奴留湯温泉と杉皮葺民家 熊本県小国町北里

2011-11-26 | 温泉

黒木町から目的の別府までは一般道で行こうとR442を矢部川に沿って車を進めると、山深い渓谷を高度を上げて行く。下調べもせずナビ相手のドライブで、気が付くと熊本県に入ってビックリ。
道路沿いに茅葺風の民家を発見して車を止める。
カメラを構えていると地元のおばちゃんが声を掛けてきた。「少し茅葺と雰囲気が違うけど?」と聞くと、「この辺は杉皮葺なのだ」と教えていただく。

ナビが直ぐ近くに温泉を表示していたので聞いてみると、「ぬる湯ネ!直ぐそこだから入っていったら。ヌルイよ!」と指差して教えてもらう。
この共同湯は、ぬる湯と呼ばれているらしいが、正式は奴留湯温泉か?殿様随行の奴が長湯をして疲れをとったので名が付いたそうだ。郵便受けのような料金箱に200円をほり込んで入る。
少し硫黄臭のする透明な湯がダブダブと流し込まれる小さな湯舟の底は20センチ位の河原の石が並べられている。石の下からも湯が出ているのだろうか?
さすがに、この時期身体は暖まらなかったが、良い湯だ。

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