに乗っておかねば。


問題のHINODEステージのコースがこちら。去年参加してるとはいえ、コースの詳細なんか覚えていません。ならば練習を兼ねて試走にでもいってみますか。



朝6時半頃に出発し、多摩サイ→都道184号のルートで日の出町へ。コース近辺に着くと自転車乗りを多数見かけました。ほとんどの人は来週のレースの試走だったのでしょうね。


コースに入ってからしばらくすると、だんだん傾斜がきつくなってきます。そこに見えたのが、やや季節はずれの桜並木。まあ・・・来週には散っちゃってるんでしょうけども。



この分岐を右に向かい、つるつる温泉の前を通ります。「生涯青春の湯」とかいうマイナー感溢れるコピーがついていますが、JR武蔵五日市駅から「つるつる温泉行」というバス路線が設定されるほどのメジャー施設。あなどれません。

一時間に1本しかないのは秘密でござるよ、ニンニン

そしてここから急激に斜度があがります。具体的には、10%を下回ることはほとんど無く、最大斜度は20%近く。和田峠と同レベル、と言えばわかりやすいでしょうか?アレよりは少し短いですが。



ゴール地点の梅ノ木峠に到着。見晴らしが良いところですが、送電線がモロに見えちゃうのが玉に瑕でもあります。
タイムのほうはというと、試走なので本気モードで登って32分ちょっと。去年のレースのタイムが28分30秒くらいでしたから、微妙なタイムでしょうか。レース本番になればタイムは確実に縮まりますが、この短いレースで3分半縮まるかと言うとね。
30分くらいで走れれば、去年より良いタイムが出せる可能性が高いと思っていたのですが。

今日の目的はこれで達成しましたが、まだ時間は11時前。帰るにはちょっと早いので、もうちょっと足を伸ばしましょうか。梅ノ木峠から多摩川沿いに抜ける林道が使えればよかったのですが、どうも通行止めになってるっぽかったのでいったん引き返すことにしました。
というかですね、この時突然トイレ(大)に行きたくなり俺のケツがマッハ状態だったのです。急いでダウンヒルをして、肝要の里に駆け込んでぎりぎりセーフ。あーよかった。間に合わなかったら、このエントリーのタイトルが
【悲報】俺氏、奥多摩の山中で野外プレイ
になってたことでしょう。


ケツが落ち着いたところで今後のルートを検討し、以下のプランで行くことにしました。

1.ホオバ沢林道から梅ヶ谷峠経由で多摩川に抜け、


2.そのまま奥多摩駅まで遡り、

3.鋸山林道越えで檜原村に出る。



鋸山林道は初めて通る道なので時間が読めませんが、遅くとも5時前には武蔵五日市駅に着くだろうから、そこから輪行で帰る。これで行くことにしました。

ええ、今日は南東の風ですからね。奥多摩から自走で帰ろうとしたら延々と向かい風なので、最初から帰りは輪行するつもりでしたとも。



まずはホオバ沢林道の入口。初手から斜度が・・・w クリートがなかなかはまらず、苦労しました。


林道なので、行政による管理はあまり行き届いていません。こんな風に落石が放置されていたり、


落葉が堆積してたりします。


景色は総じてよくないのですが、1箇所だけ伐採されて見通しの良い場所がありました。



林道を抜け、多摩川沿いに出てすぐのところにあるへそまんじゅう本舗で休憩。持ち帰りもあるのですが、その場で食う人には熱々のを渡してくれます。既に峠を2つ越えてますからね、おやつくらい食べないとね。
休憩しながら考えてたのは、昼飯をどこで食うか?どうやら奥多摩駅近くにオムライスのいい店があるらしいので、そこに行ってみることにしました。ここから奥多摩駅まで16km、登り基調とはいえ1時間はかからないはず。



そしてやってきたのがこちら、農家ヘムロック。老夫婦がやっている洋食店で、メニューがオムライスとカレーの2つだけという漢らしさです。



頼んだのは「トロトロオムライス」750円也。
食ってみると、フワフワではあったけどトロトロではなかったかなぁ。それに加えて、どういうわけかケチャップの酸味が強く、すっぱいものが苦手な俺には辛かった。
ネガティブなことを書きましたが、お客さんは続々とやって来ており人気店であることは間違いなさそうです。次に来る時はカレーにしてみようっと。



腹ごしらえがすんだところで、鋸山林道に挑むことにします。大ダワとも呼ばれるこの道は奥多摩地区有数の激坂として知られており、今回が初挑戦。入口は奥多摩駅から少し西に行ったところにあるのですが、気をつけていないと見落としてしまうでしょう。



登り口はこんな感じ。いい具合に不穏な雰囲気です。

登っていくと、梅ノ木峠にあったような20%に迫る激坂はありませんが、8~12%程度の坂が延々続き休む所がありません。この坂の標高差は約700m、ヤビツ峠や風張峠といった大型峠と同じくらいです。脚にダメージがたまった状態でここに挑むのは無謀だったようで、半分登ったあたりで脚をついてしまい、以後は頻繁に休みながら登ることになりました。



中央の上のほうにガードレールが見えるでしょうか。あんなとこまで登るのかよ!このあたりで心を折られて脚を付いてしまった記憶がありますね。



こんな巻き貝もあります。もちろん少しでも斜度が低くなるようにアウトコースで登りましたとも。



こ れ は ひ ど い
路面状態は総じてよくないのですが、登っていくにつれて酷くなって行きました。



ボロボロになりながら、どうにか一番上に到着。どうやらハイキングコースが集まる地点のようで、案内板やトイレなどがありました。自転車乗り的には特に眺望が良いわけでもなく見所は無いので、さっさとダウンヒルに入ります。



奥多摩側に比べ、檜原村側のほうが道の雰囲気が良いですね。川に沿っており、渓流感溢れるからでしょうか。道路状態も奥多摩側に比べればだいぶマシでした。



だいぶ降りてきたところで、神戸岩に到着。正面のトンネルがかなり不気味です。



その脇にこんなルートがあります。チェーンを伝っていくのか。ビンディングシューズで行けるのか?と疑問はありましたが、とりあえず突撃してみることにしました。分別ある40台オッサンの行動とは思えんな、おい。



振り返ってみると、水はキレイなんですがね。落ちたらタダじゃすまない感が満載です。



あの挟まってる丸太は何なんでしょうかね。



元の場所に戻ってトンネルを抜けると、神戸岩を遠くから眺められるポイントがありました。中国の山水画のようで、日本ぽくない光景です。さっきの渓谷はこの岩をブチ抜いていたんですねぇ。



神戸岩を抜けると武蔵五日市駅まであと少し。途中にあるちとせ屋で最後の休憩、卯の花ドーナツ90円也。思ったより甘さ控えめで食べやすかったですね。もう1つ行っても良かったかな。




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