今年度後期、一コマだけですが、滋賀県立大学で非常勤講師として教えることになりました。
「環境動物学」という講義を担当します。
(年明けに決まったため、シラバスの差し替えが間に合わず、前任の先生のものが掲載されています。)
講義では、シラバスに掲載されている授業概要を踏まえつつ、講義の内容を一部差し替え、事例紹介に哺乳類の話題を増やす予定です。
私の得意分野の話をどんどんやって下さいと言われているので、どんな内容にしようか、あれこれ考え中。
もちろん、カヤネズミの話もします!
また、研究関連のフィールドワークについて、某所から支援金をいただけることになりました(内定したところなので、詳細はまた後日)。
それから、4月から西山自然保護ネットワークの会員になりました。
一昨年から参加している保全生態学勉強会の中心メンバーの方々がこちらの会員で、それが縁で、西山のカタクリの保全活動に関心を持ちました。
カヤネズミの研究を始めてから、山からは遠ざかっていたので、久しぶりの山歩きが楽しみです。
今年度はいろいろと活動の幅が広がりそうで楽しみです。
新しいフィールドを開拓する気持ちで、取り組んでいきたいと思います。
我が身を振り返ってみれば、よく「○○せなアカン」とか「もうあかんわー」とか言うてました(汗)
そんな自分をポジティブに変えるため、「アカン貯金」を始めることにしました。
1回「アカン」と言うたびに10円チャリンと入れます。
ダンナには「こんな小さい貯金箱で入りきらんのんとちゃうんか?」と言われましたが・・・
まあ、これくらいにとどめておきたいという決意の表れです(きっぱり
お店は烏丸二条にありますが、散歩を兼ねて、河原町丸太町から烏丸通りを四条までぶらぶらと1時間くらい。
そうしたら、結構おしゃれなカフェやレストランが増えていて、びっくり。
御池界隈などは、殺風景なオフィス街という印象でしたが、古い銀行などの建物が改装されてカフェや雑貨屋に変わっていたり、大型の本屋がオープンしていたり。
河原町では、昔からの喫茶店がどんどん閉店して、私が学生の頃に隠れ家にしていた空間が無くなっていき、代わりにコンビニなどが増えて、どんどんつまらない街になっていくのを残念に思っていただけに、思いがけず楽しい散歩になりました。
今度は明るい時間にゆっくりあちこちのお店をのぞいてみたいなぁ。
「雨水」の季節を迎えても、相変わらず京都は寒い日が続いています。
寒い時期は、猫をはべらせて、コーヒーを飲みながら本を読むのが幸せですが(笑)、春に向けて芽吹きの準備が進む気配を感じるこの時期になると、そろそろフィールドに出たくなります。
先日、写真展に来てくれた、中学時代からの友人の戸嶋道子さんが、ブログに記事を書いてくれました。
カヤマップやポストカードもたくさん買ってくれてありがとう。
→「カヤネズミ研究者に会いました。」-洛書き
「桂川の草むらの中の小さな誰にも気づかれない世界に踏み入れたような気がして」と感じてくれたことが、とても嬉しくなりました。
身近な生き物を守るためには、その地域にすむ人たちの「守りたい」という思いが、一番大きな力になります。
だから、いろいろな人にカヤネズミの存在を知って貰う機会をもっともっと増やしたいと考えています。
気がつけばカヤ日記も15年目になりました。
相変わらずの不定期連載ですが、春からまたぼちぼちと、ブログを通じてカヤネズミのすむ草むらの生き物たちの姿を伝えていきたいと思います。
写真は、カヤネズミ写真展に来て下さった方から、差し入れにいただいた月一日菓店の生菓子。
月に一度、店頭販売されるとか。
たまたまその日が販売日だったそうで、幸運のおすそわけをいただきました。
友人Mからのいただきもの。いちご柄の手ぬぐい「いちごものがたり」。
手彫りで型をおこして染める、昔ながらの「注染」という技法で染められています。
宮城県の山元町社会福祉協議会「工房地球村」の復興再生プロジェクトの第1弾として、地域の特産品であるイチゴをモチーフとして制作されたそうです。
以前も書きましたが、山元町には昔、カヤネズミの調査で訪れたことがあります。
手ぬぐいを送ってくれた友人には話していないので、不思議な縁を感じました。
あの風景がもう一度戻ることを願い、微力ながら本ブログでも紹介させて貰います。